新しい布団の購入を機に古い布団が不要になったけれど、どうやって処分すれば良いかわからなくてお困りの方も多いのではないでしょうか。布団は量がかさばる上に素材も様々なので、それぞれの状況に応じて捨て方を変えなければなりません。布団の種類別にどのように処分すれば良いのか、以下に説明を行っていきます。また、その際の注意点や布団を捨てるタイミングの見極め方についてもあわせてご紹介します。
目次
布団の種類別捨て方について
一口に布団と言っても、使われる素材によって色々な種類に分けられます。具体例として、綿布団・羽毛布団・羊毛布団・化繊布団などが挙げられます。また、横になった時に体圧が分散されるウレタン素材のマットレスや電源に繋ぐことで暖かくなる電気布団などの特殊な布団もあります。
綿布団
古くから使用されている布団として綿布団が挙げられますが、これは中綿として天然の木綿が使用されている布団のことです。この布団には、保温性が高く汗などの湿気をよく吸収するという特性があります。しかし、長年使用を続けると中綿が潰れて弾力がなくなってしまうため打ち直しをしなければなりません。打ち直しをすれば元のように弾力のある布団が蘇ります。
このように綿布団は中綿が繰り返し使用できるという特性があるため、不要になったからと言って捨てるのは資源の無駄です。中綿だけを取り出して打ち直し、座布団や綿入れなどにリメイクして有効活用するという方法を選べば、外側のカバー布を可燃物ごみとして処分するだけで済みます。片や、リメイクが難しい場合には、粗大ゴミとして丸ごと処分します。
羽毛布団
羽毛布団は、木綿布団のように中身と外側のカバー布を分離して捨てることはできません。布団の中から羽毛を取り出そうとすると、部屋の中に羽毛が散乱してしまって大変なことになるためです。羽毛布団の場合も、処分する場合は決められた日に粗大ゴミとして出す必要があります。ただし、状態が良ければ羽毛布団専門のリサイクル業者に引き取ってもらうことが可能です。リサイクル業者に引き取ってもらえば、粗大ゴミのように費用がかからないため経済的です。
羊毛布団
羊毛布団は吸湿性と放湿性に優れているので、綿布団に比べてメンテナンスが楽というメリットがあります。しかし、綿布団のように打ち直しができないため、一度弾力を失ったら捨てるしかありません。羊毛布団も他の布団と同様に粗大ゴミ扱いとなります。化繊布団や体圧分散マットレスについてもリサイクルが難しいため、粗大ゴミとして処分します。
電気布団
布団の中でも特に捨て方が難しいのが電気布団です。自治体によって不燃ごみ扱いだったり粗大ゴミ扱いだったり対応が異なるためです。電気布団を処分する時には、自分が住む自治体のゴミの出し方を十分に調べてそれに従うようにします。
綿布団や羊毛布団など切断することで細かく分解できる布団の場合は、可燃ゴミの袋に少しずつ混ぜて出すことで処分の費用を抑えることが可能です。ただし、この方法だと分解する手間がかかる上に全部捨ててしまうまでにかなりの時間がかかってしまいます。粗大ゴミの費用をどうしても節約したいという方にのみおすすめできる方法です。
布団を捨てる際の注意点
布団を捨てる際には、前もって自分の住む自治体の決まりをチェックしておかなければなりません。布団の種類ごとに適切な捨て方が決められているため、その範囲内で布団の処分を行います。自治体によっては、粗大ゴミとして出す際に専用のシールを貼り付けることを義務付けている所もあります。シールにゴミを捨てる人の氏名や住所を明記する必要がある時には、忘れず記入しておくようにします。記入漏れがある時にはゴミの回収が行われないため注意が必要です。
また、事前に電話で粗大ゴミを出す日を予告しておかなければならない自治体もあります。その他、雨が降っている時などは粗大ゴミの回収が中止になる可能性があるため、ゴミ出し日の天候にも気をつけておくことが大事です。
布団を捨てるタイミングの見極め方
まだ使える布団はリサイクルに出したり人に譲ったりすることで処分できますが、いよいよ捨てなければならないという時はどこで見極めれば良いのでしょうか。綿布団の場合は、打ち直しができない程中綿の状態が悪くなった時が捨てるタイミングです。汗によって中綿にカビが生えてしまった状態や、度重なる子供のおねしょによって中綿が著しく劣化してしまった状態などがそれに当たります。
羽毛布団
また、羽毛布団は、長く使用するにつれて中の羽毛が汗や汚れでコーティングされていきます。ひどい状態になると、羽毛同士が接着し布団の嵩がなくなってしまいます。クリーニングによってある程度は回復しますが、これが度重なると羽毛の保温機能が劣化して以前のような温もりが感じられなくなります。こうなると回復させることが難しいため捨てた方が賢明です。
羊毛布団・化繊布団
羊毛布団や化繊布団については、日光に当てても洗濯をしても弾力が戻らなくなった時が寿命の合図です。ウレタンなどのマットレスは、弾力が低下して崩れがみられるようになったら捨てるようにします。さらに、電気毛布については、危険を伴う可能性もあるため機能に何らかの異変を感じたらすぐに処分しなければなりません。
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