「家事も育児も仕事も忙しく、一日二十四時間では足りない!」と悩んでいる方はいませんか?
特に子供が小さいうちは、不測の事態も多く時間がどんどん過ぎていきます。仕事や育児に加え家事まで完璧にこなそうとすると、パンクしてしまうでしょう。
そこでこの記事では、毎日を少しラクにする時短家事のやり方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
時短家事のメリットと魅力
時短家事の一番のメリットは、家事以外の時間を増やすせることです。
少しでも時間に余裕ができたら、あなたなら何をしますか?趣味の時間を作ったり、コーヒーを飲んでリラックスしたり、子供と遊んだり、ストレッチをしたり・・・。たった10分時間ができただけでも、時間が無くて諦めていたことができるようになるでしょう。
また、心の余裕ができることも時短家事のメリットの一つです。仕事に育児、家事で一日のスケジュールがパンパンに詰まっており、常に時間に追われた生活をしていると、気持ちの余裕がなくなってきます。
時短家事をすることで少しでも「ほっ」とする時間を取ることができれば、笑顔でいる時間も増えるかもしれません。
時短家事を始める前に!心がけるポイント
時短家事を実践するときに、一番大切なのは完璧を求めないことです。時短家事をしたいと思っている人は、もともと家事に一生懸命取り組む真面目な人が多いのではないでしょうか。そんな人は、時短家事にも完璧を求めてしまいがちです。
そうなると、完璧でないことにストレスを感じイライラしてしまうことにもなりかねません。
「サボりではなく、効率を上げただけ」「平日が無理なら、週末にまとめてやれば良い」というくらいの気持ちで臨めば、時短家事を上手に取り入れられるはずです。
また、時短家事をより成功させるためには、家族に協力を求めることも大切です。
例えば食べた後のお茶碗を下げてもらう、洗濯物は分別してかごに入れてもらう、使用後の洗面所の水滴や髪の毛は片付けてもらう、などです。このくらいの手伝いであれば、家族の負担にはなりませんし、子供でもできますね。
予定のたて方から時短するテクニック
毎日時間がなくて悩んでいるなら、予定のたて方から見直しましょう。始めの時間と終わりの時間をあらかじめ決めておけば、人はその時間に集中して物事を行うようになります。
予定をたてる時は、最初に毎日行うものとそうでないものに分けておきましょう。献立作りから床の掃除まで、全てを毎日こなすのは不可能です。週末にまとめてできることは後回しにして、毎日必ず行わなければならないことだけ予定に入れましょう。
予定をたてる時は、まず最初に譲れない時間を設定しましょう。出勤時間や就寝時間などを譲れないことを最初に設定しておけば、予定が立てやすくなります。その間に家事を詰め込んでいきましょう。
ただし、最初に作成した予定を毎日続ける必要はありません。1週間経ったら無駄がないか見直してみてください。何度も予定を立てて、それを実践し、無駄な箇所を見直すことによって予定表が次第に洗練されていきます。
最初は時間に余裕のある予定表を作成してください。最初から予定を詰め込みすぎてしまうと、ストレスがたまるだけです。まずは余裕のある予定表で実践してみて、1週間経ってみてまだ余裕があるのであれば、家事にかかる時間を短くしていきましょう。
どの家事が時間がかかるのか、かからないのか見分けがつければ、時短することは簡単になります。
掃除の時短方法
掃除の時短掃除を成功させるコツは、ながら掃除とついで掃除です。例えば歯磨きをしながら洗面所掃除や、テレビを見ながら棚拭きなどです。何か他の事をやりながらついでに掃除を終わらせれば、その分の掃除の時間を減らすことができますね。これなら負担を感じずに掃除を進めることができるでしょう。
ながら掃除とついで掃除をするためには、すぐに手の届くところに掃除道具を置いておくことがポイントです。では、ながら掃除に便利なグッズを見てみましょう。
ハンディワイパー
棚や小物を毎回水ぶきしようとすると大変ですが、ハンディワイパーならテレビを見ながらでもさっと掃除をすることができます。
粘着カーペットクリーナー(いわゆるコロコロ)
カーペットやソファーの汚れをとるのに活躍してくれるコロコロ。掃除機をかけられなかった日には、コロコロで代用しましょう。
モップ付きスリッパ
スリッパの底がモップになっているものです。ただ歩いているだけで掃除ができるすぐれもの。キッチンなど特に汚れが気になるところで履くのがオススメです。
ここまでながら掃除のご紹介をしてきました。ながら掃除をしても時間が足りない!という人は、ロボット掃除の使用やプロへの外注も一つの手です。無理なく時短掃除にチャレンジしてみてください。
洗濯の時短方法
洗濯は干して畳んでアイロンをかけてと、意外と時間がかかる家事です。ちょっとした工夫で、洗濯の時間を減らしましょう。
まず、洗濯物を洗濯かごに入れるときにアイテム別に分けると、洗濯の下準備がラクになります。下洗いが必要なもの、オシャレ着、普通の洋服とかごを分け、家族に分別の協力をして貰いましょう。
干し方
次に、干し方です。干すときにポイントは、出来るだけしわができないように干すこと。
そうすることでアイロンをかける洋服を減らすことができます。そのためには、洗濯機が止まったらすぐ干すことと、洗濯物のしわをよく伸ばしながら干すことを心がけてください。
