最近では、ゴミ箱もバラエティ豊かになり、おしゃれなデザインのものも増えてきました。
どうせ部屋に置くなら、かわいらしいものや清潔感のあるものを選びたいですよね。
その一方で、ゴミ箱としての役割も忘れてはいけません。
そこを疎かにすると、ゴミを捨てにくくなったり、ゴミ箱自体が汚れたりして、かえって部屋が散らかってしまうこともあるからです。
では、いったいどのようなゴミ箱を選べばより快適な暮らしになるのでしょうか?
ここでは、そのポイントやおすすめの商品について紹介していきます。
目次
丁寧に選ぶならここを確認!ゴミ箱を選ぶポイント
「大きさ」
ゴミ箱を選ぶときは、まず「大きさ」について考えましょう。
ゴミは、一日に何度も捨てるものです。
ですから、できるだけ自分が捨てやすいサイズを選ぶのがおすすめです。
ここでいう「捨てやすさ」は、ゴミ箱の使い方や置き場所によっても変わってきます。
たとえば、リビングやデスクまわりなら、座ったまま捨てられるように背の低いタイプが向いています。
逆に、つねに立って動き回るキッチンでは、背の高いゴミ箱のほうが捨てやすくなります。
もちろん、部屋のサイズとのバランスを取ることも大切です。
あまり大きなゴミ箱を置いてしまうと、スペースを取って邪魔になるだけではなく、見た目にも圧迫感が出て狭いイメージになります。
基本的に、ゴミ箱はあまり目立たないようにしたいものですよね。
その点を考えて、大きさと合わせて素材や色合いなども、できるだけ部屋の雰囲気になじむものを選ぶようにしましょう。
「衛生面」
ゴミ箱にとっては、「衛生面」も見のがせないポイントです。
ゴミをためておくためのものなので、長い間使っていると、どうしても内側に汚れや匂いがこびりついてしまいます。
その点、二重構造になっていてインナーを簡単に取り外せるタイプだと、掃除もしやすいのでおすすめです。
素材は、プラスチック製のものだと水洗いもできて便利です。
特に臭いが気になる人は、臭いが移りにくい金属製を選ぶといいでしょう。
生ゴミに使用する場合は、臭いや虫が寄ってくるのをふせぐためにもフタ付きが必須です。
ただし、隙間があるともれてしまうので、かならず密閉できるものを選びましょう。
フタも意外と汚れやすいので、取り外して洗えるのかもチェックしてください。
ほかにも、消臭加工や抗菌加工をほどこしたものもあるので、衛生面が気になる人にはおすすめです。
「容量」
ゴミ箱の「容量」は、ライフスタイルに合わせて考える必要があります。
たとえば、キッチンでは生ゴミもふくめ、毎日かなり多くの量のゴミが出ます。
そのような場所では、ゴミ箱の容量も多めにしておいたほうがよいでしょう。
逆に、寝室ではそれほどゴミも出ないので、容量は少なくても問題ありません。
あまりたくさんの容量があると、かえってゴミをためてしまいがちになるので気をつけてください。
ゴミ箱の容量は、ゴミを出すペースも基準にしてください。
たとえば、回収日が週に何度あるかによって、必要な容量も変わってきます。
ゴミ箱で分別しておく場合は、可燃ゴミと不燃ゴミなどの種類によっても変わります。
目安としては、ゴミ出しまでの期間に8割ぐらいたまる程度がちょうどよい容量です。
自分で分からない人は、ゴミ袋に容量が記されているのでそれを参考にしてください。
「使いやすさ」
ゴミ箱は毎日使うものなので、「使いやすさ」も重要なポイントです。
たとえば、フタ付きのゴミ箱は衛生面ではとても役立ちます。
一方で、ゴミを捨てるときにいちいちフタを開けなければいけないというのはけっこう手間がかかるものですよね。
そこで、ペダルやセンサーでフタを開けるタイプのものなら、両手がふさがっていたりしても簡単に捨てることができます。
また、リビングや寝室などのように紙ゴミがほとんどの部屋では、はじめからフタがないもののほうがよいかもしれません。
ほかにも、ゴミ箱にあると便利なのが、内側に袋をかけておくためのフックです。
