普段、何気なく使っている掃除道具。それぞれ素材も様々ですよね。その中でもスポンジやたわしは頑固な汚れの掃除によく使用するという方も多いと思います。そこで今回は、スポンジやたわしの効果的な使い方をご紹介していきますので参考にしてみてくださいね。いつも使ってる以上の効果を発揮するかもしれませんよ♪
目次
スポンジの使い方
家の中の頑固な汚れと言えば、キッチンや浴室・トイレなどの水回りという方も多いのではないでしょうか?普段から使っているスポンジにも素材や向いている掃除場所があるのをご存知ですか?
泡立ち重視なら目の粗いものを
食器洗いや調理器具の汚れを落とすには、目の粗いスポンジがオススメ。目の粗いスポンジは、洗剤が隙間に入り込みモコモコの泡が立つのです。同じように見えるスポンジでも、実は向き不向きがあります。用途によって使い分けるようにしましょう。
水回りにはメラニンスポンジ
特殊な繊維で出来ているメラニンスポンジは、水を含ませるだけで汚れを絡めとってくれる優れもの。水垢や石鹸・洗剤のカスで白くなっているところの掃除に役立ちます。
食器洗いだけじゃない!スポンジの意外な使いかた5選
スポンジも食器洗いだけでなく様々な活用法があります。
毛玉取り
スポンジと研磨スポンジが合体したスポンジがありますが、そのスポンジの研磨側でセーターなどの毛玉を取ることができます。そっと優しくブラッシングすることがコツです。強くこすると生地を傷めてしまうのでご注意を。
植物栽培
お皿やタッパーなどにスポンジを入れひたひたに水を注ぎます。貝割れの種やにんじんのへたなどを置くことで植物の栽培ができます。毎日お水は取り替えましょう。
保冷剤
スポンジに水を含ませ、ラップにくるんで冷凍。いざという時の保冷剤に使えます。ただ、溶けるとビシャビシャになるので、チャック付きのポリ袋に入れて使用することがお勧めです。
窓ふき
水をたっぷり吸わせたスポンジで軽く水拭きした後ワイパーで水切りをすれば洗剤がなくても窓がピカピカになります。
画びょう保管
バラバラになって危ない画びょうはスポンジに刺して収納しておくと散らばらず便利です。
食器洗い専門の台所用スポンジもアイデア次第で様々に使用できます。
スポンジの種類
台所用スポンジ
まずオーソドックスな台所用スポンジ。正式にはウレタンスポンジといいます。柔らかく泡立ちがよいので食器洗いにはもってこいです。安価で、汚れが気になったら取り替えしやすいところも魅力です。
メラミンスポンジ
そして、水で濡らしてこするだけでシンクや洗面台などいろんな所がピカピカになるメラミンスポンジ。メラミンスポンジは使いやすい大きさに切って使えるので、こまめに掃除したいところにポンポンと置いておきましょう。
ネット入りスポンジ
ネット入りスポンジは薄手で手に馴染みやすく使いやすいことが特徴です。薄いのでスポンジがちぎれてしまわないようにネットがかぶせてあります。包丁を洗うときはネットに引っかからないように注意が必要です。
スポンジ自体を洗う方法
スポンジを洗うときは、食器洗い洗剤でクシュクシュと握って洗浄した後、しっかり乾燥させることで衛生的に使えます。スポンジの内部に汚れやバイ菌が入り込みやすいので、時々キッチン用の漂白剤で消毒することがおすすめです。へたってきたら交換しましょう。
たわしの使い方
古くからある亀の子たわし。ご家庭にあるという方も少なくないと思います。こびりついた汚れを擦り落とすのに適しているため、掃除に使うことも多いですよね。
スポンジで落ちない汚れに
スポンジで落としきれなかった汚れは、亀の子たわしでピカピカにしてしまいましょう。素材を傷つけにくいと言われている亀の子たわしは様々な掃除の場面で活躍しますよ。酸性の汚れには重曹をプラス、アルカリ性の汚れはクエン酸をプラスして擦り落とします。
昔ながらの亀の子たわしが大活躍!たわしの意外な使い方5選
