布団が臭い!においの原因から予防方法まで

布団から漂う臭いが睡眠の妨げになったり、気持ち悪いと感じたりする人もいるのではないでしょうか。梅雨の時期などは外に干すこともできず、なかなか臭いを取ることができません。この記事では、天日干しできない日でも布団の臭いを取り除く方法や、予防する方法などを紹介します。臭いの原因も解説するので、原因に応じて対処方法を変えてみましょう。

布団が臭い原因

布団の臭いを取るには、その原因を知り、適切に対処する必要があります。具体的にどのような原因があるのか見ていきましょう。

#皮脂や汗による臭い

人は寝ている間にも汗をかいています。汗自体に臭いはありませんが、菌が汗を分解・変質することで臭いを放つようになります。また、体から出てくる皮脂も臭いの原因です。布団が直接肌に触れている部分は、体から出てくる皮脂が付着します。この皮脂は時間の経過とともに、臭いを放つほか、黄ばみの原因にもなります。

#カビによる臭い

汗の付いた布団は湿気も内部に溜め込んでいます。朝起きて掛け布団をそのままにしている場合、湿気はほとんど乾燥しません。湿気が残った布団はカビが発生しやすい状態となり、カビ特有の臭いを放つようになります。

#加齢臭による臭い

人の体は性別に関係なく、年齢を重ねることで加齢臭を放つケースがあります。10~20代でもストレスや食生活の乱れ、悪い生活習慣などが理由で加齢臭を放つ人もいます。加齢臭は布団にも染み付いてしまうので、嫌な臭いの原因の1つです。

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布団の臭いを取る方法

布団に染み付いた臭いを取る効果的な方法は天日干しですが、雨や曇りで布団が干せないときもあります。このような場合は以下のような方法を試してみましょう。

#消臭スプレーを使って臭いを取る

臭いの根本的な原因を必ずしも取り除けるものではありませんが、消臭スプレーを使うことで布団の嫌な臭いを抑える効果に期待できます。スプレーによっては寝具用のものも販売されているため、即効性に期待できるアイテムです。

また、除菌効果を持ったスプレーであれば、雑菌が原因となる臭いを抑えるほか、カビの繁殖などを予防できる可能性もあります。使用する際は、スプレーの注意事項を読み、商品ごとの正しい使い方を心がけましょう。

#布団カバーを洗濯する

布団の臭いを何度取り除いても臭いが残っている場合は、布団カバーに臭いが移っている可能性があります。布団カバーは洗濯機で洗えるものも多く、乾燥機を使ってしっかり乾かすこともできます。1週間に1回程度は布団カバーを洗って、臭いを除去しましょう。暑い時期は汗をかきやすく、布団にも多くの水分が吸収されているので、洗う頻度を多くする必要があります。

#エアコンや自然の風を使って除湿する

湿気が原因で臭いを放っている場合、エアコンの風で除湿することができます。室内に椅子をいくつか並べ、その上に布団を置きます。布団全体に風が当たるよう、重なっている部分がない状態で設置しましょう。あとはエアコンの風を布団に直接当てるだけです。

消臭スプレーと併用すると、より効果を発揮できます。ただし、エアコン内部が汚れていては、布団を汚してしまい、余計に臭いがキツくなる可能性もあります。場合によっては、カビを余計に付着させてしまう恐れもあるので、エアコン内部はあらかじめ掃除しておき、綺麗な状態で行うことが大切です。

また、エアコンで除湿することに抵抗がある場合は、部屋の窓を開けて自然の風を通すことでも除湿効果に期待できます。注意点として、これらの方法は天日干しと同様の効果をもたらすものではありません。あくまでも布団の湿気を少しでも取り除く方法なので、天気の良い日は天日干しする必要があります。

布団に臭いがつかない予防方法

嫌な臭いを布団からさせないための予防方法としては、通気性を良くする、除湿・防臭効果のあるカバーを使う、カバーをこまめに交換するなどがあります。

#通気性を良くして予防

臭いの原因となる湿気を毎日除去することで、嫌な臭いの予防につながります。天日干しできない日でも、室内の通気性の良い場所に布団を置いておくだけで予防効果に期待できます。掛け布団をめくっておくことでも、湿気を多少取り除くことが可能です。

また、寝ているときに湿気を溜めないようにするため、布団の下にすのこを敷く方法もあります。すのこを敷くと通気性がアップして、布団に溜まった汗が乾きやすいです。

#除湿・防臭効果のあるカバーで予防

布団カバーやシーツには、除湿・防臭効果のあるタイプが販売されています。天日干しや洗濯がなかなかできない場合、このようなカバー・シーツを使って臭いを予防しましょう。特に、除湿効果のあるタイプは布団へ湿気が溜まるのを防ぎ、カビや雑菌の繁殖を防ぐ効果に期待できます。定期的に洗濯機で洗いつつ、清潔を保つことも大切です。

布団を清潔に保つことを心がけよう

布団を天日干しできない日が続いたとしても、嫌な臭いの原因を取り除き、臭いの発生を予防する方法はいくつかあります。どの方法にも共通して大切なのは、布団やシーツなどの清潔を保つことです。定期的にシーツやカバーを変える、布団を除湿するといった対処方法を継続して、布団が内側から汚れていくのを防ぐよう心がけましょう。

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