素材によって洗い方も違う!靴下の臭いや汚れの洗濯方法とは

白い靴下を履いている人の足元のアップ

洗剤や柔軟剤を使用しても「靴下が臭い」という経験はありませんか?特に旦那さんなど男性の靴下の臭い問題に悩んでいるという女性の方も多いようです。また、お子さんなどスポーツで白い靴下を泥まみれにして帰ってきて困るという経験はありませんか。今回は、靴下の臭いの原因やその対処法、泥汚れの落とし方などをご紹介します。

靴下が臭い原因とは

靴下が収納されている

洗濯したのに靴下が臭いということがありますよね。特に働き盛りの男性に多いようです。では、なぜ洗っても臭うのか?それは「雑菌残り」が主な原因と考えられます。雑菌残りを除去するためには漂白剤に浸けおきすると効果が期待できると言われています。

靴下の雑菌を落とす方法

浸けおき洗いをしている女性の手元

  1. バケツに50°程度のお湯を入れる
  2. そこに漂白剤を溶かす
  3. 靴下を裏返しにして浸ける
  4. 30分ほどしたら普段通りに洗濯機で洗って完了

靴下を洗う際のポイント

靴下の雑菌を除去するためのポイントは靴下を裏返して洗うことです。雑菌は人間の皮脂やタンパク質から生まれると言われています。直接、足の皮膚と触れ合う靴下の裏面を裏返すことによってダイレクトに雑菌を撃退することが出来るのです。

漂白剤の選び方

漂白剤にも塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の2種類があります。靴下の素材によって使い分けましょう。

  • 塩素系漂白剤・・・綿など丈夫な素材に適しています。漂白作用が強いので色落ちする可能性がある色物には使用しないでください。
  • 酸素系漂白剤・・・デリケートな素材にも使用できます。色落ちの心配がないので柄ものや色物にも使用できます。

素材によって方法を変える

靴下が床に置いてある

靴下も素材はさまざま。比較的、丈夫なものもあればデリケートなものもあります。そこで、それぞれの洗濯方法を素材別にご紹介いたします。

中性洗剤を使用した方が良い素材

  • ウール
  • アンゴラ・モヘア
  • カシミヤ
  • シルク

乾燥機使用不可の素材

  • ウール
  • アクリル

手洗いが必要な素材

  • アンゴラ・モヘア
  • カシミヤ
  • シルク

靴下でも静電気が発生しやすいものがあるので柔軟剤を使用するとベストです。綿やナイロン素材は比較的に丈夫なので普段通りで問題ありません。

靴下の基本の洗濯方法

白い靴下が干してある

靴下をただ洗濯機に入れて回すというご家庭が多いと思いますが、靴下は毎日履くといっても過言ではないほど親しみがある衣類ですよね。使用頻度が多いと穴が空いたり擦れるといったこともあると思います。そこで長く履くために洗い方のポイントをご紹介します。

洗い方のポイント

  • 靴下を裏返しにする
  • 柔軟剤を使用する
  • ネットに入れる

靴下を裏返しにしてネットに入れて洗うのが正しい洗い方です。毛玉を防ぎ素材にダメージを与えるのを防止することが期待できます。また。静電気を防ぐ効果が期待できる柔軟剤を使用すると品質を保つことにも繋がります。

その他のポイント

  • 干す時は履き口を上にする
  • 日陰干しにする

特別な道具を使わずに出来る方法なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

靴下の泥汚れの対処法

タオルと固形石鹸が置いてある

お子さんなどスポーツをした後は泥や砂などがついているという経験はありませんか。何度洗ってもなかなか落としきれない汚れですよね。そこで、泥汚れの撃退する方法をご紹介します。

洗濯方法

  1. 固形石鹼で泥を揉み洗いする
  2. 生地の表面を先に洗って、次に裏面を洗う
  3. 洗面器に50°程度のお湯と洗濯用洗剤を多めに入れる
  4. 靴下を2~3時間ほど浸けおきにする
  5. 洗濯機で洗って完了

泥汚れは時間が経つほど汚れが固着し、落ちにくくなってしまいます。お子さんが帰宅してからすぐに泥汚れを落とすように心掛けましょう。

最後に

靴下の臭いは漂白剤に浸けおきしましょう。ただし、塩素系漂白剤は色落ちする可能性があるので素材によっては酸素系漂白剤を使用しましょう。また、靴下の洗濯の基本は裏返しにしてネットに入れ洗濯することと言われています。すぐに出来る方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
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