覚えておくと役に立つ!素材によって異なる鍋やフライパンの焦げの取り方

フライパン・両手鍋・片手鍋

鍋やフライパンちょっと目を離したすきに焦がしてしまった…なんてことありますよね。真っ黒に焦げ付いた底面はゴシゴシこすってもなかなか落ちない厄介者。実は力任せに擦るのはNGなんです!鍋やフライパンを傷つけてしまう恐れも。では、どのようにして焦げを落とせば良いのでしょうか?

焦げはなぜ出来るのか?

鍋を火にかけている

使い終わるごとにキレイに洗っているつもりでも、気が付くと焦げがついているなんてことよくありますよね。頻繁にキレイにしていても、なぜすぐに汚れてしまうのでしょうか?

火力の強さ

「時間を短縮したい」「火の通りをよくしたい」など様々な理由から、強火で調理しているという方もいらっしゃると思います。しかし料理に推奨されている火力は、意外にも中火!ちょうどいい火加減で調理することが焦げを減らす第一歩です。

油の量

フライパンや鍋を使った調理の際に、使用する油の量をケチケチ使っていませんか?油が少ないとフライパンや鍋に焦げが付きやすくなるのです!油の量には気をつけましょう。

フライパンや鍋の劣化

調理器具そのものが古くなっている場合も、焦げが付きやすくなる原因の一つです。コーティングが剥がれていたり、調理器具の底に傷がついていたりするのもNG。

頑固な焦げには重曹♪

瓶容器に入っている重曹

そんな、フライパンや鍋の焦げには「重曹」が大活躍します。重曹というワードはよく耳にすると思いますが、実際はどのようなものなのか把握していない方も多いことでしょう。重曹には掃除をラクにする作用がたくさんあるのです!酸性汚れを分解するだけでなく、消臭効果や研磨作用もあります。用途は様々ですが汚れを浮かし落としやすくしてくれるので、掃除に役立つこと間違いなし♪

焦げの取り方

鍋の中の水が沸騰している

では、重曹を使ってどのようにすれば鍋やフライパンの焦げを落とすことが出来るのでしょうか?

方法はとても簡単!

  1. 焦げを落としたい調理器具より、ひとまわり大きいサイズの鍋やフライパンを用意します。
  2. その中に水200mlと重曹を大さじ2入れよく混ぜておきます。お湯ではなく水から用意するのがポイント。
  3. 焦げを取りたい調理器具を、重曹を混ぜた水の中に入れたら火をつけて沸騰させます。
  4. 重曹が発泡し、焦げを落としやすくしてくれますよ。沸騰したら噴きこぼれない程度に火を弱め、5~10分煮立たせましょう。
  5. 煮立たせる時間が終わったら、お湯にいれた状態で2時間つけ置きします。
    時間を置いた後、スポンジやタワシで擦ると焦げが塊になり簡単に剥がれます。
  6. 汚れを取り除いたら、水でキレイに洗い流して完了です!

鍋やフライパンから噴きこぼれないように、水と重曹の量は調節してくださいね。これでも落ちない頑固な焦げ付きには、この工程を2、3回ほど繰り返して行いましょう!

最後に

重曹はドラッグストアや100円ショップなどでも手に入りやすいので、ぜひ使用してみてはいかがでしょうか?簡単なお手入れ方法なので、鍋やフライパンの焦げが気になったら行ってみてくださいね♪調理器具を清潔に保てば、毎日の料理も楽しくなりそうですよね!
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