室内にいても花粉症の症状がひどいことありませんか?実は室内にも花粉が潜んでいるんです。帰宅時や換気時などで、外から大量の花粉が室内に入ってきています。しかし、入ってくる花粉を防ぎ切ることは難しいですよね。なので、室内の花粉を軽減させる方法が重要です。今回は基本的な室内の花粉対策方法をご紹介します!
目次
そもそも花粉症とは?
花粉症の主な症状
花粉症の主な症状で代表的なものは4つです。
- くしゃみ
- 鼻づまり・鼻水
- 咳
- 目のかゆみ
花粉の種類にもよりますが、これらの症状が2月下旬~5月にかけて慢性的に出続けている場合は、花粉症を疑ったほうがよいかもしれません。花粉症が悪化する前に病院へ行くことをオススメします。
花粉の種類ごとの主な症状
- スギ花粉
日本で最も多い花粉症の原因です。主に鼻水・鼻づまりの他、目や喉に症状が出るケースがあります。 - ヒノキ花粉
スギ花粉の次に多い花粉症の原因です。症状はスギ花粉と同じです。 - シラカンバ花粉
主な症状は鼻水・目のかゆみ・くしゃみなどがあります。 - イネ花粉
鼻や目に症状が出るケースが多いです。 - ブタクサ花粉
スギ、ヒノキに次いで多い花粉症の原因です。鼻や目の症状の他、喘息の原因にもなる可能性があります。
花粉の種類はたくさんありますが、代表的な5つの症状をご紹介しました。
花粉が飛散する時期
- スギ花粉
飛散時期は2月~3月頃。飛散量が国内で最も多く飛散距離が長いので、この時期の花粉症対策には注意が必要です。 - ヒノキ花粉
飛散時期は3月~5月頃。スギ花粉と同様に飛散距離が長く広範囲で飛散します。 - シラカンバ花粉
飛散時期は4月~6月。 - イネ花粉
飛散時期は5月~6月。飛散距離は100メートルほどと短いです。しかし稲刈りシーズンの時には花粉が舞い上がるので注意が必要です。 - ブタクサ花粉
飛散時期は8月~10月。飛散距離はとても短いため、ブタクサに近づかなければ避けられるので近づかないことが重要です。
なぜ室内で花粉症がひどくなるのか
室内で花粉症の症状が出る原因
では、外出時だけではなく室内で花粉症の症状が出る原因は何なのでしょうか?
- 外出時に着ていた衣類に花粉が付着している
衣類の静電気が原因で花粉が衣類に付着してしまいます。その衣類を着たまま家に入ると、室内の湿度が高いため花粉が落ち、室内で浮遊してしまいます。 - 部屋の換気時に花粉が入り込む
部屋を換気する際に窓を開けると、花粉が入ってきてしまいます。 - こまめに掃除をしていない
どんなに対策をしても花粉は家に入り込んでしまいます。そうすると花粉は浮遊し家の中のソファやテレビなどに付着してしまいます。 - 洗濯物を外に干す
花粉シーズンに外干しをしてしまうと、花粉を沢山吸着させた衣類を室内に入れるも同然なので注意が必要です。
家のどこに花粉は多いのか
- 玄関
- 窓の近く
- ソファ
- カーペット
- ベッド
代表的な場所を挙げてみました。花粉が入り込んできやすい場所はもちろんのこと、家具などにも花粉は付着するので、部屋全体の掃除は欠かせません。
室内でできる花粉症対策
衣類をはたいてから家に入る
衣類の静電気に花粉が付着してしまうので、家に入る前に衣類をしっかりはたくのが重要です。この一手間を加えるだけで、室内の花粉対策に大きく繋がります。
換気は深夜か早朝の花粉が少ない時間帯に
換気をする時間帯を花粉の飛散が少ない夜中か早朝の時間にしましょう。昼間~夕方頃に換気をすると飛散量も多いので、花粉が侵入しやすくなってしまいます。もし、昼間~夕方の時間帯で換気したい場合は網戸をすると花粉の侵入を少し防ぐことが出来ます。
こまめに掃き掃除と拭き掃除
室内に侵入してしまった花粉は室内で浮遊し家具などに付着します。なので、家具などをこまめに掃除をしておかないと付着したままの状態になってしまいます。花粉シーズンは特にいつもよりこまめな掃除を心掛けてみましょう。
洗濯物は必ず部屋干し
花粉シーズンは必ず洗濯物を室内で干すようにしましょう。リビングやお風呂場などご家庭によって干す場所は異なりますが、室内に干すことが室内の花粉症対策では鉄則です。
エアコンに花粉吸着フィルターを取り付ける
エアコンは周りの空気を吸い込み、暖めたり冷やしたりして空気を排出します。その構造をうまく使って、エアコンに花粉吸着フィルターを取り付けると花粉を吸い込んでキャッチし、きれいな空気を排出してくれます。
実はエアコンが室内の花粉対策の鍵になる!?
エアコンにフィルターを取り付けて空気清浄機の役割に
では現状のエアコンに花粉吸着フィルターを設置するだけで効果は最大限発揮されるのかというと、そういうわけではありません。
花粉を吸着してキレイな空気を吐き出すことがエアコンを花粉対策で使う大きなメリットですが、エアコン内部が汚れていると綺麗な空気が排出されません。
なので、エアコン内部もキレイな状態であることがとても重要です。
エアコン内部には花粉や汚れが潜んでいる
エアコンに花粉吸着フィルターを取り付けるだけでは、エアコンの役割を最大限に活かせません。そもそも、エアコン内部に花粉が潜んでいる可能性もありえます。
エアコンは空気を吸い、その空気を冷却・暖めすることによって冷房・暖房が動いています。空気を冷やしたり暖めたりするので湿気が溜まりやすいです。よって、エアコン内部はカビがとっても生えやすい環境にあります。
加湿器・空気清浄機・綺麗なエアコンで室内の花粉対策
プロが実践している室内の花粉対策は、加湿器・空気清浄機・綺麗なエアコンを使います。
- 加湿器
花粉を下に落とす - 空気清浄機
花粉を上に舞い上げる - 綺麗なエアコン
舞い上がった花粉をフィルターでキャッチし、綺麗な空気を排出する
この3つを利用した方法で、空気をぐるぐると循環させて快適なお部屋づくりを実践してみてはいかがでしょうか。
室内の花粉対策はエアコンクリーニングから始めましょう!
ここまでご紹介してきた通り、実は室内の花粉対策はエアコンが鍵を握っています。
様々な花粉対策はあると思いますが、この花粉が飛散するタイミングでエアコンのメンテナンスも兼ねてエアコンクリーニングをしてみてはいかがでしょうか?
プロに委託すれば、エアコンの分解洗浄を通じて内部に溜まった花粉やカビなどの汚れを除去することができ、自力では不可能な範囲を隅々まで綺麗にすることができます。また養生などもプロがやるので、掃除中に部屋を汚す心配もありません。ネット上で24時間予約可能な利便性の高いサービスもあります。
まとめ
室内の花粉症対策で重要なことは、
- 花粉を外から室内へ入れない
- 室内の花粉を取り除く
前者は帰宅時に服をはたくことや、換気の時間帯を気をつけるなどして対策してみてください。後者に関してはこまめな掃除も大事ですし、エアコンに花粉吸着フィルターを取り付けて花粉対策することがとても重要です。
ぜひ花粉シーズンを機にエアコンクリーニングをして、エアコンで花粉対策してみてはいかがでしょうか?
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