冷蔵庫の掃除方法まとめ!匂いや汚れを簡単に落とす方法を紹介

ご家庭の冷蔵庫は定期的に掃除していますか?
冷蔵庫はお肉やお魚、野菜や飲み物、調味料など様々な食品の保管場所です。そのため、色々な食品の匂いや汚れがついてしまいがちです。口に入るものは清潔な場所で保管したいと感じる方は多いのではないでしょうか。
ここでは冷蔵庫の掃除にまつわる様々な項目、掃除道具や各箇所の掃除方法等をまとめてご紹介します。

掃除は食材が少なくなったタイミングに

冷蔵庫の掃除は、一度中のものを外に出す必要があります。ですから、食材を可能な限り傷めないように食材が少なくなったタイミングに行うようにしましょう。
おすすめなのは時間が取りやすい週末に掃除する予定を入れておいて、その日に向けて徐々に食材を使い切っていくことです。

掃除の前に準備しておく事

まずは冷蔵庫に入っているものを一旦すべて出しましょう。大きめのクーラーボックスや保冷剤を入れた発泡スチロールのボックス等を用意し、中のものを移していきます。

同時に賞味期限や食品の状態をチェックしましょう。冷蔵庫にしまったことを忘れて賞味期限が切れてしまっているものや、食べられる状態ではなさそうなものはこのタイミングで整理して廃棄します。掃除のついでに要・不要の整理することで一石二鳥です。

また、庫内に仕切り板やトレー、ボックス等があって取り外せそうであれば、事前に外しておきます。そうすることで、庫内の掃除がしやすくなります。取り外したパーツは中性洗剤で洗ってから拭くか、乾かして水分が残らないようにしましょう。

冷蔵庫の掃除に必要なもの

冷蔵庫の掃除をするにあたって、ふきん等は複数枚用意しておくと良いでしょう。
パーツによっては、使い古した歯ブラシや綿棒も準備しておくと便利です。また、汚れが気になる方はゴム手袋等を装着します。

続いて洗剤ですが、水垢を落とすためにはクエン酸水が便利です。
市販もされていますが、水100mlに対してクエン酸小さじ半分をスプレーボトルで混ぜても使えます。油汚れを落とすには、水100mlに重曹小さじ1杯を入れた重曹水も活躍します。

さらにしつこい油汚れに対しては、セスキ炭酸ソーダ水が有効です。
スーパーの掃除用品コーナーで販売されているセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を水200mlに入れてよく混ぜれば完成です。他に拭き掃除用にアルコールスプレーを準備しても良いでしょう。

これらの洗剤は今回使い切らなくても、電子レンジやシンクなど部屋の掃除に大活躍しますので、掃除が終わっても捨てないようにしましょう。

冷蔵庫内の掃除方法

冷蔵庫内の一般的な汚れは重曹水をスプレーして拭き取りましょう。なかなか取れない油汚れにはセスキ炭酸ソーダ水を使用します。それでも汚れが落ちない場合は、スプレーして少し時間を置いてから拭き取ると汚れが落ちやすくなります。

水滴がたまりがちな箇所や飲み物のボックス等に水垢がついてしまった場合は、クエン酸水をスプレーして拭き掃除をしましょう。さらに細かい隙間等には、歯ブラシや綿棒を使用して汚れをかき出します。

庫内の全体的な掃除が終わったら、最後にアルコールスプレーをして乾いた布で拭き取っておくと庫内が除菌・消毒され、カビが生えにくくなる効果があります。カビ防止のためにも水滴が残らないようにしっかり拭き取りましょう。

製氷機の掃除方法

次に冷蔵庫の製氷機を掃除しましょう。
製氷機の掃除を怠ると、水を貯めているタンクの部分に水道水のミネラル分が固まった白い汚れが付着していたり、製氷機のフィルター部分カビが生えてしまうこともあります。
いい機会ですから、冷蔵庫を掃除するタイミングで一緒に掃除してしまいましょう。

