カーテンって意外と汚れてる?カーテンを綺麗にしよう!

新しい家に住むときには、「どんなカーテンにしようか」と胸踊らせていたのに、毎日の生活の中でカーテンが閉めたり開けたりするだけの存在になってしまっていませんか?お洋服などは洗濯するのが当たり前になっていますが、カーテンを定期的に洗っている方ってどれだけいらっしゃるでしょう。窓からの日差しや人の視線、冷気などから住んでいる人々を守ってくれているカーテン。窓は外からの空気が出入りするので、カーテンには外からのホコリや花粉が付きやすいです。そんな窓辺にかかっているカーテンは、思っている以上に汚れています。
定期的に洗っていればいいのですが、長期間洗わないで使用し続けていることで、汚れは蓄積されています。カーテンを洗うときに水につけると、水が真っ黒になるということも珍しくありません。
カーテンは布製品ですので、繊維の奥にホコリやハウスダストが入ってしまいます。

洗わずそのままにしておくとどうなる?

寒い時期には結露してしまった窓にかかっているカーテンには、カビが発生しやすいです。普段は気にしていないカーテンの裏側。裏返してみると黒いカビが点々と発生していることも。また、室内でペットを飼っている方は、カーテンに抜けてしまったペットの毛がつきやすいです。

静電気が起きやすい化繊のカーテンであれば、なおさらペットの毛を引き寄せてしまいます。その他にも問題があります。カーテンに付着してしまったニオイです。リビングで食べる鍋物・鉄板焼きなどは美味しいですよね。

でも、鍋物・鉄板焼き・魚料理などをすると、どうしてもニオイがカーテンについてしまいます。次の日の朝などにそのニオイが気になった方も多いと思います。日当たりの悪い場所であればなおさら、湿気が溜まりやすいことからカーテンに雑菌が繁殖して、ニオイの元になってしまいます。

また、部屋の中でたばこを吸う習慣がある場合は、カーテンにニオイやヤニがつきやすいです。カーテンをいい匂いに保つためには、できれば部屋の中での喫煙は避けたいものです。
今回は、カーテンのお手入れの仕方についてお話していきます。

カーテンの洗濯前のチェックポイント

カーテンを洗濯しようと思ったらまず初めにしてほしいのが、洗濯表示をしっかり確認することです。
カーテンの素材によっては洗濯できないものもあるからです。
洗濯表示に「手洗い可」や「洗濯機可」といった表示がある場合には、水洗いが可能ですので自宅で洗濯をすることができます。

洗濯表示に「水洗いNGマーク」がついているものは、自宅での洗濯は難しいので、家での洗濯はあきらめて、少しお値段はかかりますがクリーニングに出しましょう。
その他にも、綿・麻・レーヨンといった素材の生地は色落ちしたりやカーテンの生地が縮んだりするため、自宅で洗濯をするとカーテンの風味を損ねてしまうことがあります。

残念な思いをしなくてすむように、そのような生地のカーテンはクリーニングに出してしまいましょう。

失敗が怖い方はクリーニングに出しましょう

高級なカーテンやお気に入りのカーテンは、なかなか自分で洗うのに勇気がいりますね。
洗える表示がついている場合でも、そういう場合はクリーニングに出すのが安心です。

購入してから年数が経っているカーテンの場合、紫外線などの影響で生地が弱くなっていることも考えられます。
そういう場合、自宅での洗濯で破れてしまう可能性もありますので、そのことも覚えておきましょう。

中性洗剤使用のカーテンもある

特に洗濯表示に洗剤の指定がない場合は、一般の洗濯洗剤を使用しても問題ありません。
しかし、洗濯表示に「中性」と書かれている場合には中性洗剤を使用する必要があります。

また、普通に洗濯しただけでは、カビは落とせないことがあります。
カーテンにカビが発生している場合には、洗う前に落としておくのがお勧めです。
カーテンに発生したカビは、タオルの先に熱湯を含ませ、拭き取ると落とせます。