シンクの片隅にぽつんと置かれているイメージの亀の子たわしですが、実は様々な場所で活躍してくれます。
玄関の掃除
デッキブラシなどで掃除をしても良いのですが、デッキブラシは大きいため、目に付かないところにしまえないのが難点。たわしなら、玄関についた泥汚れも水でこすり洗いすればサッときれいになります。水気を切ってよく乾燥させたら靴箱の中にしまっておけば邪魔になりません。
カーペットの掃除
掃除機をかけても取れにくい髪の毛やペットの毛。掃除機をかける前にたわしでブラッシングしましょう。ちょうどいい固さなので髪やペットの毛も絡め取ってくれます。またほこりも浮きやすくなるので、そのあと掃除機をかければ効果的にほこりを取り除くことができます。
スニーカーを洗う
学校の上履きやスニーカーなど布製の靴を洗うときは、柄のついたたわしでこすり洗いするのが一番。洗剤を着けてゴシゴシすれば、汚れがきれいに落ちます。また靴の裏の泥汚れを落とすのにもたわしが便利です。
野菜を洗う
大根やゴボウなどの根菜は、鮮度を保つためにあえて泥をきれいに洗いきらないで売っていることがあります。こういった根菜は、水を流しながらたわしで泥汚れを落とすといいでしょう。そしてゴボウやレンコンなどはたわしで強くこすれば皮が落ちるので作業が楽になります。
まな板や木べらの洗浄
まな板や木べらなどのキズのつきやすいものは、キズの間に汚れが溜まると不衛生になってしまいます。たわしを使ってしっかりこすり洗いすることで、木目やキズに入り込んだ汚れを掻き出してくれます。
いかがでしょうか。
なんとなく地味な存在だったたわしですが家中でこんなに活躍してくれます。最近は可愛いたわしもたくさん見かけるようになりました。いくつか揃えて、目的別に使い分けるのも良いでしょう。
その他
鍋やフライパンの焦げ付きや頑固な油汚れには、金たわしがオススメ。しかし、擦りすぎると素材に傷をつけてしまうことがあるので、優しく丁寧に擦りましょう。
金属にはスチールウールたわし
磨くと傷がつきやすい金属製のものに関しては、金たわしより柔らかい素材のスチールウールたわしが適しています。傷がつきにくいのが特徴ですが、力加減には注意して扱いましょう。
たわしも用途に合わせて使い分けよう
たわしには様々な種類があり、用途によって使い分けることができます。
亀の子たわし
まず、昔ながらの亀の子たわし。亀の子たわしはヤシの繊維からできていて、丈夫でほどよい固さなので幅広い用途に利用できます。
スチールたわし
スチールたわしは糸状のスチールを細かくコイル状に巻いたものをたわしに仕立てたもので、ハードな使用感が特徴。ガスコンロの五徳の焦げ落としなどには効果的ですが、キズになりやすくこするものは注意が必要です。
スチールウールたわし
同じ金属たわしでもスチールウールたわしは使用感がソフトです。キズのつきやすい鍋などの焦げ落としにはスチールウールたわしが向いています。
洗剤をつけなくても汚れが落ちると人気のアクリルたわし。アクリルたわしはアクリル毛糸で編んだたわしです。カラフルで可愛らしく手作りする人も多いです。スポンジよりも薄いので細かい部分までしっかりと洗えるのが特徴です。
たわし自体の洗い方
たわしが汚れてしまったら、一番簡単な方法はたわしとたわしでこすり合わせることです。絡みついたゴミを手で取り除こうとするとなかなか取れませんが、たわし同士でこすり合わせることによってゴミが簡単に取れます。ゴミが絡みついてしまったときはお試しくださいね。
最後に
スポンジの良いところは、好きな大きさにカットして使えるということ。シンクの四隅や蛇口などは、スポンジを小さくカットして細部までピカピカにしてしまいましょう。どのスポンジやたわしを使うにしても、力の入れすぎには気をつけて掃除をしてくださいね。スポンジやたわしを駆使して家中をピカピカにしましょう♪
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