最近、掃除の分野で注目を浴びている「炭酸ソーダ」。実は毎日の洗濯にも使えるってご存知でしたか?耳にしたことはあっても、実際どんな効果があってどのような使い方をするのかは分からないという方も少なくないはず。そこで今回は、炭酸ソーダを使った洗濯のメリットや正しい使い方、注意点などをご紹介していきます。
目次
炭酸ソーダとは
炭酸ソーダの粉末と水をよく混ぜ、タオルに含ませて拭き掃除をしたらキレイになった!という声をよく耳にしますよね。掃除の分野で優秀アイテムとしてのどんどん地位を確立してきている「炭酸ソーダ」ですが、実は洗濯にも使用することが出来るのです。炭酸ソーダとはアルカリ性の自然派洗剤で、血液汚れや食べこぼしのシミなどの洗濯に効果的とされています。
炭酸ソーダを使用した洗濯方法
- 洗濯機の中に水30リットルを用意します。
- その中に炭酸ソーダを小さじ1入れて、粉が溶けるまでよく混ぜます。
- 洗濯層に作った「炭酸ソーダ水」の中に、汚れや臭いの気になる衣類を投入し一晩ほど放置します。
- 一晩経ち、汚れが浮いてきた衣類を通常と同様に洗濯機で洗えば完了です。
炭酸ソーダ洗濯のメリットとは
- 浸け置きしている間に汚れを浮かすため、すすぎは一回で十分
- 洗濯をする時間が大幅に短縮され、水道代の節約にも繋がる
- 洗濯層に溜めた水の中に混ぜるだけなので、手間がかからない
- 価格が安く量が多いため、コスパが良い
普通の洗濯用洗剤を使っても一緒じゃないの?と思った方もいることでしょう。しかし、炭酸ソーダで洗濯をすることは意外にも様々なメリットが。お財布に優しくて、毎日忙しい主婦の方の手を荒れさせることもなく洗濯物をキレイにする強い味方なのです♪
炭酸ソーダを使う際の注意点
自然派で家計にも優しく、コスパも良い炭酸ソーダ。しかし、使用する際に少し気を付けなければならない注意点がいくつかあります。
用法容量は守る
先ほどご紹介した洗濯方法の容量をしっかりと覚えておきましょう。水に対しての炭酸ソーダの量が多すぎると、衣類がキレイになるどころか逆にベタついてしまいホコリやゴミを吸着してしまう可能性も。そのため、使い方と使用量はしっかりと守ることが大前提です。
洗濯表示タグをチェック
素材によっては水に弱いもの、洗濯機の使用不可など様々なものがあります。シルクやポリエステルなどデリケートな素材を浸け置きすると素材を傷める恐れがあるため、炭酸ソーダを長時間使用することはオススメしません。
柔軟剤は使用しない
普段使用している香りの強い柔軟剤はNG。とはいえ、毎日着用する衣類はふんわり柔らかく着心地の良い仕上がりにしたいものです。炭酸ソーダで洗濯した際は柔軟剤の代わりにクエン酸を投入!除菌・消臭効果の期待できるクエン酸で衣類のふんわり感を保ちましょう。
最後に
スプレーボトルに炭酸ソーダを水に混ぜたものを入れ、汗の黄ばみやシミが気になる部分に拭きかけてから通常と同じように洗濯するのもオススメの使い方。頑固な汚れを分解し、浮き上がらせて新品同様の輝きを取り戻します♪様々な場面で役立つ優秀アイテムの炭酸ソーダ。スーパーや100円ショップでも販売しているので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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