ご家庭でお掃除の際に、ブラシを使ったことってありますか?普段、なかなか使うことのないアイテムかもしれません。ですが、細かい隙間などの汚れを落とすには、ブラシが一番便利なんですよ。ブラシの基本知識と、正しい使い方についてご紹介していきますね!
目次
細かい場所に
掃除機などで取り除けない細かい溝などに入り込んだ汚れは、ブラシでかき出すのが最適です。お掃除する場所・素材・汚れの質に合ったブラシを使い分けることで、隅々の汚れまで落としきることができますよ!
ブラシ併用で
ブラシで、隙間に入り込んだホコリをかき出してから掃除機をかけましょう。また、ブラシで汚れを浮かしてから、雑巾がけしましょう。ブラシを併用することで、隙間に入り込んだ、隅々の汚れまで取り除くことができますよ!
ブラシを使い分けましょう!
使い古しの歯ブラシ
排水口やタイルの目地などの細かくて複雑なお掃除箇所には、使い古しの歯ブラシがオススメです。歯ブラシの毛先を短く切ると、擦る時の力が最小限で済み、汚れを落とす力がアップしますよ!
両面ブラシ
硬めと柔らかめのブラシが両端についた両面ブラシは、水回りのお掃除にオススメです。タイルのカビ落としや部品などのつなぎ目部分の細かい箇所など、お掃除箇所に応じて使い分けられるので便利ですよ!
先割れタイプ
網戸などの柔らかい素材には、ブラシの先が割れた先割れタイプがオススメです!
先のとがった固い毛
サッシレールのような入り組んだ所には、先のとがった固い毛のブラシがオススメです!
デッキブラシ
ブラシの毛はとても固く、長い柄がついているので、腰に負担をかけずに力をいれることができます。広いブラシ面なので、玄関・屋外駐車場・ベランダなどの広い場所をお掃除するのに向いています。目地に入り込んだ汚れも、綺麗にかき出してくれます。
ナイロン製
ナイロン製の毛は、固くて水に強く、コンクリートやタイルなどの固い場所のお掃除に便利です。
天然素材のシダ
天然木などの柔らかいものを使っている場所は、天然素材のシダなどで出来ているブラシを使いましょう。比較的デリケートな素材で、傷つけずに綺麗にお掃除できますよ。
使い古しの歯ブラシでできる役に立つ掃除方法7選
お金をなるべくかけずにお家を綺麗にしたい、家の中の不用品を掃除に活用したいと考えている人には、使い古しの歯ブラシはピッタリのお掃除道具です。工夫次第でいろいろな場所に使用できる万能物なので、是非日々のお掃除に使っていきたいものです。ここでは、そんな使い古し歯ブラシの役に立つ掃除方法を7つご紹介します。
歯ブラシのガムテープ巻き
歯ブラシが4本ほどたまったら、ガムテープで毛先が外を向くようにぐるぐる巻きにします。ブラシが一つだけだと磨きにくいですが、4本ならボリュームたっぷりで排水管や排水溝を簡単に掃除できます。
かゆいところに手が届く曲げブラシ
曲げて角度を付けた歯ブラシは、サッシのパッキン部分や瓶底・便器の縁など、今まで掃除がしにくかった部分もきれいに掃除ができるのでおすすめです。柄の部分の曲げ方は、コップ(耐熱性)に温湯を入れ、歯ブラシを入れて2分ほど置きます。次に、コップをしっかりと手で固定して、コップの底に歯ブラシを押し付けるようにすると曲がります。ほぼ直角に歯ブラシの柄が曲がったら、取り出して水で冷やし形を固定します。その他の方法として、歯ブラシの曲げたい部分にアルミホイルを巻き、ライターであぶると簡単に曲げられます。温湯や火を扱うので、火傷には十分に気を付けましょう。
パソコンのキーボードの掃除
キーボードのキーとキーの間は、意外とゴミが溜まりやすい場所ですが、なかなかきれいに掃除ができなくて困っている方も多いのではないでしょうか。このような場所にも、使い古しの歯ブラシはしっかりとお掃除をサポートしてくれます。掃除の仕方は、まず故障の原因にならないように、パソコンの電源を切ります。次に、歯ブラシに無水エタノールを少量含ませ、キー一つ一つの側面や表面を力を入れずにこすります。キーの間の隙間が狭くて細かいゴミがかき出せない時は、歯ブラシをハサミで山形にカットするとスムーズです。
シルバーアクセサリー掃除
使い古しの歯磨き・歯磨き粉でシルバーアクセサリーをピカピカに磨けます。長く使用したシルバーアクセサリーが黒ずんだという経験はありませんか。そんな時の裏ワザとして、歯ブラシに歯磨き粉を少量付けて優しくなでるように磨いてみてください。シルバー磨きの専用クロスがない時の応急処置として、思ったより簡単にピカピカになります。ただ、注意点として、正規の磨き方ではないので、まずは歯磨き粉だけを指で少量塗るなどして試してみましょう。
爪磨きのブラシ
指先と爪の間に溜まった汚れは、特に女性は不潔でだらしないイメージを与えてしまう可能性があるので、できればいつもきれいにお手入れしておきたいものです。専用のネイルブラシを一度も使ったことがない方でも、歯ブラシがあれば代用することができます。もともと歯ブラシは、柔らかい口の中や歯茎を傷つけないように作られています。そのため、指に使用しても刺激が弱く、爪の奥の汚れを優しく取ることができます。
歯ブラシを使って靴磨きに活用
靴磨き専用のブラシがあるお家は多いと思います。ただ、シューズの中や表面はゴシゴシ磨けても、靴裏のゴムの目地に詰まった小さな石粒や靴のエッジ部分の黒ずみなどは、歯ブラシでこするときれいに落とせます。
カッターシャツの襟の汚れ落とし
襟元の汚れは油を含んでいるので、そのまま洗濯してもなかなか落ちにくいですね、さらに、汚れたままにしておくと匂いの原因になることもあります。やり方は、汚れがある襟に固形石鹸か食器用中性洗剤を染み込ませた後、歯ブラシで丁寧にこすると綺麗になります。ここでポイントは、できるだけ柔らかいブラシを選んだ方が生地を傷めずに済みます。
デッキブラシを使った掃除方法
船のデッキの掃除で使われていたデッキブラシは、広い場所や頑固な汚れをこすり落とすのに最適なお掃除道具です。特にマンションのベランダや屋外のウッドデッキなど、コケや乾燥した細かい土ぼこりなどを、水を使わないでこするだけできれいに落とせます。掃除の後に水拭きをしたい時は、絞った雑巾の上にデッキブラシをのせるだけでモップの代わりとして利用できます。
ブラシを使った掃除に向いているケースと向いていないケース
掃除の際に細かい隙間などの汚れを落とすのに、使い捨ての歯ブラシを利用するととても便利です。基本的にブラシ掃除が向いている場所は、細かな溝に入り込んで掃除機では吸い込めない汚れなどに適しています。また、掃除機が使用できないトイレの便器やお風呂場の目地掃除など、水を使用する場所でも大活躍します。一方で、ブラシ掃除に向いていない場所として、ヘッドが入り込めない狭い場所や毛先が短くて汚れに届かないような場所には不向きです。その他にも、木製品や紙類・ホーロー製品など、デリケートな素材には使用しないように気を付けましょう。
最後に
- 掃除機で吸い込めない細かい所には、ブラシを活用しましょう。
- お掃除場所に適したブラシがあるので、ブラシの使い分けをしてみましょう。