目立つような汚れや臭いがなければ毛布の洗濯はどのタイミングでやればいいのか分かりにくいかもしれません。そして、大きさや重さもあるので何処で?どうやって?洗濯したらいいのかあまりやったことがない方が多いと思います。でも、毛布って思っている以上に誇りやダニ、ハウスダストを吸収していて体にも悪影響を及ぼしている事があります!毎日使うものなので清潔で心地の良い物でありたいし、健康面からも毛布の洗濯の仕方を色々とレポートします!
目次
毛布洗濯をする前に
まず、毛布を洗う前に「洗濯表示をチェック」する事が大事です。
毛布といっても種類がたくさんあります。素材や、大きさ、重さ、一つ一つの毛布にあった洗い方をしなければ洗濯をしたのにも関わらず、反対にダメにしてしまった!という事にもなりかねません。洗う前には洗濯表示のチェックは必須です。
例えばこんなことが書かれていると思います。
- 「洗濯機の絵」や「手洗イ」の表示がある毛布は家庭の洗濯機でも洗うことが可能です。
- 反対に「手洗イ」の表示にバツ印が付いているものや「洗濯機の表示の上にバツ」が書かれているものは、家庭の洗濯機での洗濯をしてはいけないということになります。「ドライ」表示があるものは水洗いは禁止なので要注意です。
このように、水洗いができるのか、毛布の素材は何か、を洗濯の前にチェックする事が大事になります。
洗濯機で洗濯する方法
はじめに自宅の洗濯機で洗濯する方法をご紹介します。
1.洗濯機が対応可能か確認する
はじめに洗濯機が布団の洗濯に対応しているかどうか、容量は適切かどうかを確認しましょう。
もし容量が不足していると全体がしっかり洗えず、洗濯の意味がない場合もあります。
2.ホコリを落とす
次に布団に付着しているホコリや汚れを簡単に落とします。ブラシを使って軽く叩いたり、ホコリを落としたりしましょう。下処理をすることで、本洗いの際に汚れが落ちやすくなります。
3.洗剤を選ぶ
次に使う洗剤を選びます。毛布についている洗濯表示タグを確認し、それに合った洗剤を用意しましょう。中には中性洗剤や漂白剤に弱い布団もあるので、表示はしっかりと確認しましょう。
4.下準備をする
洗う前の下準備です。毛布を収めた後に洗剤を入れると洗濯桶全体に広がりませんから、先に桶に水を入れて洗剤を溶かしておくと良いでしょう。
洗濯機に毛布をそのまま入れると高い確率で引っかかってしまいグチャグチャになってしまうので、ネットに入れてから洗濯機に投入します。
毛布は円錐状にまとめて入れると、後に型崩れも防止できます。
5.毛布コースや手洗いコースで洗う
実際に洗っていきます。毛布コースがある洗濯機ならそれを押せば簡単に洗濯が始まります。ない場合には手洗いコースや弱洗いコースで洗濯しましょう。
6.しっかり乾燥させる
洗濯が終わったら干します。実はここが重要な工程で、しっかり乾燥させないとダニの繁殖や嫌な匂いの原因になります。
できるだけ晴れの日を選び、M字型に干すと風もしっかり通るので、きちんと乾燥させることができます。
浴槽で洗濯する方法
1.浴槽にお湯を張る
まずは浴槽にお湯をはります。もしもお湯洗い禁止の表示がある物は水をはってください。
この時のポイントは水の量をケチらずにたくさんのお湯を入れて毛布がたっぷりと水に浸るようにすることです。洗濯の残り水でも構いません。節水にもなるのでオススメです。
2.押しもみ洗いをする
お湯に液体洗剤を入れてかき混ぜます。そして自分の足で押し踏み洗いをします。ちょっと体力は入りますが良い運度にもなります。
何度も何度も毛布を踏んでいくうちに水が濁ってくるので、水を抜いてまた新しい水を足して踏み洗いします。
これを濁りがなくなるまで数回繰り返します。
3.脱水する
脱水が一番大変ですが、自分でできるだけ踏んで水気を取り、絞れる部分は絞るようにすると乾くのも早くなります。この工程をしっかりと行わないと後にカビや変な匂いの原因にもなってしまいますので、妥協せずに頑張りましょう。
4.しっかり乾燥させる
脱水が終わったら干します。
こちらも洗濯機で洗った場合と同様に重要な工程ですので、しっかりと行うようにしましょう。
コインランドリーで洗濯する方法
コインランドリーは毛布のような大きな洗濯物を洗う専用の大きな洗濯機があるので近くにコインランドリーがある人は、コインランドリーを利用するのも一つの手です。ここでも自分の洗濯表示にあった洗い方は必要です。
1.コース・洗剤を選ぶ
コインランドリーにある洗濯機は家庭の洗濯機と同じように色々とコースがあるので、温度や、洗い方を、スタートボタンを押す前にしっかりと選んで下さい。
洗剤はコインランドリーでも売っていますが普段自分が使っているものを持って行くことをおすすめします。布団にダメージを与えないように、おしゃれ着用の洗剤を使うのもおすすめです。
2.乾燥機にかける
洗濯にかかる時間はだいたい30分位です。乾燥機もあるので便利です。こちらはまた別料金になります。洗濯機を回すためにはコインが必要なのでお金は小銭で持って行くことが大事です。
コインランドリーで洗う場合には乾燥までしっかり行います。布団が十分に入るものをえらび、最低でも1時間は乾燥にかけるようにしましょう。
宅配クリーニングに頼む方法
毛布を洗濯するのは大きく、重いためかなりの重労働になってしまいますよね。
洗濯するのが面倒くさい方、体力的に厳しい方など楽ちんに毛布を綺麗にできる宅配クリーニングサービスを利用するのもおすすめです。
自宅から毛布を送り、洗濯された状態で自宅に送られてくるので重い布団を運ぶ必要が無いのも大きなメリットです。
使用しない期間はクリーニング後そのまま保管してくれるサービスを行っているところもあります。
汚れを防止する方法
カバーをつける
汚れを防止するためには普段から気をつけて天日干しをしたり、カバーをかけることをオススメします。
毛布は洋服のように頻繁に洗うことも少ないと思うので日頃からお手入れをしていればある程度の汚れを防止することができます。
出しっぱなしにしない
使わない時は出しっ放しにして置かずに朝起きたらきちんと畳んでしまうだけでも大分変わります。
お部屋には、目には見えないハウスダストがたくさんあるので、知らず知らずのうちに豊富に付着してしまっているんです。ハウスダストは体にも悪影響を及ぼしかねないので、普段からできるちょっとした工夫、気遣いを忘れずに扱うだけでも毛布を綺麗に保つ事ができると思います。
たまには天日干しをして防臭スプレーをシュシュっとするのもオススメです。
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ぜひ皆さんも利用して、きれいな布団で過ごしましょう!