ただ取りつけやすいというだけではなく、袋の端が外にはみ出さなくなるので、見た目にもとても清潔感があります。
キャスター付きのゴミ箱は、部屋を掃除するときなどに移動させやすくなります。
2輪タイプならかたむけないと動かないので、安定性にも問題ありません。
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リス株式会社「コンテナスタイル5 CS5-20JP/JF ピンク」
「コンテナスタイル5 ピンク」は、落ち着いたほのかな色合いのピンクで、女性の部屋にもぴったりのゴミ箱です。左が天面部にステンレス製の投入口がついている「CS5-20JP」で、右が一枚フタのつくりになっている「CS5-20JF」です。
リビングに置いても、落ち着いた雰囲気でよく馴染んでくれるでしょう。20JPの投入口にはフタが付いていますが、そのまま押し込めるプッシュタイプなので、わざわざ開け閉めする必要はありません。
フタはステンレス製なので、汚れても簡単に拭き取ることもできます。また、2つのゴミ箱の上部には凹みがあり、そこに同じシリーズの「コンテナスタイル5」を積み重ねることができます。これを利用すれば、狭いスペースでも多くのゴミを捨てることができるようになります。
底部にはスチール脚があるので、倒れるような心配もありません。
一方、横にならべたいときには、左右のジョイント部分で連結させることもできます。ゴミを分別したいときなどにはとても便利です。
カラーはホワイトもあるので、組み合わせ次第でとてもおしゃれな空間を演出できるでしょう。
シービージャパン「タッチレスボット トラッシュカン」
とてもコンパクトで、丸い筒のようなかわらしいデザインのゴミ箱です。
本体の上部側面にセンサーがついていて、そこに手をかざすだけで自動的にフタが開きます。
フタは開いたあと、5秒ほどでまた自動的に閉じるので、手を使う必要はいっさいありません。
特に、調理中のキッチンやメイク中の洗面所のように、両手がふさがりがちな場所ではとても役立つゴミ箱です。
高さは18cm程度で、トイレの狭いスペースなどにも十分置くことができます。
また、スチール製の本体とは別に、中に樹脂製のインナーが入っています。
ゴミ出しのさいはインナーだけを簡単に取り外すことができ、汚れているときにはそのまま洗うこともできます。
電源にはアルカリ単4形乾電池1.5Vを3本使用し、コンセントも必要ありません。
岩谷マテリアル「ENOTS サイドテーブル」
丸みをおびた、まるでインテリアのようなデザインのゴミ箱です。
ホワイトとベージュの2種類のやわらかいカラーは、どのようなスペースにもなじむでしょう。
その最大の特徴は、ゴミの投入口が側面にあるという点です。
上部は平らになっているので、そこに物を置いたりすることもできます。
ベッドやソファの脇に置いて、スマホやリモコン、飲み物などを載せるサイドテーブルとしても利用することができます。
ゴミの投入口はなめらかな曲線で大きく開いており、とても捨てやすくなっています。
内側には袋止めがあって、ゴミ袋やレジ袋などをセットすることもできます。
袋が外にはみ出さないので、インテリアとしての見た目をそこなうこともありません。
使い方次第では、ゴミ箱以外にも、小物入れやマガジンスタンドにもなります。
まさに、くつろぐためのスペースにぴったりのゴミ箱です。
まとめ
ゴミ箱は、けっして普段から目立つような家具ではありません。
むしろ、陰で私たちの生活を支えてくれている存在だといってもいいでしょう。
だからこそ、その使いやすさやインテリア性に注目することで、日々の暮らしをより快適なものにしてくれる可能性があるわけですね。
そして、そのときに大切なのが、自分のライフスタイルや環境に合ったものを選ぶ、ということです。
ぜひ、ぴったりのゴミ箱を見つけて素敵な部屋づくりを行ってみてください!