普段、何気なく使っている様々な種類の洗剤。掃除をする場所や汚れの度合いによって使い分ける必要があることを意外と知らない方も多いと思います。そこで今回はそれぞれの洗剤の効果を発揮させる正しい使い方や、上手に使うコツなどをいくつかご紹介していきます。洗剤を駆使して家中、キレイにしてしまいましょう♪
目次
洗剤の種類
ご家庭で普段使っている洗剤にはどのような種類があるのでしょうか?
万能な中性洗剤
基本的にどんな汚れにも対応しているのが「中性洗剤」。材質に傷がつきにくい界面活性剤が主な成分です。水回りの汚れやキッチンの油汚れにも適しています。
傷をつけたくない場合はクリームクレンザーを
水垢やヌメリなど水回りの汚れにはクリームタイプのクレンザーがオススメ。中性洗剤よりも優しいので、素材を痛めたくない場合に使用します。
油汚れに強いアルカリ性洗剤
アルカリ性洗剤は水に薄めて使うので汚れに合わせて濃度を変えられるのが嬉しいポイント。キッチンのコンロや換気扇などの油汚れを撃退してくれます。
カビを撃退!塩素系漂白剤
漂白剤には様々な種類がありますが、ご家庭の掃除に適しているのは塩素系漂白剤。その名の通り、カビや黒ずみを漂白してくれます。
洗剤の正しい使い方
洗剤をつければ、どんな汚れでも落ちるという訳ではありません。洗剤で掃除をする際に行わなければならないことがありました。
まずは水拭き
意外と知られていませんが、洗剤は「使う量を増やせば汚れが落ちる」という訳では無かったのです!洗剤を使う前に水拭きをすることが大事なポイント。それでも落ちない場合は洗剤をプラスして汚れを落とすというようなイメージで行いましょう。
洗剤は薄めて使う
汚れの度合いに合わせて濃度を調節して使用するのが、洗剤の正しい使い方です。間違った濃度のまま使い続けていると、素材を傷つけてしまう可能性も。手荒れを防ぎ、節約にもなるため洗剤の濃度には注意して使用しましょう。
効果的に使用するコツ
洗剤の濃度や温度、掃除にかける時間などで洗剤の効果は変わってきます。洗剤の濃度を高くすれば、その分掃除にかける時間は短時間で済みます。逆に言えば、素材を傷つけず丁寧に行いたい場合は洗剤に対しての水の量を多くすればOK。
浸透力を上げる
洗剤の量が少なくても、汚れに浸透させれば同じような効果が得られますよ。洗剤と水を混ぜたものをキッチンペーパーに含ませ、汚れ全体に被せます。その上から、ラップをかけてパックのようにした状態で時間を置きます。こうすることによって、洗剤が汚れに浸透して浮き上がってくるのです!あとはスポンジで擦るだけ。あっという間にピカピカになりますよ。
マイクロファイバーやメラニンスポンジ
洗剤の濃度が気になる、でも洗浄力は落としたくないという方はマイクロファイバーのクロスやメラニンスポンジを併用して汚れを擦り落としましょう。どちらも、特殊な繊維で出来ているため少ない洗剤でも汚れを絡めとってくれます。
最後に
洗剤は、多く使えば良いという訳ではありません。使い方にコツがあるのです!そのコツさえ覚えれば、ご家庭にある洗剤でも同じような洗浄力を発揮するはず。洗剤の正しい使い方をマスターして家中をピカピカにしましょう♪
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