給水タンクをしっかりと洗う

製氷機の具体的な掃除方法としては、まずは給水タンクを取り外してしっかりと洗い流すことです。
給水タンクを掃除しなければならない理由は、雑菌が溜まりやすいため、こまめに掃除しなければカビが繁殖してしまうためです。フタ、給水パイプや浄水フィルターなどのパーツを外し、丁寧に洗っていきます。
その際に、食器用の洗剤を使ってスポンジでこすることで、ある程度簡単に汚れを取り除くことができるでしょう。

カビは落とせる可能性が高い

もし、給水タンクにカビが発生していたとしても、この方法で丁寧に洗って流せばカビは落ちる可能性が高いです。
もし、それでも落ちないという場合や、別のやり方で掃除をしたいというときには、「自動製氷機洗浄剤 氷キレイ」などの便利なアイテムを活用するのもおすすめでしょう。

この商品の特徴として、給水タンクに入れておくだけで、自動で給水タンク内部を洗浄してくれるのです。
しかも、環境や肌にも優しい自然の天然成分で作られたクエン酸成分中心であるので、使用する際に安心できるのがおすすめできる点になります。

製氷機にミネラルウォーターはNG

気を付けておかなければならないのが、製氷機には水道水以外は入れないほうが良い点です。

ミネラルウォーターなど、よりおいしく氷を作りたいと思う方がいるかもしれませんが、基本的に製氷機は水道水以外だと塩素消毒がされていないため、雑菌が繁殖しやすく、カビの原因となります。
そのために、製氷機で氷を作る際には、水道水のみにしてください。定期的に給水タンクを掃除しておくことで、厄介なカビ、汚れで悩む心配が少なくなるでしょう。

冷蔵庫のドアにも汚れが

冷蔵庫の掃除というとどうしても冷蔵庫内に目が行きがちですが、ドアも忘れずに掃除したいところです。

ドアの前面部分にマグネット等でレシピや手紙等を貼り付けている場合、必要がないものはこれを機に外しましょう。一度貼ってしまうとそれが普通の状態となってしまいがちですが、こちらも定期的に要・不要の整理がおすすめです。

また、冷蔵庫のドアは調理中の手で開けたり、調味料がこぼれて付着したりと汚れてしまいがちです。汚れに合ったスプレーを使用して、しっかり汚れを拭き取るようにしましょう。

目の届きにくいパッキンの部分も汚れがたまりやすい箇所の一つです。せっかくなので綺麗にしましょう。その際、冷蔵庫内と同様に最後はアルコール除菌を行うと汚れ防止になります。

冷蔵庫の床下も掃除しよう

重い冷蔵庫の下はなかなか掃除ができず、ほこりや汚れがたまりがちです。冷蔵庫の中身を取り出して軽い状態になっている今こそ、冷蔵庫を動かして掃除しましょう。

冷蔵庫を動かす前には電源が切ってあるか、コンセントやアースが抜いてあるかを必ず確認します。冷蔵庫の下にはカバーがついているので外し、ストッパーを回して緩めます。ストッパー横に移動用のハンドルがあるのでそれを引いて、冷蔵庫を動かしましょう。

その後冷蔵庫の床下、裏面のほこりや汚れを取り除きます。コンセント回りのほこりを取り除くことで、火災防止にもつながります。掃除が終わったら、先ほどと逆の手順で冷蔵庫を元の位置へ戻し、ストッパーをしっかり固定しておきます。

綺麗な場所で食材を保管しよう

冷蔵庫はサイズによっては目が届きにくい箇所があったり、温度調整の関係で長時間開けて中を確認することが難しいため、必要がない食料品がいつまでもそのままになっていることも多いものです。

必要のないものが庫内の多くを占めていると冷蔵効率も落ちますし、本当に必要なものがしっかり冷蔵されません。掃除を機に中のものがすぐにわかる配列にしたり、食品の賞味期限リストを作成するなど工夫して庫内を管理し、食品をしっかり使い切るようにしましょう。

また、冷蔵庫の衛生環境によっては家族全員の健康状態に悪影響を及ぼしてしまうケースもあります。こまめに掃除をして、清潔な状態を保つよう心がけましょう。

普段から汚れを防止するためにも、調味料の蓋はしっかりしめる、小分けにしたお肉や魚類等の食材はこぼれないようにパックするなど心がけると綺麗な状態を保てます。

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