ワイシャツの襟元の黄ばみや黒ずみ。誰でも1度は困ったことがあると思います。漂白剤を使用しても効果がない。そんな時は、やり方を変えてみましょう。漂白剤の使い方次第で黄ばみを落とすことが期待できますよ。今回は、ワイシャツの黄ばみの原因と落とし方、あらかじめ黄ばみを防ぐ方法をご紹介します。
目次
ワイシャツの襟の黄ばみの原因とは
ワイシャツの襟の黄ばみは皮脂が原因です。そして皮脂にホコリやチリが溜まることで黒ずんでしまうこともあります。襟周りは、首や肩と擦り合ってしまう場所なので、汚れが繊維の根本まで入り、通常の洗濯では黄ばみや黒ずみが取れないのです。
5分の黄ばみを落とす方法
軽い黄ばみであれば5分で落とすことが期待できます。その方法をご紹介します。
用意するもの
- 食器用洗剤
- 洗面器
- 40°以上のぬるま湯
食器用洗剤だけではなく、メイククレンジングオイルでも代用は可能です。
落とし方
- 洗面器にぬるま湯を入れ黄ばみ部分を軽く濡らす
あらかじめ濡らしておくことで、生地と洗剤が馴染みやすくなります。 - 黄ばみ部分に直接洗剤を薄く塗る
- 生地同士を擦り合わせるように手もみ洗いする
- 汚れが落ちたらぬるま湯で洗い流し、洗濯機にかける
この方法はあくまで軽い黄ばみに対してです。
30分で黄ばみを落とす方法
先程の方法で汚れが落ちない場合や、黒ずみを落としたい場合はこちらの2つの方法を実践してみましょう。
用意するもの
- 洗面器
- 塩素系漂白剤or酸素系漂白剤
- 40°以上のぬるま湯
落とし方
- ぬるま湯に漂白剤を入れる
- 30分浸けおきする
- そのあと、ぬるま湯ですすぐ
- 洗濯機にかける
ポイント
- 塩素系は白い衣類(ワイシャツ)のみにしか使用しないでください。酸素系は色物の衣類にも使用できます。
- 商品により漂白剤の量を調整してください。また、浸けおきの時間も定められていますので注意しましょう。
最も効果が期待できる方法
このやり方は、最も強力な方法です。色や柄が落ちる可能性があるので、白いワイシャツのみに実践してください。
用意するもの
- 酸素系漂白剤
- 重曹
- スチームアイロン
- 洗面器
- 40°以上のぬるま湯
- 歯ブラシ
落とし方
- ぬるま湯に漂白剤を溶かす
- 漂白剤と重曹が2:1の割合にして混ぜ合わせる
- 漂白剤と重曹の液体を歯ブラシで黄ばみ部分に塗る
- アイロンのスチームを生地に触れないようにあてる
- 汚れが落ちたら水ですすぐ
- そのあと洗濯機にかける
スチームアイロンが無い場合は、ドライヤーでも代用可能です。
黄ばみを防ぐ方法
新品のシャツや汚れた落ちたシャツは、黄ばんだりしないように対策することも大切です。その方法をご紹介します。
ベビーパウダーを塗る
シャツを着る前に襟部分はたいておきましょう。黄ばみの原因である皮脂を吸着してくれる、皮脂汚れが付きにくくなります。また、洗濯をすればすぐ落ちますよ。
のりで襟部分をコーティングする
市販で売っている襟部分をコーティングするのりがあります。これをアイロンがけをした時に、襟部分に吹きかけるだけで皮脂を吸着するのを防いでくれますよ。
最後に
黄ばみ具合によって方法を変えてみましょう。漂白剤は2種類があるので注意して使用しましょう。黄ばまないようにすることも大切ですね。どうしても落ちない場合は便利な宅配クリーニングにお任せください。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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