効果バツグン！ダニ取りシートの選び方とおすすめ3選 -

ダニに悩まされて困っているときに気軽に使える対策アイテムとしてダニ取りシートがあります。しかし、あまりにもたくさんの種類があるのでどれを使おうかと迷ってしまいがちです。ダニ取りシートの選び方の基本的な考え方や確認のポイントを押さえておきましょう。それに基づいたおすすめ商品も紹介するので参考にして下さい。

ダニ取りシートの種類を比較しよう

ダニ取りシートを選ぶときにはしっかりと効果があるものにしたいと考えるのはもっともなことです。ただ、ダニ取りシートにも種類があって効果も違うことは知っているでしょうか。ダニ取りシートには捕獲式、忌避式、捕殺式の三種類があります。

一般的にダニ取りシートと呼ばれているダニ対策アイテムの大半は捕獲式です。これはダニが好む香料などをシートに含ませてあり、ダニがシートに集まる仕組みになっています。シートには粘着剤や網目構造によって抜け出せなくなる繊維が用いられていて、ダニをシートに捕獲してしまうのが特徴です。

一方、忌避式はダニが嫌う成分を放出する仕組みになっています。ダニが近寄ってこないのでそのシートの周辺で有効範囲内にはほとんどダニがいなくなるのが特徴です。シート状のものだけでなく置くだけで使える消臭剤と同じようなタイプのダニ対策アイテムも市販されています。

最後の捕殺式のダニ取りシートは原理的には捕獲式に似ています。ダニが好む成分を含んでいて周囲にいるダニを集めるところまでは同じですが、シートにダニを殺す成分が含まれているので生きたまま捕獲するのではなく死滅させます。

どの種類かによって周囲に放出される成分が異なるので安全性に違いが生じます。また、同じ種類でも使用している成分が違うことが多く、香りや有効範囲も異なるのが一般的です。香りは好みが影響するので使ってみないと比較できませんが、安全性や有効範囲については事前に比較できるので忘れないようにしましょう。

基本的には捕獲式のシートであれば食品添加物や食品成分を使用していて安全性が高くなっています。

比較すべき他のポイントとは

ダニ取りシートはどんなダニに有効なのかが重要な比較ポイントです。一般的にかゆみの原因になるダニとして知られているのがツメダニで、チリダニやイエダニもたくさんいますがかゆみの原因になることはあまりありません。有効な対象についての説明がダニ取りシートのパッケージに書いてあるので確認しておきましょう。

ただ、ツメダニに有効ではなくてもチリダニやイエダニが減るとツメダニは減っていきます。これからダニが増えるシーズンだから予防しておこうという段階ではツメダニに有効ではないものを使う方がコストパフォーマンスが高い可能性もあります。一般的にツメダニに有効なダニ取りシートの方が高価だからです。

もう一つ重要なのがダニ取りシートの有効期間です。開封してから1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月というのが一般的で、コストパフォーマンスに大きく影響します。交換頻度が高いと手間がかかるので期間が長い方が便利でしょう。ただ、使ってみて効果を確認したい、香りが嫌いではないか試してみたいといった場合には期間が短くて比較的安価なものを選ぶのが合理的です。