シワをつけずに賢く収納!上手な衣類圧縮袋の使い方

 

 

少ない収納スペースでもたくさんの衣類がしまえる衣類圧縮袋は衣替えの時期のお役立ちアイテムです。しかし、間違った方法で使用してしまうとアイロンだけでは戻らないシワがついてしまうこともあります。ではどうすればシワにならずに衣類圧縮袋が使えるのでしょうか。もしシワになってしまった場合にはどうすればいいのでしょう。そこで今回は衣類収納袋の上手な使い方を紹介します。

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シワをつけずに衣類圧縮袋にしまうコツ

収納スペースが少ない家では、衣替えで出てきたかさばる衣類は衣類圧縮袋を利用して上手に収納をしているところも多いようです。しかしそんな便利な衣類圧縮袋でも単に中に衣類を入れ、空気を抜くだけでは中に入れた衣類がシワになってしまいます。旅行などで2~3日程度の短期間のみ使用している場合にはシワがつかないこともありますが、衣替えなどで何カ月も衣類圧縮袋に衣類を保管する場合には注意が必要です。

詰め込みすぎない

まず衣類にシワをつけないためには、圧縮したい洋服を詰め込みすぎないようにしましょう。洋服を入れて1~2cmの余裕を必ず確保することが大切です。少しの余裕があることで密閉度も高まり圧縮しやすくなります。

平らにたたむ

洋服のたたみ方も重要で、極力かさばらないことを心がけ、中身が平らになるようにたたんで入れましょう。

圧縮袋でついたシワの対処方法

霧吹きと乾燥機で直す

もし圧縮袋で保管をしていた洋服にシワがついてしまった場合、霧吹きと乾燥機を使えば簡単にシワを直すことができます。乾燥機が無い場合にはドライヤーやエアコンでも代用が可能ですので試してみるのがおすすめです。

  1. まず、霧吹きを使って衣類のシワに水をふきかけます。この際、衣類に輪じみができないように気を付け、水が垂れない程度までまんべんなく行いましょう。
  2. その後乾燥機に入れ、10分程度乾かします。乾燥機がない場合にはドライヤーやエアコンの風を使いましょう。
  3. 乾いたら今度はシワがあった部分に冷風を15分程度あてます。冷風をあてておくことでシワが戻りにくくなる効果がありますので、時間がたってもシワが戻ってくることがないでしょう。その後30分~1時間ほど自然乾燥をさせて終了です。
  4. 時間がある場合には洋服をシャワー室にかけておくのもいいでしょう。シャワーから出るスチームでシワを直すこともできます。この場合には洋服全体が湿ってしまいますので、シワが直った後、3時間以上はしっかり乾す必要があります。

旅先では水とドライヤー

もし、旅行の荷造りに衣類圧縮袋を使用しシワができてしまった場合には応急処置として水をつけてヘアドライヤーをあてるといいでしょう。どの方法であったとしてもシワの部分を水で濡らし熱風を当てるのが効果的です。ただシルクやウールといった特殊な素材の場合には生地を傷める心配がありますので、クリーニングに出しましょう。

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衣類圧縮袋の注意点

ダウンには使わない

また、ダウンなどの素材は空気を抜いてしまうことで羽根が折れてしまうこともあります。一度羽根が折れてしまうとこれまでのふんわり感は取り戻せなくなりますので注意が必要です。場所をとってかさばるダウンを何とか収納したい気持ちもわかりますが、ぺちゃんこになってしまっては台無しですのでダウンに圧縮袋は使用しないようにしましょう。

空気の抜きすぎにも注意

また、少しでも薄くしたいからと言って空気を抜きすぎるのもおすすめできません。空気を抜きすぎると衣類に負担がかかりシワの原因になります。圧縮率は30%前後におさえ余裕を持たせておくことが大切です。

洗濯してから仕舞う

衣替えをして次のシーズンまで着ない衣類を圧縮袋に入れる際には、綺麗に洗ってしっかり乾かしておくのが大切です。汚れが残っている衣類や完全に乾いていない場合にはシミができたり、カビが発生する原因になってしまいます。大切な衣類を守るためにもひと手間かけてきちんと洗濯し、しっかりと乾いた衣類を収納しましょう。

サイズに合ったものを使う

また、衣類圧縮袋を利用するとクローゼット内の収納力が格段にあがることから需要が高く、様々な商品が販売されています。布団まで収納できる大きいものや旅行用の小さいもの、ハンガーに吊るしたまま圧縮できるタイプなどもあり、用途に合った衣類圧縮袋を選ぶことも洋服にシワをつけないコツであるといえるでしょう。

脱酸素材を使う

その他にも衣類圧縮袋専用の脱酸素材などが販売されています。これを圧縮する前の圧縮袋に入れておくと閉めた後に袋の中に残っているわずかな酸素も吸収してくれます。圧縮袋の中の酸素が少なくなれば、衣類などにカビやダニが付着していた場合でも生き残ることができませんので、次のシーズンまで洋服を傷めることなく保管できます。

チャックの部分を濡れタオルで拭く

また、圧縮袋を使用する際には、保管中の空気の侵入を防ぐためにチャックの部分を濡れタオルで拭いておくのがおすすめです。水分がチャック部分に付着することでチャックの密度がより高まります。

引きずらない

さらに圧縮後には引きずらないことも大切です。床などで引きずると圧縮袋に穴が開いたり破れたりすることもあります。衣類をたくさん詰め込んで重くなっていますが、引きずらないように気をつけましょう。

防虫剤にも注意

その他にも、1シーズン以上着ない場合には防虫剤を一緒に入れてはいけません。長い間防虫剤が衣類に密着していることで変色やニオイ移りの原因となってしまいますので注意が必要です。

スペースがないなら保管サービスも便利

ダウンジャケット、お布団などかさばって収納場所にこまるものは、宅配クリーニングの保管サービスを利用するのもおすすめです。

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