料理をする時には様々な調理器具や調理道具を使いますが、フライパンもその中のひとつです。
フライパンは各家庭に1つはあるもので料理をする時ではかなりの頻度で使う事になり、出来れば便利で高機能なフライパンを使いたいものです。
また料理が好きな人やこだわりの調理器具を持ちたい人には、今は高品質で料理人の心をくすぐる質のいいフライパンが多数あり、様々なメーカーから出ています。
ここではフライパンの種類とそのメリット、フライパンを選ぶ時のポイント、オススメのフライパンをシェアしていきましょう。
目次
フライパンにはどんな種類がある?
フライパンの種類は数多くあり、大きく分けると素材、大きさ、機能、メーカーなどに分ける事ができてそれぞれ特徴があります。
その中でも素材による違いがフライパンの特性を大きく分けるものになり、鉄、銅、アルミ、ステンレス、チタンなどの種類に分かれています。
それぞれのメリットは以下の様になっています。
・鉄製フライパン
昔からある素材のフライパンで丈夫で長持ちのため、長年使い続けていくと油が染みこみ焦げ付きにくくなるといったメリットがあります。
・銅製フライパン
熱伝導率では他の素材とは比べ物にならないほど高く、アルミニウムと比べると約2倍の熱伝導率で鉄と比べると約5倍の熱伝導率となっています。
・アルミ製フライパン
軽い事が一番のメリットで、熱伝導率も高いのでパスタなどを作る時に向いているフライパンになります。
・ステンレス製フライパン
錆びにくく長い時間きれいな状態のままで使い続けられるフライパンで、熱が冷めにくいため保温調理にも向いています。
・チタン製フライパン
軽い上にとても丈夫な事がメリットで、値段は高めですが料理を本格的に家庭でする人に向いているフライパンになります。
素材で分けるとこれらが主な種類になり、大きさや機能を付加価値として付け加えて考えるとかなりの種類の数になってきます。
そのため、フライパン選びにこだわる時には自分にあったフライパンを選ぶ事が一つのポイントになって行きます。
フライパンを選ぶポイントその1. 素材
フライパンを選ぶ時にはやはり素材が大きなポイントになってきます。
先ほど紹介したものはフライパンの本体の素材ですが、コーティング素材なども様々あります。
フッ素コートやダイヤモンドコート、セラミックコートなどがありそれぞれ特徴やメリットを持っているので、コーティング素材を見て選ぶ事もひとつのポイントになります。
フライパンは本体の素材の熱伝導率とコーティング層による表面の焦げにくさなどの組み合わせがあり、その辺りを抑えておくと良いでしょう。
ポイントその2. フライパンごとの付加価値
素材だけではなく機能などの付加価値で選ぶと、自分に合ったフライパンを見つけやすくなります。
フライパンの機能で便利なものには、取っ手が取れるタイプ、仕切りがあるタイプ、底が深いタイプ、IH対応のタイプ、蓋が自立するタイプ、ガラス蓋のタイプなど他にもありかなり充実しています。
自分に合ったフライパンはやはり使いやすさが一番で、機能や付加価値が充実していると調理もしやすくキッチン周りを広く使う事もできます。
ポイントその3. 料理のジャンルから選ぶ
どの様な料理をするのか、どの様な料理がしたいのかを基準する事でも自分に合ったフライパンを選ぶ事ができます。
肉料理をしたいのであれば厚めのフライパンの方がよく、オールマイティーに使いたいのであれば底が深いフライパンが良いでしょう。
また、パスタなどをメインに作りたい人ではアルミ製の軽くて水分が蒸発しやすいものが適しています。
その他にも保温調理などを主体にフライパンを使いたいのであればステンレス製が便利になってきます。
フライパンは多くの種類があり、料理にこだわりたい人であればその料理ごとのフライパンを使い分ける事で、より一層美味しく調理をする事ができます。
迷ったらこれ!オススメのフライパンをピックアップ
