どこのご家庭にも一本は常備しているであろう「お酢」。お酢の中に含まれるクエン酸という成分が、掃除に役立つと最近話題になっています。しかし、お酢は洗濯にも使用できることをご存知でしょうか?そこで今回は、お酢をつかった洗濯方法とその際の注意点などご紹介していきたいと思いますので参考にしてみてくださいね♪
目次
お酢を使った洗濯のメリットとは
お酢を洗濯に使うと言っても、どのようなメリットがあるのかピンときませんよね。お酢の中に含まれる様々な成分が洗濯物にもたらす効果は意外なものだったのです。
洗濯物を柔らかく仕上げる
普段、何気なく使用している洗剤の多くはアルカリ性と言われています。このアルカリ性の成分が洗濯物に残ったまま放っておくと、洗濯中に擦れあっている衣類などの繊維に刺激が加わります。この洗濯物に残ったアルカリ性成分を中和してくれるのが、お酢の中に含まれる酸性の成分です。そのため、洗濯物を柔らかくふんわりと仕上げ肌触りもよくなると言われています。
殺菌・消臭の効果
洗濯にお酢を使うと酸っぱい臭いがつくのでは?と思う方も多いことでしょう。しかし、実際はその逆で殺菌・消臭効果が期待できるのです。柔軟剤を使って洗濯してもなかなか臭いが取れない、なんて経験ありませんか?そんな時はお酢を使うのがオススメです♪
洗濯機を清潔に保つ
お酢を使って洗濯をすると洗濯物だけではなく、洗濯機にも驚きの効果があるのです。お酢がカビ対策や洗浄効果も期待できると言われています。お酢を含んだ水で洗濯をするだけでも水の流れ道はキレイになります。さらに、お酢を使って洗濯気を定期的に掃除することでより高い効果が期待できます。
具体的な使い方とは
洗濯において、どのような効果を求めているのかによってお酢の使い方は違ってきます。当てはまるものを見極めることも、正しい方法で洗濯することに繋がります。
柔軟剤の代わりに
洗濯物をふんわりと仕上げたい時は、水45リットルに対して50ccが目安とされています。柔軟剤を入れるトレイの部分に、この酢水を注ぎ通常と同じように洗濯するだけです。使用する物はお酢と水だけなので普段の洗濯方法に取り入れてみてはいかがでしょうか。
洗濯槽の掃除にも
洗濯槽の掃除をする際にもお酢と水を使用します。洗濯機を満水にしてから、その水の量に対して10分の1程度のお酢を注ぎ、洗濯をするように洗濯機を稼働させるだけです。あとはそのままの状態で一日置き、再びいつも通りに洗濯し排水まで行えば洗濯槽の中の汚れも一緒に流れ落ちていきます。
色落ち・色移りを防ぐ
デニムなどの色落ちする衣類と白いシャツを一緒に洗い、色移りをした経験はありませんか?そんな時にもお酢が活躍します。桶やバケツなどの容器に水をため、そこに大さじ一杯のお酢とデニムなどの衣類を入れ30分~1時間程度、浸けておくだけ。こうすることで色落ちしにくくなるのです。あとは通常と同じように洗濯を行うだけでOKです。
お酢を使用する際の注意点とは
穀物酢を使用
洗濯に使用するお酢は、砂糖が使われていないお酢を使いましょう。砂糖の入っているお酢には「りんご酢」「黒酢」などが挙げられます。これらの砂糖が入ったお酢は、穀物酢に比べて洗浄力が低く、お酢に含まれたクエン酸の効果が弱まってしまう可能性があるからです。
浮き上がった汚れは都度、取り除く
洗濯槽の掃除にお酢を使用しますが、この時に洗濯槽の中に潜んだカビや汚れが浮き上がってくることが多くあります。そのまま放っておいて普段通りに洗濯してしまうと、衣類に汚れが付着する原因にもなるので洗濯機の中に浮き出た汚れはキレイに取り除きましょう。
用法容量を正しく
お酢を使用する際に一番気になるのは、独特な酸っぱい臭い!という方も多いのではないでしょうか。消臭効果があるとはいえ、用量を間違えば臭いもします。そのため、水とお酢の正しい量を理解したうえで洗濯に使用しましょう。
最後に
普段は料理に使うことが多いお酢ですが、最近では掃除にも役立つとして注目されていますよね。今回はお酢を洗濯に使用する方法をご紹介しましたが参考になりましたでしょうか。口に入るものだからこそ安心して使うことが出来るのも嬉しいポイント。今回ご紹介した使い方の他にも、お酢は様々な用途で使用することが出来るので、ぜひお試しください。
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