コインランドリーでの敷布団の洗い方。乾燥時間や値段・洗濯頻度を解説

敷布団をコインランドリーで洗濯する
睡眠中は、思いのほか汗をかくもの。このような汗を吸収しているのが、毎日使用している敷布団です。敷布団が汗臭くなった場合、クリーニングに出しているという方もいるでしょう。ただ、敷布団などの大物は、クリーニング代が高くなりがちなのが難点です。家で洗うのも難しく、洗濯の仕方で悩んでいる方は少なくありません。今回は、コインランドリーを利用して敷布団を洗えるのかどうかを検証していきます。洗い方や注意点なども、合わせてご紹介しましょう。

目次

コインランドリーで敷布団を洗濯するメリット

家庭用では洗濯が難しい「敷布団の丸洗い」ができる

敷布団はシングルサイズでも約100×210㎝という大きさで、折り畳みが難しいものも多く、家庭用洗濯機にはなかなか入りません。
そんな敷布団でも コインランドリーの大きな洗濯機なら丸洗い洗濯が可能 です。コインランドリーには乾燥機もついているので短い時間で乾燥までできます。
使い込んだ長年の汚れもキレイになり、買ってすぐのような使い心地に戻ります。

業務用の洗濯パワーで汚れもダニなどのアレルゲンも綺麗さっぱり

人は 寝ている間に200ミリリットル程度汗をかく と言われています。敷布団はその汗を吸っています。このような汗や汚れが布団を悪くします。
アトピー・鼻炎・喘息などのアレルギーの原因となるダニやホコリ・カビなどのアレルゲンも、業務用の洗濯パワーでキチンと洗濯することで症状も和らぐことでしょう。

ふわふわとした抜群の触り心地で、まるで買いたての布団のような仕上がりに

コインランドリーの大きな洗濯機で水を使って丸洗いすることで布団の中まで詰まった汚れをキレイにすることができます。
その後業務ようの乾燥機で乾かすことで新品のようなふわふわした触り心地の布団にしあがります。洗う前とはくらべものにならないくらいの寝心地の布団に戻すことができます。

即日仕上がりなので、洗濯したその日から清潔な布団が使用できる

敷布団を洗う場合クリーニングなら数日かかります。おうちで洗う場合、仲間でしっかり乾かす必要があるため、天気の良い日が続くころを狙って天日干しで2~3日ほどかかります。 コインランドリーの場合、洗いに約1時間、乾燥に約1時間と、約2時間で終わります。 洗ったその日から清潔な布団が使用できます。

コインランドリーで敷き布団を洗う際に必要なものは?

敷布団をコインランドリーで洗うと、中綿がよってしまうことがあります。後でご紹介いたしますように 紐で縛る、敷布団を入れることのできる洗濯ネットを使う などしますとコインランドリーで敷布団の洗濯が可能になります。
また、コインランドリーで敷布団を洗う時にかかる費用は約1,000円から1,500円程度です。
大型の洗濯機や乾燥機を使うとなると高くなることがありますが、洗濯で500円程度、乾燥も500円程度です。そのため ほとんどの場合1,500円程度で敷布団を洗う ことができます。

コインランドリーで洗濯・乾燥できるか見分ける方法

洗濯表示の見分け方

洗濯表示タグ
敷布団をコインランドリーで洗えるかどうかは、敷布団のタイプや利用するコインランドリーによって決まってきます。
まずチェックしておきたいのが、敷布団の厚みです。厚手の敷布団は、洗濯槽に入り切らない可能性があります。一般的に キルティング加工がされていない敷布団は、中身の詰め物が偏りやすいことから、洗濯機での洗濯は避けた方が良い と言われています。
また、品質表示タグなどをチェックしておかないと、洗濯した後に布団の縮みや型崩れが生じる場合も少なくありません。
元々洗濯が出来ない素材の場合は、乾いても元に戻らない可能性があります。

  • 洗濯機マークがついている
    敷布団についている洗濯表示に 洗濯機で洗う事ができる洗濯機マークがついていること を確認してください。これが確認できれば洗濯機で洗う事ができる敷布団とわかります。洗濯機で洗うえる敷布団のほとんどがキルティング加工された敷布団です。キルティング加工とは生地と生地の間に中綿を挟み、ミシン縫いすることで中綿がよらないようにした加工です。洗濯機の強めの水流で洗っても生地が偏ることがなく洗う事ができます。逆にキルティング加工されていない敷布団の洗濯表示は手洗いマークや水洗い不可のマークがついていてコインランドリーで洗うことが難しくなります。
  • 乾燥機マークがついている
    乾燥機マークがあれば、洗濯した敷布団を乾燥機に入れて乾かすことができるのでコインランドリーで洗濯乾燥が完結します。 乾燥機マークにバツ印がなければ乾燥機で乾かすことができます。 

敷布団の素材を確認して見分ける方法

敷布団の素材には「羽毛・ポリエステル・綿・ウール・ウレタン」など多くの素材が使われております。ここでは素材で洗濯・乾燥が可能か記載します。

  • 羽毛・ポリエステル:洗濯〇 乾燥〇
  • 羊毛50% ポリエステル50%の混合素材:洗濯〇 乾燥〇
  • 綿100% 洗濯〇(洗濯ネットを使う事が推奨されます。また洗濯表示が手洗いのものがあるので注意が必要です。)
  • ウレタン:洗濯× 乾燥×
  • 羊毛100% 真綿:洗濯× 乾燥×(手洗いが推奨されています)

