こんにちは、安心と品質にこだわるハウスクリーニングをご提供するカジタクです。
窓ガラス掃除と一口に言っても、窓は外側・内側・サッシと掃除箇所が大変で憂鬱かもしれません。しかし、窓の掃除は身近な道具で意外と簡単にできます。場所別に窓ガラスのきれいな拭き方などのコツや頻度、注意点を解説します。
・水拭き、メラミンスポンジ、重曹・クエン酸水などを使って掃除する。
・掃除は半年に1回が目安で、外側からサッシ→ガラス→網戸の順に行うのが効果的。
目次
▼窓ガラスクリーニング方法を動画で確認!
窓ガラスの汚れの原因には何があるの?
窓ガラスの汚れは、内側と外側で異なる原因が考えられます。
窓ガラスの内側の汚れ
ガラスの内側につく汚れの原因は、 手垢やホコリ、煙草のヤニ、油汚れなど が多いです。
汚れた手でガラスに触れたり、ガラスについた手の皮脂に室内のホコリが付着したりすることで汚れていきます。煙草のヤニはガラスを黄ばませることもあり、落としにくい頑固な汚れとなりやすいです。油汚れは台所の窓につくことが多い汚れで、料理することで油が含まれた水蒸気が発生し、ガラスを汚してしまう場合があります。
窓ガラスの外側の汚れ
外側の汚れは、風にのって飛んでくる 花粉や砂、泥、黄砂、雨、車などが出す排気ガス が原因であることが多いです。
空気中に含まれる砂やゴミなどの汚れは風が吹くと窓ガラスに付着し、そのまま放置しておくと汚れが固まって落としにくくなる場合もあります。雨風が吹くと水や泥、網戸に付着していた汚れがガラスにつくこともありますし、花粉や黄砂などがたくさん飛んでいる時期はガラスも汚れやすくなります。
道路が近い部屋の場合は車が出す排気ガスが原因の汚れがつきやすく、いずれの場合も汚れを放っておかず、こまめに掃除することがガラスの綺麗さを保つ秘訣になります。
窓ガラスの掃除方法
窓の掃除の大部分を占める窓ガラスの掃除方法を5つ紹介します。汚れ具合や確保できる掃除時間に合った掃除方法を選んで実践してみてください。
基本は水拭きで窓ガラスを掃除
水拭きでは、洗剤や特別な道具は必要ないので、日々の掃除に簡単に取り入れることができます。窓が汚れてきたと感じたら水拭きで掃除をしましょう。
必要な道具・洗剤
- 雑巾2枚
掃除手順
- 雑巾を水で濡らして固く絞ります。
- 上から順に窓を拭いていきます。ポイントは、 「コの字」の形で拭いていく ことです。窓の左上から真横に拭いて、角にぶつかったら雑巾を下にずらして、左端まで拭いたら、雑巾をずらして真横に拭いて…と繰り返していきます。
- 乾いた雑巾で乾拭きをしたら完了です。
メラミンスポンジを使った窓ガラスの掃除方法
メラミンスポンジは汚れを削り落とすため、柔らかい素材のものや傷つきやすい素材のものには使用できませんが、ガラスは硬い素材なので使用可能です。ただし ガラスの一部がコーティングされているもの、樹脂フィルムが貼られているガラスの場合は、コーティング部分に傷がつくおそれがあるので注意する 必要があります。
必要な道具・洗剤
- メラミンスポンジ(ハサミやカッターで使いやすい大きさに切っておきます。)
- 雑巾
掃除手順
- メラミンスポンジを濡らして、窓を拭いていきます。上から順に掃除していきましょう。
- 拭き終わったら、雑巾で乾拭きをします。窓全体をメラミンスポンジで拭き終わる前に乾いてしまう場合は、「メラミンスポンジで拭く→乾拭きをする」を繰り返します。
- 乾拭きまで終了したら、サッシに落ちたメラミンスポンジのカスを拭き取るか掃除機で吸い取って完了です。
両面ガラスクリーナーを使った窓ガラスの掃除方法
両面ガラスクリーナーは磁石の力で2つのクリーナーをガラスの内側と外側からくっつけて、内側のクリーナーを動かすと同時に外側のクリーナーも動かし、一度に両面のガラスを拭ける掃除道具です。このため 高い場所に設置されている窓も安全に掃除ができ、掃除時間も短くなります 。
重曹やセスキ炭酸ソーダ、クエン酸を使った窓ガラスの掃除方法
アルカリ性の重曹とセスキ炭酸ソーダは、手垢や油汚れを、酸性のクエン酸は窓のくもりや水垢を落とす効果があります。
必要な道具・洗剤
- 重曹水(スプレーボトルに水200㎖・重曹小さじ2杯入れたもの)
または
セスキ炭酸ソーダ水(スプレーボトルに水200㎖・セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯入れたもの) - クエン酸水(スプレーボトルに水200㎖・クエン酸小さじ1杯入れたもの)
- 雑巾2枚
掃除手順
- 窓に重曹水またはセスキ炭酸ソーダ水をスプレーします。
- 固く絞った雑巾で水拭きをします。汚れと重曹水(セスキ炭酸ソーダ水)をしっかり拭き取りましょう。
