本当に必要なものって何?オススメの防災グッズ6選

近年、相次いで大型の地震や台風、豪雨による自然災害が発生しています。いつ起こるかわからないこのような災害に備えて、何か準備しておかなければと考えてはみるものの、一体何が本当に必要なのかよくわからない、と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、どのような時に役立つのかについても解説しながら、本当に必要なオススメの防災グッズ6選を紹介していきます。

飲料水

断水が起きた場合や、避難先での生活のためにも必ず用意しておきたいのが飲料水です。人が生きていくために必要不可欠な水は、大人1人当たり一日3Lの水を最低でも3日分用意しておくことが大切です。自宅に保管しておく水は、1.5L、または2Lのペットボトルで用意し、持ち出し用であれば500mlのペットボトルで用意しておけば、衛生的且つ都度処分できて荷物がかさばらずに便利です。

水は飲料用としてだけでなく、アルファ米やレトルト食品などの非常食を調理する時にも使えます。備蓄する非常食の量にあわせて、保管する飲料水の量も調整するのがおすすめです。

非常食・保存食

断水や停電が起きた時、または避難先での生活のためにも飲料水と同じく、非常食や保存食も最低3日分用意しておくことが大切です。アルファ米やレトルト食品、缶詰、シリアルなど、手軽に食べられるものがおすすめです。非常食となると、栄養面をおろそかにしてしまいがちですが、近年では長期保存可能な野菜スープの他に、山菜おこわや五目ごはんといった栄養バランスを考えたアルファ米、高カロリーな羊羹なども販売されています。

災害時には疲労が溜まって心身に不調をきたしてしまうこともあります。ただ非常食を用意するのではなく、あらかじめ栄養バランスの取れるようなものを選んだり、一度試食してみて美味しいと感じるものを選んでみるのも良いですね。栄養バランスの取れた美味しい食事は元気の源です。

モバイルバッテリーや車載充電器

日常生活だけでなく、災害が発生した直後などに災害状況を把握したり、正確な情報を入手するためにも携帯電話は欠かせないツールです。しかし、携帯電話も停電が続いたり充電できないような環境に置かれれば、次第に電池が切れて使えなくなってしまいます。そこで用意しておきたいのがモバイルバッテリーや車載充電器です。

容量の大きなモバイルバッテリーを持っていれば、しばらくは電池切れの心配がありません。モバイルバッテリーには充電式やソーラーパネルに対応したもの、乾電池式などがあります。また、車載充電器があれば、停電時でも車のエンジンをかけて充電することができます。

簡易トイレ・携帯トイレ

自然災害が起き、ライフラインが絶たれてしまった場合には様々な問題が発生しますが、その中でも大きな問題となるのがトイレです。家が倒壊してしまった場合にはもちろん、倒壊していなくても、水が確保できていなければトイレを使うことができません。

公共施設のトイレなど、使用できる場所があったとしても、災害時には人が集まり、非常に混雑することが考えられます。そのため、あらかじめ簡易トイレや携帯トイレを用意しておくと安心です。簡易トイレには、便器でそのまま使えるタイプや、片手で扱えるタイプ、簡易便器付きのタイプなどがあります。凝固剤が固まる早さや、後処理のしやすさなどを基準に選ぶと良いでしょう。

ランタンや懐中電灯

停電が発生した場合には、夜間の室内や周囲を照らす明かりが必要になります。ランタンや懐中電灯があれば、室内での生活はもちろん、避難するときや避難所での生活にも役立ちます。ランタンには燃料系のものもありますが、災害時には火を使わずに安全に使用できるLEDランタンがオススメです。

充電式と電池式があり、充電式には電源や電池を使わずに使用できる手回しタイプやソーラータイプがあります。また、懐中電灯にもLEDタイプがあり、LEDタイプは消費電力が少なく長時間使用できるのが特徴です。懐中電灯には、雨天でも使用できる防水機能のついたものや、携帯充電機能がついたものもあります。

カセットコンロとカセットボンベ

電気やガスが止まってしまった場合や、避難所での生活を余儀なくされた場合には、備蓄していた食料や飲料水でしばらくの間過ごすことになりますが、電気、ガスが使えないとなると、普段は温めるようなものでも、冷たいまま食べなければなりません。寒い季節なら特に、冷たいものを食べ続けるのは大きなストレスになります。

そんな時にカセットコンロとカセットボンベが用意してあれば、普段と変わらず温かいレトルト食品や温かい飲み物を飲むことができます。カセットボンベは1本で約60分使用できます。復旧が遅れることも考えて1ヶ月分の15~20本用意しておけば安心です。

避難所で使用する場合には、カセットコンロとあわせてアウトドア用のフライパンも必要ですが、コンパクトなタイプならかさばらずに防災バッグに収納できます。フライパンも一つ用意しておけば安心です。

まとめ

様々な防災グッズが販売されていますが、事前に準備していても実際には使う機会の少ないものもあります。家族構成や状況によって必要なものは変わってきますが、ここで紹介したものは、どれも優先順位の高い必要なものばかりです。飲料水や食料だけでなく、懐中電灯なども家族の人数にあわせて用意しておきましょう。防災グッズは災害時に大切な家族を支えてくれます。

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