花粉シーズンに洗濯物を外に出すのはNG！部屋干しのコツとは？ -

2月上旬頃から本格的に花粉の飛散が始まりますよね。花粉症をお持ちの方は洗濯物の花粉対策が必須です。外に干すと花粉を室内に入り込んでしまいます。しかし部屋干しをするとご家庭内に生乾きのイヤな臭いが・・・。今回は、生乾きの臭いが気になる部屋干しのコツと室内の花粉対策についてご紹介します！

花粉シーズンは洗濯物を外に干さないのが鉄則！

花粉シーズンに洗濯物を外に干さないほうが良い理由

洗濯物を外に干していると、浮遊している花粉が衣類に付着してしまいます。その洗濯物を室内に入れると付着した花粉が室内に入ってしまうので、自ずと室内に花粉が浮遊してしまいます。
外干しした服をはたいてから室内に入れたり、朝早い時間に干すなどの対応策はありますが、「室内に花粉を入れない」ことを優先する場合は、花粉飛散シーズンの外干しはあまりオススメできません。

お風呂場で洗濯物を干す

浴室乾燥機があるご家庭は既に”風呂干し”をしているかもしれませんが、無いご家庭もお風呂場は洗濯物を干すことに適している場所なので実践してみてください。
多くのご家庭が洗濯機からお風呂場の方が近かったり、部屋の見た目が気にならなかったりメリットはたくさんあります。ただシャワーを浴びる際に移動させないといけないなど煩わしさはあるかもしれません。

リビングで部屋干し

リビングでの部屋干しは、エアコンのドライ（除湿）機能などを上手に使うと洗濯物をスッキリ乾かすことが出来ます。
リビングだと見た目も気になるので、ハンガーラックを使うなどの工夫をしてみましょう。そして、部屋干しは十分な換気や除湿をしないと衣類から出た水分が部屋の中にこもってしまうので、前述した通りエアコンや空気清浄機を使うなどの注意が必要です。

部屋干しのデメリット

ダニやカビの発生数が増える

洗濯物には多くの水分がついています。その水分が水蒸気となって放出されるので、部屋干ししてる部屋はダニやカビが通常より多く発生してしまいます。
なので、エアコンのドライ（除湿）機能を利用して洗濯物から出る水蒸気を素早く吸い取ってもらうことが重要です。そして、エアコンだと送風機能もついているので早く洗濯物を乾かすこともできます。

生乾きのイヤな臭い

部屋干しのデメリットとして最も聞く答えかもしれません。部屋干しの臭いのもとは雑菌です。部屋干しは天日干しに比べて乾くのが遅いため、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。この対策として、風を当てて乾かすことが重要です。エアコンや扇風機で送風を当てて部屋干ししてみましょう。

エアコンで生乾きのイヤな臭いを対策しながら花粉も対策！

洗濯物を部屋干ししても花粉は浮遊している

洗濯物を外に干さないことは鉄則ですが、それでも花粉は室内に浮遊しています。たとえば換気をする際や帰宅時に着ている衣類に付着しているケースなど様々です。
なので、室内の花粉対策は「部屋干し」だけでは解決されません。室内に浮遊している花粉を減らすことも重要です！

エアコンが空気清浄機代わりになる

エアコンを清潔に洗浄し、花粉吸着フィルターシートを取り付けると、花粉を吸い取って綺麗な空気を排出してくれる空気清浄機の役割をしてくれます。
またプロも実践している室内の花粉・部屋干し対策は、空気清浄機・綺麗なエアコンの両方を使います。

空気清浄機

花粉を上に舞い上げ、部屋干しの臭いを吸い取ります。

綺麗なエアコン

舞い上がった花粉をフィルターでキャッチし、綺麗な空気を排出します。ドライ機能で洗濯物を素早く乾かします。

これらを利用した方法で、空気をぐるぐると循環させて浮遊している花粉を吸い取り、生乾きのイヤな臭いを抑えることができます。快適なお部屋づくりのために実践してみてはいかがでしょうか。

エアコン内部の花粉や汚れをプロに掃除してもらう

エアコンを使用する際、花粉吸着フィルターを取り付けるだけでなく、エアコン内部に蓄積している花粉や汚れを除去しなければ、完全な花粉症対策はできません。そこで、使用する前にプロに掃除してもらうことをおすすめします。

エアコンクリーニングをプロに委託すれば、エアコンの分解洗浄を通じて内部に溜まった花粉やカビなどの汚れを除去することができ、自力では不可能な範囲を隅々まで綺麗にすることができます。また養生などもプロがやるので、掃除中に部屋を汚す心配もありません。ネット上で24時間予約可能な利便性の高いサービスや、仕上がりに満足できなければもう一度やり直せる品質保証付きのサービスもあります。

エアコンをプロに掃除してもらい、花粉吸着フィルターを取りつけてご家庭の花粉症対策を行いましょう。