- クエン酸水を窓全体にスプレーして、固く絞った雑巾で水拭きをします。
- 乾いた雑巾で乾拭きをしたら、完了です。
新聞紙ボールを使った窓ガラスの掃除方法
新聞紙のインクが油分や手垢の成分を分解してくれるので、洗剤を使用しなくても窓を綺麗にしてくれます。また、インクによって曇り止めやツヤだし効果も期待できます。
必要な道具・洗剤
- 新聞紙
- 窓用ワイパー(結露が多い場合)
掃除手順
- 新聞紙ボールで窓全体を拭いていきます。新聞紙ボールは、新聞紙一面分をクシャクシャと丸めたものを、さっと濡らして作ります。
- 塗らした新聞紙ボールで拭き終わったら、乾いた新聞紙ボールで乾拭きをして完了です。
結露が出ている場合は、新聞紙は濡らさずに乾いた状態で窓を拭きます。結露で水気が多すぎる場合は、ワイパーで水分を除いておきましょう。
新聞紙を使った掃除方法は、鏡にも応用できます。時間があるときに是非試してみてくださいね。
窓枠のゴム掃除方法
窓枠のゴムには汚れが付着するだけでなく、カビも発生することがあります。一度カビが発生してしまうとお手入れが大変になってしまいます。窓と合わせて定期的に掃除していきましょう。
必要な道具・洗剤
- クリームクレンザー
- 歯ブラシ
- カビ取り剤
- 雑巾2枚
窓枠のゴムの掃除手順
- クリームクレンザーと歯ブラシで窓枠のゴムを磨きます。傷がつきやすいため、使わなくなった歯ブラシでの掃除が効果的です。
- 固く絞った雑巾で水拭きをして、最後に乾拭きをしたら完了です。カビが酷い場合はカビ取り剤を塗ってから水拭きと乾拭きをしてください。
サッシの掃除方法
砂埃や髪の毛がこびりついて、サッシの隅は真っ黒になっていませんか?汚れは放置すればするほど、落としにくくなってしまいます。小まめに掃除する習慣をつけて、綺麗な状態を長く保てるようにしましょう。
必要な道具・洗剤
- 刷毛やブラシ
- つまようじ/歯ブラシ
- 掃除機
サッシの掃除手順
- ブラシで固まっている土埃などの汚れを掻きだしながら、掃除機で吸い取っていきます。広範囲のサッシを効率良く掃除するために、大きめのブラシを用意すると良いでしょう。
- 細かい部分の汚れを、つまようじや歯ブラシで掻きだします。
頑固な汚れの場合は、マイナスドライバーとウエットティッシュを使います。サッシに傷がつかないようにドライバーの先をウエットティッシュでカバーします。また、ウエットティッシュは汚れを湿らせて浮かせる効果もあります。 - 固く絞った雑巾で水拭きをして、最後に乾拭きをしたら完了です。
サッシのカビ取り方法
窓周辺は、内部と外部の温度差が激しく結露が多い部分です。そのため、カビが発生しやすくなってしまいます。そんなカビの対処法はずばり「片栗粉」です。片栗粉に塩素系漂白剤を練ってペースト状にします。手が荒れやすい方はゴム手袋などを用意して直接触らないようにしてくださいね。
この漂白剤ペーストを黒ずんだ部分にべったりと塗り込んでいきます。5分ほど放置したらあとはティッシュなどでふき取って、水拭き、乾拭きをします。 ゴム部分などは塩素系漂白剤と相性が悪いため、放置時間が長いと劣化してしまう ので注意が必要です。
網戸の掃除方法
様々な網戸掃除の方法がありますが、ここでは網戸を外さずに掃除できる方法を紹介します。
必要な道具・洗剤
- 掃除機
- 新聞紙または大きめの広告
- ガムテープ
網戸の掃除手順
- 掃除機をかける反対側の網戸に新聞紙や段ボールをガムテープなどでとめて覆います。反対側をふさぐことで、空気が逃げず、掃除機の吸引力が増し、汚れがとれやすくなります。
- 網戸の上から下に向かって、掃除機をかけてきます。サッシに落ちたホコリやゴミも掃除機で吸い取ったら完了です。
窓ガラス掃除の注意点
ガラスではなくタオルにスプレーする
洗剤スプレーを使用する時はガラスに直接吹きかけず、タオルや雑巾にスプレーして掃除しましょう。ガラスに直接吹きかけると洗剤が垂れて跡がついてしまったり、 うまく拭き取れずムラに なってしまったりする可能性があります。
洗剤をつける窓は1枚ずつ
最初に全ての窓に洗剤をつけると布巾などで拭き取る前に乾いてしまい、ガラスに洗剤の跡が残ってしまう場合があります。ガラス掃除をする時は窓1枚ずつに洗剤をつけて、 乾く前に素早く拭き取る ようにしましょう。
なるべく素早く
窓の掃除はなるべく短い時間で済ませます。 洗剤だけではなく砂やホコリなどの汚れも、一度水に濡れた後に再度乾燥すると、ガラスにこびりついてさらに落としにくくなってしまいます 。手早く掃除すればそのような事態も防げるので、時間をかけずに掃除するよう心がけましょう。
窓ガラスの掃除頻度・時期は?
