マフラー・ストールの洗濯方法・ 干し方!臭いの取り方

私たちの生活においてマフラーは欠かせない道具になります。マフラーは素材によって洗濯方法に違いがあり、素材に合わせた洗濯を行い、日陰でM字干しを行えば清潔なマフラーを使用することが可能です。また、臭いの元となる生活環境にいることや、ふとした瞬間にマフラーにシミがついてしまうことも少なくありません。そのような時でも水分と一緒に臭いを飛ばす方法や、染み抜き棒を使って汚れを落とす方法があり、清潔なマフラーを安心して使用できます。

マフラーは汚れている

寒い冬の必需品といえば、マフラーが挙げられることでしょう。私たちが、普段何気なく使用しているマフラーも毎日使用することによって、シミやホコリ等で汚れてしまいます。また、風邪やインフルエンザが流行する時期なので、目に見えないウイルスがついてしまうこともあることでしょう。このように、普段何気なく使用しているマフラーにも目に見えない汚れや菌が潜んでいるので、洗濯して清潔なマフラーを使用することが大切です。

マフラーの洗濯方法・干し方

マフラーには、様々な素材があり、肌触りがよく軽く柔らかい素材のカシミヤ、暖かく丈夫なウール、化学素材であるアクリルなどです。

カシミヤ

カシミヤは、カシミール地方に生息しているヤギの毛のことを指しています。そのため、素材が柔らかいのが特徴で、洗濯方法として、30度以下の水で優しく手洗いすることが大切です。注意点として、長時間水に沈めないこと、すすぎも含めて短時間で行うことが挙げられています。

ウール

ウールは、羊の毛のことを指しています。暖かく丈夫で、毛玉ができにくいのが特徴ですが、何も知らずに洗うと縮んだり締まったりしてしまいふんわりとした肌触りが失われてしまうので、注意が必要です。洗濯方法として、縮んだり締まったりすることを防ぐためにぬるま湯を使用します。そして、洗濯機の水圧でマフラーが縮むのを防止するために手洗いで洗濯することが大切です。

アクリル

アクリル素材は、化学繊維のため丈夫な素材なのが特徴で、洗濯機で洗うことが可能です。注意点として必ず洗濯ネットを使うことが必要になります。また、やさしく洗えるように洗濯機の機能を手洗いモードなどに設定することも大切です。その他にも、洗濯洗剤は中性のおしゃれ着用の洗剤を使い洗うことが、アクリル素材をいかす方法で、加えて、仕上げとして柔軟剤を使うことも可能です。

その他にも、絹やレーヨンなどの素材のマフラーがあります。それらの素材は、デリケートな素材のため、家庭での洗濯をせずに、クリーニングに出しましょう。
洗濯したマフラーを干す際は、シワを伸ばして、日陰でM字干しにします。

ストールの洗濯方法・干し方

ストールの洗濯方法もマフラーと同様に素材に合わせて洗濯を行うことが大切です。ただし、ストールはマフラーに比べて幅が広いためたたんで洗濯ネットに入れることが重要になります。その際、汚れがある部分が外側になるようにたたみます。

そして、洗濯表示を見て洗濯を行い、素材に合わせて柔軟剤を使います。ポイントとして、マフラー同様に、中性洗剤を使って優しく押し洗いすること、脱水する際は、洗濯ネットに入れたまま1分間洗濯機にて脱水することが挙げられています。

洗濯前に

洗濯前の処理として、ファンデーションなどの汚れが気になる部分におしゃれ着用の中性洗剤の原液をかけて洗剤のキャップで軽く叩いて洗剤を汚れになじませると、汚れが落ちやすく綺麗になります。
ストールの干し方もマフラーと同じく、シワを伸ばすこと、日陰でM字干しにすることがポイントになります。

臭いの取り方

生活において、焼肉店に行ったり、タバコを吸ったりすると、臭いがなかなか取れにくく困ることがあるでしょう。特にマフラーなどをしていくと洗濯しないと臭いが取れないと心配になることも少なくありません。

洗わずに臭いを取る方法

そんな時に洗わずに臭いが取れる方法があり、水分と一緒に臭いの成分を飛ばす方法です。その後消臭スプレーなどを使うと臭いを取ることができます。

まずは、夜寝る前にマフラーを外に干して朝取り込み、日中に風通しのいい場所に日陰干しをする方法があります。夜に干すことによって、夜露の水分で臭いを飛ばすことが可能です。そして日中に風通しのいい場所に日陰干しをしてしっかりと水分を飛ばせば元どおりに使用することができます。
次に、スチームアイロンを使う方法があります。使用方法として、アイロン面を押さえつけずに蒸気だけを当てるようにすると素材を傷めずに臭いを落とすことが可能です。

その他にも、お風呂場に干す方法や霧吹き後風通しのいい場所で陰干しする方法があります。しかしそれらの方法は、水分を与えすぎてしまうと雑菌が発生して別の臭いの元になってしまう為適度に行う事が重要です。
水分と一緒に臭いを飛ばす方法は手軽にできますが正しく行わないと、雑菌の繁殖を招く場合があります。適度な水分と乾燥をしっかりして臭いを飛ばすことを忘れずに行っていきましょう。

汚れの応急処置方法

マフラーを使用していて、コーヒーなどで汚れてしまうことがあるでしょう。そのような場合の応急処置として、染み抜き棒を使った方法があります。染み抜き棒は割り箸の先にコットン素材の布をスタンプの形のように巻きつけたものです。その布の部分に中性洗剤を薄めた水を染み込ませて汚れた部分を軽く叩くとシミが抜けます。その後絞ったタオルで洗剤を取るように優しく包みます。注意点として、無理に擦ったり強く叩いたりすると生地を傷める原因になります。また、シミが裏移りしないように、シミがある裏側に不要なタオルや布を置いて染み抜きを行いましょう。

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