コインランドリーの洗濯機の容量を確認する

容量を超えている敷布団は、基本的にその洗濯機では洗えません。容量オーバーをしてしまうと、洗濯が十分に出来ないだけでなく、機器の故障に繋がることも少なくありません。
洗濯機の内部がオーバーヒートしてしまうケースもあり、容量オーバーは色々なトラブルの原因になります。洗濯槽にギリギリ布団が入っても、きちんと洗えるかどうかはまた別問題です。
容量を超えている敷布団は、例え洗濯槽に詰め込めた場合でも無理をして洗濯を進めるのは避けましょう。 シングルサイズの敷布団で15kgが目安です。 

コインランドリーで敷布団を丸洗い・乾燥する方法

敷布団を紐で縛って洗濯機にいれる

布団を紐で縛ってコインランドリーへ入れる
敷布団は3つ折りで蛇腹折りにします。 蛇腹折りにすることで布団の内側にまで水が行きわたる と言われています。また、 敷布団を紐で縛ってから洗濯機に入れるのが良い とされています。洗濯ネットを利用することも推奨されています。こうすることで中綿の偏りを防ぐことができます。

扉を締めて精算機で精算

扉を閉めて精算機で精算
敷布団を洗濯機のドラムに入れます。入れる時にドラムに沿うようにいれましょう。
コインランドリーによってはドラムへの入れ方を表示されているところもあります。その後精算機に金額を投入します。

洗濯が終わったらすぐに乾燥機に移す(40分以上)

洗濯が終わったら乾燥機へ移す
洗濯が終わったらすぐに乾燥機に入れてください。洗濯ネットを使っている場合はネットを外してください。 乾燥時間は40分が目安 です。

乾き具合を確認して足りなければ10分ずつ追加

乾燥完了後は布団が熱いです。少し待ってから乾き具合を確認してください。乾きが足りないと感じたら10分ずつ追加してください。料金など無駄がなくなります。

コインランドリーで乾燥できないときの対処法

敷布団の中にはコインランドリーで乾燥できないものもある

敷き布団の中には乾燥機に対応していない素材のものがあります(ナイロンなど)。
その場合は無理に乾燥せずにコインランドリーで洗い終わったらおうちに持ち帰り、ベランダなどで天日干しをして自然乾燥をしましょう。
敷布団によっては厚みがあるため完全に乾くまでに2~3日ほどかかることもあります。
干した時の内側が乾きにくいので、1日置きに布団をひっくりかえし、両面が完全に乾くようにしましょう。

加熱しすぎに注意

乾燥機を使用して敷布団を乾かす時は、加熱しすぎないように注意をしましょう。
化繊などの合成繊維は乾燥機の中で熱くなるケースがあり、 終了ブザーがなるまでの間にも、時々中の様子を見ておくことが大切 です。
途中で開けてみて既に布団が乾いている時には、その時点で洗濯を終了した方が生地を傷める心配がありません。必要以上に乾燥を続けるのも、避けたいところです。

敷布団をコインランドリーで洗う費用の目安

コインランドリーで敷布団を洗う際の費用ですが、洗いと乾燥の合計で1000円から1500円が目安となっています。

  • 洗濯:500円から600円くらい
  • 乾燥:500円から1000円くらい(乾燥機の大きさによって違います。)

なかにはコース洗いできるコインランドリーもあり、1200円から1800円ほどになります。いずれにせよクリーニングに出すより割安です。

敷布団を洗濯する頻度

布団の洗濯は年に2回程度、半年に1回は洗濯した方がよいと言われています。
人が寝ているとき汗は約コップ1杯(約350ミリリットル)とも言われています。年間で約70リットルも汗をかきますので、 年に2回は洗濯することが好ましい です。
こまめに干すことも大事ですが、定期的に洗濯することで清潔さが保たれます。

敷布団洗濯に宅配クリーニングを利用するメリット

 近くに適当なコインランドリーが見つからない場合、宅配クリーニングを利用するのも一案 です。
宅配クリーニングは、全国から利用が出来る便利なクリーニングサービスになります。集荷の申し込みをすると、クリーニングに出したい品物を宅配業者が引き取りにきてくれます。
敷布団などの大きな品物は、クリーニング店まで持ち込むのにも手間暇がかかります。
その点、宅配クリーニングなら、持ち運びの労力は不要。宅配専用のキットなどが届くこともあり、品物を発送する際にも負担が少ないのが宅配クリーニングの特徴です。
また、 汗の汚れはもちろん、カビやダニを徹底的に除去出来る のが、宅配クリーニングの良さでもあります。ダニの発生を抑える加工をオプションで提供しているお店もありますので、クリーニング後の敷布団はより快適に使えるような状態になっています。

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よくある質問

Q コインランドリーで布団を洗濯するメリットは何ですか

A コインランドリーでの洗濯であれば、ご家庭内での洗濯が難しい敷布団も洗うことができます。
人は寝ている間に200ミリリットル程度汗をかくと言われており、敷布団はその汗を吸っています。
こうした汗をはじめ、アトピー・鼻炎・喘息などのアレルギーの原因となるダニやホコリ・カビなどのアレルゲンも、コインランドリーであれば業務用の洗濯パワーでキチンと洗濯することが可能です。

Q コインランドリーで布団が洗濯できるか見分ける方法はありますか

A 敷布団をコインランドリーで洗えるかどうかは、敷布団のタイプや利用するコインランドリーによって決まってきます。
見分けるために、布団の厚みやキルティング加工の有無、品質表示タグをチェックしましょう。また、布団の素材によっても洗濯可否がわかります。

Q 布団をコインランドリーで洗濯する際の費用の目安はどれくらいですか

A コインランドリーで敷布団を洗う際の費用は、洗いと乾燥の合計で1000円から1500円が目安となっています。なかにはコース洗いできるコインランドリーもあり、1200円から1800円ほどになります。いずれにせよクリーニングに出すより割安です。

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