半年に1回がちょうどいい
冬は外との気温差によって窓に結露が起こることも多く、結露を放置するとカビの原因になることもあります。年末の大掃除の時期に窓を掃除すればカビの発生が防止できますし、綺麗になった窓に囲まれて気持ちよく新年を迎えることができます。 6月から7月は大掃除から半年経過しているので汚れもたまっており、黄砂もちょうどこの位の時期で落ちつくことが多いので、窓の掃除にはぴったりな時期 です。
日中は避けると◯
曇りの日や雨上がりの日は湿度が上がりガラスに付着した汚れが浮き上がって落としやすくなるので、窓の掃除もしやすくなります。
窓ガラスを掃除する時間帯については、 汚れが目で確認しやすい夕方や、乾燥するスピードが日中ほど速くない朝 に掃除するのがおすすめです。日中の掃除は乾燥しやすいためガラスに拭き跡が残りやすいですし、光が反射して汚れが見えにくくなるので避けた方が良いでしょう。
窓ガラスは外側から、窓サッシ→窓ガラス→網戸の順に掃除する
窓ガラスは、汚れが多い外側から掃除します。内側から始めてしまうと、外の汚ればかりが目立ち、汚れが確認しづらくなってしまいます。全ての箇所を掃除する場合は、窓サッシ→窓ガラス→網戸の順番で掃除しましょう。
家中の掃除をまとめてするならプロにおまかせ
以上のやり方で窓の掃除は終了です。特別な道具はほとんどいりませんので、皆さんも綺麗な窓をキープしてくださいね。
窓掃除をキッカケに家中を掃除したい!という方には、プロのクリーニングをお願いすることがおすすめです。エアコン、トイレ、洗面所、浴室、キッチンなど様々な箇所のサービスがあり、自分の家に合わせたクリーニングをお願いすることができます。
よくある質問
Q.窓ガラスの汚れの原因は何ですか?
A.ガラスの内側につく汚れは、手垢やホコリ、煙草のヤニ、油汚れなどです。ガラスについた手の皮脂に室内のホコリが付着していきます。外側の汚れは、風にのって飛んでくる 花粉や砂、泥、黄砂、雨、車などが出す排気ガスなどです。花粉や黄砂などがたくさん飛んでいる時期はガラスも汚れやすくなります。
Q.窓ガラス掃除の注意点はありますか?
A.洗剤を窓ガラスに直接吹きかけると垂れて跡が残ってしまうので、タオルにスプレーしてから使用します。洗剤だけではなく砂やホコリなどの汚れも、一度水に濡れた後に再度乾燥すると、ガラスにこびりついてさらに落としにくくなってしまいます 。洗剤をつけるのは窓1枚ずつにし、手早く掃除してください。
Q.窓ガラスの掃除頻度やおすすめの時期を教えてください。
A.年末の大掃除と黄砂の落ち着く6~7月の年2回を目安に掃除してください。また、掃除する時間帯は汚れが目で確認しやすい夕方か乾燥するスピードが日中ほど速くない朝が良いでしょう。曇りの日や雨上がりの日は湿度が上がりガラスに付着した汚れが浮き上がって落としやすくなるのでおすすめです。
窓・サッシ・網戸クリーニングを頼むならカジタク!
汚れの種類や場所に合わせてプロが機材・洗剤を使い分け、カビや水垢等のしつこい汚れを徹底洗浄し、窓がピカピカに!
花王と共同で使用洗剤を厳選しているから、安心してお掃除をおまかせください!
窓・サッシ・網戸クリーニングをプロに頼むなら実績があるカジタクがオススメ!
窓は砂埃、粉塵、タバコのヤニ等の汚れ、結露によるカビなど、窓の周りは汚れがいっぱいです。ぜひ皆さんも一度プロに任せてきれいなお家で気持ちよく過ごしましょう!