1. ティファール「IHハードチタニウム・プラス 」
チタンは金属合金のなかでも軽くて丈夫なものですが、その強靭なチタンコーティングされたフライパンではティファールの「IHハードチタニウム・プラス」がオススメになります。
IHハードチタニウム・プラスの特徴は、こびつかない、傷がつきにくい、摩擦に強い、熱変形しずらいといったものが特徴で、ティファールならではのフライパンとなっています。
サイズは21cm、24cm、26cm、28cmがあり家庭で使うならば大きすぎず広々使える26㎝がベストサイズ。
ティファールの特徴でもある、取っての取り外し機能も今では当たり前のようになりましたが、やはり便利なもので欠かす事ができません。
表面はチタンコーティングされてあるので、食材が焦げるまで加熱してしまったとしてもフライパン自体が焦げる事はありません。
耐久性が高く摩擦にも強いフライパンでありながらIHにも対応しているので、ティファールの調理器具の中でも人気のモデルです。
2. 和平フレイズ「Dish&Chill」
「Dish&Chill」シリーズは、本体にアルミニウムを使用し、熱伝導がよく底が厚いので、熱ムラが少なく、調理しやすいメリットがあります。
「Dish&Chill」シリーズのIH対応オンザテーブルパンは、調理した後、食卓にオンザテーブルしやすいよう、
調理してそのまま食卓に乗せて食べることができるので熱々の料理を美味しく食べることも出来ますし、フライパンの内面にはこびりつきにくいように凹凸コーティング(
ちなみに、和平フレイズさんのサイトには日々の生活や料理に関するコラムなど、主婦の方に役立つ情報がたくさん載っています。
今晩のレシピに悩んでいる方も是非参考にしてみて下さい!
http://wahei-j.jp/
3. AUX 「大人の鉄板 フライパン 26cm」
AUXの「大人の鉄板 フライパン 26cm」は、まさに大人のフライパンでこだわりを感じる作りをしています。
持ち手は渋い色目のオイル仕上げされた天然木となっているので、使い続ける事によって徐々に渋く洗練された持ち手になっていきます。
大人の鉄板の特徴のひとつでもある均一に広がっていく熱伝導では、熱源から水平方向に均一に広がっていくため食材全体をまんべんなく火を通す事ができます。
特に肉料理ではその特徴が顕著にわかり、肉の表面はほどよく均一に焼いていくためムラなく美味しく焼き上げる事ができます。
フライパンとしてはやや重たさを感じてしまいますが、そのデメリットを帳消しにできるほどのポテンシャルを持っているフライパンで、肉好きにはぜひ持っておきたい大人のフライパンです。
4. ユーロキッチンかさい「magpan(マグパン)」
「magpan(マグパン)」は世界で初めてマグネシウムを素材にして作られた鋳造フライパンで、アルミニウムのおよそ3分の2という軽さです。
本体の95%がマグネシウム合金で作られているため、マグネシウムの遠赤外線効果と熱伝導率の高さを活かし、アルミ製・鉄製のフライパンにはないメリットがあります。
マグネシウムはアルミや鉄よりも軽く熱伝導率が良いため、マグパンはフライパン調理での重さや温まりにくさなどのデメリットを解消してくれます。
実際に調理してみると熱伝導率と蓄熱能力がとても高いので朝の忙しい時間の手早い料理にはとても助かり、実践的なフライパンとしてもオススメします。
また、こちらのマグパンはガス専用のフライパンになっているので、IHでは使えないタイプとなっています。
まとめ
いかがでしたか?普段の料理で使う機会の多いフライパンだからこそ、選ぶときにはこだわりを持って選んだ方が愛着もわきますし、何より料理が楽しくなりますよね。
今回紹介したフライパン以外にも素敵な商品はたくさんあるので、前半で紹介した「フライパンを選ぶポイント」を参考に、是非好みのフライパンを探してみてください!