また、ハンガーで洗濯物を干せば乾いた服をそのままクローゼットにしまえば済むのでオススメです。洗濯機に乾燥機能がついているけど使っていないという人は、これを機に使ってみるのも良いかもしれません。
料理の時短方法
家族に美味しく体に良い物を食べてもらいたいと思うと、どうしても料理時間は長くなります。その気持ちを大切にしつつ、時短料理にもチャレンジしてみましょう。
電子レンジを活用
時短料理の一つ目は、調理時間を短縮できるものを活用することです。
電子レンジで野菜の下ごしらえをしたり、コンロと平行調理をしたりすれば時間を節約できます。また、煮込み料理を速く仕上げたいときには圧力なべを使ってみましょう。
作り置きの活用
二つ目は作り置きの活用です。
土日は時間があるけれど平日は忙しいという方は、土日に常備菜の作り置きをすると良いでしょう。すぐに食べるものは冷蔵、それ以外は冷凍にしておくと、平日のご飯作りがラクになります。
買い物の時短方法
ウィンドウショッピングをしながらのゆったりした買い物はストレス発散になりますが、必要なものを短時間で急いで買い、重い荷物を抱えて帰るような買い物はとても大変です。
そんな時は、宅配での買い物を利用してみると良いでしょう。10分もあれば注文が完了し、購入した商品は家まで届けてくれるので、時間も手間も節約できます。
宅配サービスにはいくつか種類があります。
ネットスーパー
一つ目はネットスーパーです。こちらは、注文すると当日か翌日の指定した時間に届けてくれます。配達時は在宅している必要がありますが、日用品も購入することができるので便利です。
生協
二つ目は消費生活協同組合(生協)です。配達曜日が決まっており、注文してから配達まで一週間ほど掛かります。原材料にこだわった自社製品や、生産者がはっきりしている生鮮食品が魅力です。
不在でも保冷剤と一緒に置いていってくれるので助かります。
料理キット
三つ目は料理キットの宅配です。献立によってカット野菜や下処理済みのお肉がセットになっており、それだけで料理が完成します。毎日献立を考える必要がなくなるので、料理の時短にもなりますよ。
収納と片付けの時短方法
収納する時は、動作にかかる時間が短くなるように片付けましょう。
使う場所のすぐ近くに片付ける
使う場所のすぐ近くに物を片付けておけば、動作にかかる時間も短くなります。
例えば、キッチンで使うものはキッチンの収納場所に片付ける、というようにそれぞれ適した場所に収納するのが大事です。一見、簡単なように見えますが、実際にできていない人が大勢います。
シンクで使うものはシンク近くに保管し、コンロで使うものはコンロ近くの場所に収納することが大事です。
鍋やフライパンはコンロ近くに収納すべきですが、シンク近くに収納していたら、いちいち移動しなければなりません。このような無駄を極力なくすことが、非常に大事なのです。
どこに何があるか分かるようにする
どこに何があるかわかるように収納することも大事です。しまった場所がわからず探すのは、時間のロスになってしまいます。
そのようなことがないように、あらかじめ収納方法に気をつけましょう。例えば書類をしまうのであれば、事前にラベリングしておくと探す時間が短縮できます。
冷凍庫に食品をしまう場合も、立てて収納することによって中身が見やすくなり、欲しいものがすぐに取り出せるようになります。
使わないものはすぐ捨てる習慣をつける
最後に、使っていないものはすぐに捨てる習慣をつけるようにしましょう。
収納がいくら上手になっても、使わないものを捨てることができずにそのままにしておくとモノは溜まる一方です。ただ捨てるだけでなく、最近は要らないものをフリマアプリで売るという選択肢もあります。
時間帯別の家事時短テクニック
朝
朝は食事の準備や皿洗い、ゴミ出しや子供の送り出しなどやることが盛りだくさんです。
子供を送り出す時間は変更できないので、そこから逆算して家事をする時間を決めていきましょう。おかずは週末に作り置きしておくと、朝の家事の時間がぐっと節約できます。
朝食が済んだら食洗機に入れて、食器を洗っている間に子供の準備やゴミ出しなどを済ませておきましょう。家を出る前に食洗機の扉を開けておけば、食器を自然乾燥できます。
昼
お昼に買い物に行く時は、先に1週間の献立を決めてから出かけましょう。
毎日その都度献立を考えるよりも、まとめて考えた方が効率が良くなります。あらかじめ献立が決まっていれば、買い物もスムーズになり、スーパーで迷う時間もなくなります。
夜
洗濯は夜に行うのがベストです。今日着た服をその日のうちに洗ってしまえば、汚れも落ちやすくなり、雑菌の繁殖を防ぐこともできます。また夜間は電気代がお得なので、家計にもプラスになります。夜寝ているうちに洗濯して朝干すようにすれば、家事の流れもスムーズになります。
お風呂は入ったその場で洗っておくようにすると、お風呂を洗う時間を節約できます。洗った後は換気扇を回して、カビの発生を防ぐようにしましょう。
家事代行サービスを頼む
時間がなく家事がなかなかできない、家事に時間を取られて自分の時間を作れないという方には家事代行サービスもおすすめです。
掃除洗濯をプロが行ってくれるので、自分の時間が作れて、さらにいつも以上に家中を綺麗にしてくれます。
定期的に来てもらうプランや、単発で頼むことのできるプランなどがあるので自分に合ったプランを探してみてはいかがでしょうか