洗顔や入浴など、一日の中でタオルを使用する場面は多々ありますよね。普段何気なく使っているタオル、最近ごわごわしてきた…と感じたことはありませんか?そのお悩みは普段何気なく行っている洗濯方法で解消することが出来るのです。今回は、タオルがごわごわする原因とふわふわにする洗濯方法をご紹介いたします。
目次
タオルがごわごわする原因とは
購入したり頂いたりするタオル、使い始めはふわふわして気持ちいいですが気が付くとごわごわになっていますよね。洗濯方法や使用方法は毎日同じなのになぜ、ごわついてくるのでしょうか?
タオルにダメージを与えている
- 一度に洗う、洗濯物の量が多すぎる
一度に洗う洗濯物の量が多いと、衣類とタオル同士が擦れ合い摩擦が生じてしまいます。 - 脱水・乾燥のしすぎ
タオルをふわふわにするには程よい水分量も必要。脱水や乾燥、さらには天日干しで長時間放っておくとごわごわで硬くなってしまいます。 - 汚れ落としが不十分
体や顔を洗った際に使用したタオルにはどうしても石鹸や洗顔料が付着しています。それが洗濯で落ちきっていないと、固まってしまい繊維の一本一本がカチカチになってしまいます。
上記の原因から見ても分かるように、ごわごわになる原因は様々。共通して言えることは、タオル(素材)に直接ダメージを与えているということです。
ふわふわにするには?
タオルがごわごわになる原因から見ても、毎日の洗濯方法も関係がありそうですね。では、正しい洗濯方法はどのようなものなのでしょうか?
洗剤は用法容量を守る
「頑固な汚れを落としたいから洗剤を多く入れる」「ふわふわにしたいから柔軟剤をたっぷり入れた」はどちらもNG。洗剤や柔軟剤は洗濯物に対しての容量を守っているからこそ効果が発揮されるのです。
洗濯物は7分目が目安
一度に入れる洗濯物の量は、洗濯槽に対して約7分目と言われています。ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎると洗濯機の故障にも繋がりますし、タオルに付着した洗剤が落ちきらずにごわごわになってしまうこともあります。
洗濯ネットを使用する
装飾品やボタン・チャックのついた衣類とタオルを一緒に洗うことも多いですよね。実は、タオルの表面には「パイル」というループ状の繊維がぎっしり。そのパイルに、下着のホックやチャックなどぶつかってしまうと、タオルの素材を傷めてしまうことになりますので、きちんと分類してネットを使用するのがオススメ♪
干し方もポイント
先ほどご紹介したタオルの繊維「パイル」。ごわごわする理由として、このパイルが倒れているからという場合も多くあるようです。乾かすときにタオルの繊維を立てた状態で水分を無くさないとふんわりとした仕上がりにはなりません。そのため、まずはタオルを大きくふりさばき、温かい風で乾かすことが重要なポイントです。
最後に
ごわごわになったタオルを新品同様によみがえらせるためには、特別な道具を使わずともいくつかのポイントを押さえながら洗濯をするだけだったのです。普段、何気なく行っている洗濯ですが正しい方法で洗うことでこんなにも品質が左右されます。ごわごわのタオルを捨ててしまう前に、ぜひご家庭でもお試しください!一日のはじめに、ふわふわのタオルで洗顔すればきっと気分も上がるはずです♪