意外と知らない洗濯の豆知識!洗濯物を取り込むのに適している時間帯とは

洗濯物を天日干ししている

一日の中で何気なく行っている「洗濯物を取り込む」という動作ですが、それぞれの生活リズムによって洗濯物を取り込む時間帯は様々ですよね。洗濯後の干し方も品質の維持には強く関係してきますが、実は洗濯物を取り込む時間も重要なポイント。そこで、洗濯物を取り込むのにベストな時間帯や乾きにくい衣類の対処法などをご紹介していきます。

真っ白な衣類が干してある

天気や気温に左右される洗濯物の干し場所。また、生活スタイルによっても洗濯物を干す場所や取り込む時間帯はそれぞれ異なります。朝はやく干して昼過ぎには取り込むという方もいれば、洗濯物を取り込むのは仕事から帰宅した後の空が暗くなってからという方まで様々いらっしゃるようです。このことから、洗濯をする時間帯も大きく関わってくるということが分かります。

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日中に取り込む場合

日差しが出ている青空

仕事が休みで朝から家事をする日や主婦の方で朝から洗濯機を回せる日などは、日中のうちに洗濯物を取り込めるという場合は、ある程度の気温と風量があるため洗濯物が乾いていないということも少ないはずです。

メリット

  • 気温が高く洗濯物が乾きやすい
  • 適度な風で生乾きを防ぐ
  • 天日干しで殺菌作用

日中は気温も高く、雨が降っていない場合はさほど湿気も多くありません。天気のいい日は外に干し日中のうちに取り込むと洗濯物がごわつくこともなく、ふんわりとした柔らかい仕上がりになります。そのため、衣類の品質維持にも繋がるのです。

デメリット

  • 室内干しの場合、家の中に湿気がこもる
  • 朝の忙しい時間帯が大幅に削られる
  • 天気が良すぎると、衣類が日焼けをする

日中は家事をする時間が多い分、やることもたくさんありますよね。そのため、洗濯物を取り込む時間帯は天気や気温に左右されることも多いようです。

夜取り込む場合

夜空

日中は仕事をしていて、洗濯も取り込むのも夜になってしまうという方も多くいることでしょう。では、暗くなってから乾いたものを取り込むという場合はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット

  • 日差しが出ていない為、洗濯物が傷まない
  • 気温の高い時期なら、一晩で洗濯物が乾く
  • 就寝中の室内の加湿が出来る
  • 時間を有効的に使うことが出来る

仕事から帰ってきて、ゆっくりと自分のペースで洗濯物を畳めるのは魅力的ですね。お風呂に入っている間に洗濯機を回せたり、洗濯物を取り込みテレビを観ながら畳んだり、ながら作業が出来るので朝干して、夜に取り込むという方もいるようです。

デメリット

  • 一日中干していると湿気を吸ってしまう
  • 虫が止まることもあり、衛生上あまり良くない
  • 気温が低いため、乾きが遅い

日中は気温が高く湿気も少ないため洗濯物が乾きやすいと言えますが、夜は夜露があり気温も低いため外に洗濯物を干すのはあまり適していないようです。

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ベストな時間帯は?

衣類が干してある

先ほどご紹介したように、洗濯したものを取り込む時間帯には朝も夜もそれぞれメリットがあります。では洗濯物を取り込むベストな時間帯は一体いつなのでしょうか?

正午過ぎがベスト!

洗濯物を取り込むのに適した時間、それは正午から午後3時くらいが最適です。日光による日焼けが気になる、しかし夜露で湿気を気にするのも嫌ですよね。そのため、夜寝る前もしくは朝イチで洗濯をし、風通しの良いところに干すのがオススメ。そして正午から午後3時くらいにかけて乾いた洗濯物を取り込むのが、衣類を傷めない最も効率的な流れと言えます。

取り込む時間帯がない場合は?

洗濯物を見て微笑む女性

正午過ぎがベストな時間帯と言っても、仕事や外出でどうしてもタイミングが合わない時もありますよね。また、天気や気温によって室内干しだったり干す時間が不十分だと生乾きだったなんてことも。そんな時は、どう対処すれば良いのでしょうか?

除湿器や乾燥機を使用する

外はあいにくの雨、室内干しで夜しか洗濯物を取り込めないなんて経験ありませんか?そんな時は除湿器や乾燥機に頼りましょう。ハンガーにかけた衣類を少し間隔をあけて干し、風が十分通るようにします。余分な湿気を取り除くには、乾燥させることが一番の方法。浴室乾燥がついている場合も同じように行います。扇風機やドライヤーで風を当てることも同じ効果が期待できます。

アイロンをかける

乾ききっていない湿った状態の洗濯物に、アイロンをかけるのも一つの手です。本来ならシワを伸ばすための道具として用いますが、アイロンの発する高温の熱で水分を飛ばすことが出来ます。この方法なら、シワも無くなり生乾きの状態も改善されるはずです。しかし、シルクやウールなどデリケートな素材には不向きですので、必ずタグを確認してから行いましょう。

生乾き臭がする場合

生乾きで頭を抱えるのが「臭い」。独特な生乾き臭はなかなか取れませんよね。どうしてもこの服を着なきゃいけないという時に、一時的な対処として除菌・消臭スプレーを使用するのもオススメです。とても簡単でいざという時に行えるので、応急処置として使用するのもいいかもしれませんね。

最後に

普段何気なく行っている「洗濯物を取り込む」という動作。衣類にとっては、とても重要なポイントだということをお分かりいただけましたでしょうか?さらに洗濯物の悩みで多いのが生乾き。衣類が生乾きの状態では、イヤな臭いもしてきますし何より気持ちよく洋服を着ることが出来ませんよね。そんな時は今回ご紹介したことを参考にしながら洗濯をしてみてください。毎日キレイな洋服を着れば、気分も爽快になりますよ♪

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