絶対に失敗したくない! スコッチグレインの手入れ方法

履けば履くほど自分の足に馴染んでいくとされているスコッチグレインの革靴ですが、修理もしやすく長く愛用できる事でも知られています。長く履き続けられる靴だからこそ、失敗しない手入れの方法を知っておく事が重要です。そこで今回は手入れに必要となる道具やおすすめのグッズを紹介しつつ、頻度や注意点などについてもまとめていきます。

一生ものの靴、失敗はできない!

スコッチグレインの革靴はしっかりと手入れをすれば一生使える靴なので、日々の手入れが大切になります。もちろんすり減ってしまったヒールやソールに関しては修理で取り換えてもらう事も必要ですが、まずは自分でできる手入れを行いましょう。

履いたら必ずブラッシング

日々の管理で大切なのは、 履いた後は毎回ブラシなどで汚れを落とすのを忘れない事 です。しっかりとした手入れも重要ですが、毎回汚れを落とすだけでも靴の状態を良く維持できます。また靴は複数用意して履き分ける事で長持ちさせる事ができます。汗などを吸っている内部を2~3日休ませ乾かす事によって、革靴の大敵であるカビや雑菌の繁殖を抑える事に繋がります。
革は乾燥した状態だとシミや傷が付きやすくなるので、こまめな手入れが必要です。手入れに失敗しない為にも、正しい方法を理解しましょう。

用意するもの

革靴の手入れの際に用意すべき物には、 馬毛のブラシ・豚毛のブラシ・ペネトレィトブラシ・乳化性のクリーム・油性クリーム・ストッキング などがあります。汚れが目立つ時に使う専用の液体等も売られていますが、スコッチグレインではクリーナーやリキッドなどを手入れで使う事はおすすめされていません。また防水スプレーなども使わない方が良いとされているので、用意する必要はないでしょう。

あると便利なもの

他にも、シューズキーパーやハンドラップがあると手入れをする時に役に立つので用意しておきます。シューズキーパーは手入れの時に靴の形を崩さない為に、ハンドラップはより艶を出す仕上げで布に程度な水分(ウイスキーが適している)を含ませるのに役立ちます。

手入れ方法

まず革靴の紐を外し、シューズキーパーをセットします。その状態で馬毛のブラシを使い、表面についたホコリや汚れを取り除いていきます
次にペネトレィトブラシを使い、乳化性クリームを靴に薄く塗っていきます。クリームは皮に栄養と艶を与えるのに重要です。布などにクリームを取って塗っていくのでも良いですが、ウェルト(細革)部分などはブラシの方がムラなく塗る事ができます。
全体にクリームを塗ったら、豚毛のブラシを使って余分なクリームを落としていきます。ブラシでクリームを落としたら、ストッキングを使い更に磨いていきます。余分なクリームが残っていると汚れやほこりが付きやすくなるので注意しましょう。

最後は艶出し

 最後に、靴に艶を出す為に油性のクリームを使い被膜を作ります。 全体に薄く塗り、ロウの成分が浮いてくるまで15~30分程度待ちます。その後ストッキングなどで磨けば手入れは終了です。また油性クリームと一緒にウイスキーを塗り込んでいく「モルトドレッシング」を行えば、更に艶のある仕上がりになります。

注意点

手入れをする時はいくつか注意点があるので、間違った方法にならないように気を付けましょう。

乳化性クリーム

まず乳化性クリームを付ける前のブラッシングですが、しっかりと汚れを落とす為に丁寧に行う必要があります。 ブラッシングがしっかり行われていない状態でクリームを付けてしまうと、汚れが落ちにくくなってしまうからです。 クリームを塗る時は少量ずつ行い、色ムラがでないように注意します。また履いているうちにできるシワなど、特に革切れが起こりやすい部分は丁寧に塗りこむのが重要です。

油性クリーム

油性クリームを靴に塗っていく時は、 強くこすらない事が大切です。 またモルトドレッシングなど水分を含ませながら塗っていく場合は、靴の表面に直接水滴が付かないように注意が必要になります。

手入れの頻度は?

 履いた後に毎回ブラッシングをする事は大切ですが、しっかりとした手入れは週に2~3回履く人で月に1回か2回が目安となります。 ただし梅雨の時期など、湿度が高い日が続く時はカビなどが発生しやすいのでこまめに手入れをした方が良いとされています。

雨の日は必ず手入れする

また手入れの頻度に関係なく、雨の日に履いた後は手入れをするようにしましょう。 濡れてしまった革は、水分が蒸発していくのと同時に油分も抜けていってしまいます。 その状態で乾いてしまうと、革切れやシワができやすい状態となってしまうからです。乾ききる前に手入れし、革に栄養と艶を与える事が大切です。もし中まで水が染み込んでいる場合は、新聞紙などを詰めてしっかり水分を取ります。濡れた新聞紙はこまめに交換しないとカビの原因となるので気を付けましょう。

おすすめグッズをご紹介

馬毛のブラシでおすすめなのが、エムモゥブレイの「プロホースブラシ 7030」です。エムモゥブレイは靴愛好家にもファンが多いトップブランドで、その特徴は熟練の職人によるハンドメイド的製法にこだわっているところです。機械による大量生産が多いなか、丁寧な作りが人気となっています。また豚毛のブラシの「プロブラシ 703131」、ペネトレィトブラシ の「ペネトレィトブラシ 7012」も人気がある商品で、どちらも使いやすいと評価が高いおすすめのグッズになります。

クリームのおすすめ

乳化性クリームでおすすめなのが、ブートブラックの「カラーシュークリーム」です。ブートブラックは日本製のクリームで、水分質でムラなく塗りやすいと評判の商品になります。カラーバリエーションも30色以上あり、自分の靴に適した色を使う事ができます。また油性クリームである「シューポリッシュ」も人気があり、スコッチグレインの公式サイトでも紹介されているおすすめのグッズになります。

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