タンスの引き出しがグチャグチャ!簡単に出来る整理収納の方法とは

整理整頓されている引き出し

着たいものばかりで気付いたらタンスの引き出しから服が溢れかえっている、なんてことありませんか?キレイに整理したいけど、何から手をつければいいか分からない!入りきらない!でも大丈夫。ポイントさえ分かれば、収納力がぐっと上がるはずです。今回は引き出しの中をキレイに見せる収納術をご紹介します♪

しっかりと考えたい収納の基本

収納というと、いかにたくさんの物を収納スペースに詰め込むかという考えに走りがちですが、それでは使いやすい収納はできません。
収納の基礎は、使いたい物が使いたいときにすぐ取り出せることです。物を詰め込みすぎて、取り出すのにひと苦労、しまうときにもひと苦労では手間がかかりすぎます。出し入れに手間がかかるため、その辺りに置きっ放しにしたり、片付けがイヤになったりしてしまうのです。
収納を考える前に不要な物や長期間使っていない物はないかチェックし、使っていない物は少々もったいないようですが思い切って処分しましょう。

物が片づかないから収納場所を増やすと、不要な物は捨てられることなくどこかにしまいっぱなしになります。使おうが、使うまいがしまえるからそこにあるという状態です。使わない物のためにスペースが取られ、よく使う物のしまうところがなくなってきたから新しい収納ボックスを買うなんて、なんだかおかしな話だと思いませんか?

収納の基本は、まず不要な物は処分すること。次に効率よく出し入れできるようにしまうこと。これが大事です。
使う物だけが、使いやすくしまってある状態が理想の収納です。

まずは要・不要を整理

折りたたんだ洋服を持っている女性

タンスの引き出しは奥行き・高さが限られているので、効率よく使いキレイに収納したいですよね。

収納する量は引き出しの70%

まずはタンスの中の物をすべて取り出して「頻繁に着る」「あまり着ない」に分けてみましょう。引き出しの物の量が多いからゴチャゴチャしてしまうというのも原因の一つです。引き出しに収納する量はスペースの70%ほど。湿気を逃したり菌の繁殖を防ぐためにも、少し隙間が空いているくらいでOKです。

整理収納の方法

引き出しの中がキレイに整頓されている

整理整頓が出来ないという方はどのような収納方法をしていますか?少しコツを掴むだけで劇的に収納がキレイになりますよ♪

衣類は立てて

衣類を畳んだら、そのまま重ねて収納するという方も多いはず。しかし畳んだ衣類を引き出しに立てて収納するのがポイントです。重ねてしまうと下の方の衣類を取り出すときにグチャグチャになってしまいますよね。立てた状態で収納すれば、どこに何があるかも一目見ただけで分かりますし取り出しも簡単に行えます。

小物は箱で区切る

靴下や下着、子供服などは100円ショップでも販売している収納ボックスにジャンル別に入れます。引き出しの中を区切ると、忙しい朝も慌てることなくすぐに取り出せますよ。

畳み方を揃える

ボトムならボトム、TシャツならTシャツとジャンル別に畳み方を揃えると収納しやすくなります。色で揃えてグラデーションになるように収納するとしまうときにも気を使うのでオススメです。

取り出しやすい収納のための上手な畳み方

タオルなどの毎日使う物、入れ替わりの頻繁な物は、立て収納が使いやすいです。特に、タオルは湿度の多い脱衣場に置く物ですから、畳んで積み重ねの収納は向きません。重ねて収納すると、家族が上から取ってしまい下にあるタオルは日に日に湿っぽくなってしまいます。大きく3つ折りくらいに畳み、端から筒状に丸めてカゴなどに収納すれば使いやすいでしょう。

洋服はタンスの大きさに合わせて使いやすく畳めば良いと思いますが、よく着る服は手前側に、あまり着ない服は奥側にすれば洋服を選ぶときもあれこれと余分な服を出して探すということはなくなるはずです。あまり着ない服がタンスの奥に入りっぱなしになっていると、害虫の発生に繋がります。着なくなった服は処分して、タンスの中もスペースにゆとりを持たせましょう。

また、型崩れしやすいネクタイは、専用のネクタイ掛けにかけて収納しましょう。ネクタイ掛けがない場合はハンガーに滑り止めのスポンジを巻き付けて代用してもよいでしょう。

オススメの収納グッズはコレです!

収納が苦手な人は、基本的に物がたくさんありすぎという傾向があります。
それで、細々した物を収納するために小さな仕切りケースや小物入れなどが必要と考えがちですが、片付けをしやすいのは大きめの収納ボックスや収納ケースです。大きな収納ケースなら場所単位で使う物をしまえるので、その辺りに物が出しっ放しになって散らかることがなくなります。
デスク周りならデスク周りでよく使う物をざっくりしまう、子ども部屋なら子ども部屋の散らかった物をざっくり片付ける、というようにワンステップで片付けが済みます。
物単位で収納場所が決まっていると、あっちこっちの引き出しを開けたり閉めたりしながら片付けをしなくてはなりません。それが面倒だから、置きっ放しになってしまうのです。

引き出しは湿気が溜まる

新聞紙を持っている女性

引き出しは常に閉じている状態なので湿気がこもりやすく、衣類がカビ臭くなっているということもありますよね。そうならないためにご家庭にある新聞紙を引き出しの底に敷いてください。このままでは新聞紙のインクが衣類についてしまうこともあるため、新聞紙と衣類の間に紙を挟むのがポイント。新聞紙が引き出しの中の湿気を吸い取ってくれるため、カビ臭くなるということを防いでくれますよ。

溜まってしまった洋服を処分するには

洋服の処分方法は様々ありますが、捨てる場合はお住まいの地域のルールに従って捨てるようにしましょう。
また、ほとんど着ていないような状態の良好な物は、フリマや販売アプリなどで販売するのも良いでしょう。着るわけではないけれど、捨てるにはあまりに忍びない洋服は販売すれば誰かが着てくれるかもしれません。
また洋服に限らず、処分に困るような物や、量が多くて一人で処分するのが大変な時はハウスクリーニング業者さんに頼むのも手です。一度物をスッキリさせると、必要な物とそうでないものが明確になり使いやすい収納も自然にできるようになってきます。思い切って不要な物を処分し、収納のお悩みからも解放されたいですね。

最後に

引き出しの中が整理されていると、衣替えの季節もラクですし湿気も少なくなるので衣類も清潔に保つことが出来ます。タンスの中がキレイにしていると毎朝、服を選ぶのも楽しくなりそうですね♪ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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