頑固なカビの場合には、市販のエタノールをつけた歯ブラシや綿棒で、カビの発生した部分を軽くたたくといいですよ。

カーテンの洗濯方法と手順

洗濯表示をしっかり確認して、カーテンの素材に合った洗剤を準備したら実際に洗濯を開始します。

①カーテンを丁寧に折りたたんで洗濯ネットに入れる

ネットに入れないで洗濯したり、ネットに入れる際にクシャクシャに丸めて入れたりしたら、シワの原因になってしまいます。
きれいに折りたたんでネットに入れましょう。
そうすることで、洗剤もまんべんなく行き渡ります。

折りたたみ方は、カーテンのプリーツに沿うように、縦にジャバラ状に折りたたんだ後、洗濯ネットの大きさに合わせて横にもジャバラ状に折りたたみます。
汚れがある場合には、その部分が外側に来るようにして折りたたむと汚れが落ちやすいでしょう。

②洗濯機で洗う前につけ置き洗いをする

カーテンは目に見えない汚れが蓄積していることが多いです。
洗濯機で洗う前につけ置き洗いをしておくと、汚れが落ちやすくなります。
つけ置き洗いが終わったら、洗濯機に入れて弱い水流のモードを選んで通常通り洗濯しましょう。

強い水流では、カーテンの生地を傷めてしまう恐れがありますので、気をつけましょう。

③脱水の時間は短めにする

脱水に時間をかけすぎると生地を傷めたり、シワの原因になったりしやすいので、脱水は短めがお勧めです。
仕上げには抗菌や防臭効果のある柔軟剤を使用すると、洗濯後の部屋がほのかな香りに包まれ、心地よい香りが楽しめます。
この香りを感じることで、またカーテンを洗濯しようという気にさせてくれます。

こんなに簡単!カーテンの干し方

「カーテンは大きいので干すのが大変そう」と二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか?
実は、カーテンの干し方はとっても簡単なんです。

洗濯が終わったカーテンを、そのままカーテンレールに吊るして乾かすだけ。
カーテンレールにカーテンを干すと、乾いた後に取り込む手間がいりません。
スペース的にもピッタリなので、とても簡単にカーテンが乾かすことができます。

軽い脱水後、すぐにカーテンレールに吊るすと、カーテン自体の重みでシワを伸ばすことができます。
ですから、アイロンをかける必要もありません。
通常の洗濯物を干す要領で、ポンポンと叩いてシワを伸ばしてからカーテンレールにかけていきましょう。

窓ガラスやカーテンレールを掃除しておく

窓ガラスやカーテンレールが汚れていると、せっかくキレイに洗ったカーテンに再び汚れがついてしまう可能性があります。
それを防ぐために、カーテンを洗濯している間に窓ガラスやカーテンレールを掃除しておきましょう。
カーテンを干している間、窓を開けておくと乾きが早くなります。

また、部屋の中に湿度もこもりにくくなるのでお勧めです。
窓を閉めて干す場合には、エアコンの除湿モードや扇風機などを利用するといいでしょう。
そうすることで、早く乾かすことができます。

カーテンを洗濯する頻度はどのくらい?

普段は気にしていませんが、気付かないうちにホコリやニオイを蓄積したり、カビを発生させたりして、部屋全体を暗くしてしまっています。
そのため頻繁に洗濯することで、部屋を明るく清潔に保てるといえるでしょう。

カーテンを洗濯する頻度としては厚手のカーテンで年に1回、汚れが目立ちやすいレースのカーテンは年に2~3回程度がお勧めです。
夏の暑い日に水仕事でクールダウンしたい時などなら、カーテンの手洗いなんかでも気持ちよくできるかもしれせんね。

まとめ

カーテンのお手入れの仕方についておわかりいただけましたか?
布製品は汚れが蓄積すればするほど落としにくくなります。

室内で喫煙する方や、ペットを飼っている方、道路に面した場所に窓がある家などではカーテンが汚れやすくなりがちです。
こまめに洗濯することを心掛けましょう。

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