家具の周りって、どうしても湿気が溜まりやすい場所。大掃除やお部屋の模様替えの時以外は、なかなか家具を移動させてお掃除することは難しいですよね。ですが、普段気を付けて見ていない家具の裏側は、カビの住みやすい環境になっているんです。そんな家具の裏側に潜むカビのお掃除方法と対策法をご紹介していきますね!
目次
湿気が溜まりやすい
木製・プラスチック素材などの家具は、カビが生えやすい条件が揃っています。さらに、壁に面した家具の裏側部分には湿気が溜まりやすく、結露がつくことが多いんですよ。
お掃除方法
漂白剤・中性またはアルカリ性洗剤またはカビ取り用洗浄剤
- 漂白剤1ℓに対して中性またはアルカリ性洗剤30~50ml混ぜたものを、10~20倍に薄めたものを作ります。
- カビ取り用洗浄剤20mlに対して、水80ml混ぜたものを作ります。
1または2で作った液をカビの気になる箇所にスプレーして、すぐに水で絞った雑巾で拭き取ります。
オキシドールまたはエタノール
カビは、オキシドールまたはエタノールで滅菌できます。
- 気になるカビの箇所に、オキシドールまたはエタノールをスプレーします。
- スプレーした所が乾いてから、乾いた布で拭き取ります。
※濡れたまま拭き取ると、カビの色素が広がる恐れがあるので、必ず乾いてから拭き取るのがコツです!
木材専用カビ除去スプレー
- 気になるカビの箇所に、木材専用カビ除去スプレーを噴射します。
- 20~30分時間を置きます。
- 濡れている雑巾で拭き取ります。
※カビが取れない時は、1~3を繰り返し行います。
逆性石鹸
逆性石鹸とは、洗浄力はなく主に殺菌が目的で使用されています。
逆性石鹸で知られている“オスバンS”を使用します。
- オスバンSを200倍に薄めます。
- カビの上にキッチンペーパーなどを静かに乗せます。
- キッチンペーパーの上から1をスプレーします。
- カビが飛び散らないように、ゆっくり静かにカビを拭き取っていきます。
- カビを拭き取り終わったら、1を直接スプレーします。
- スプレーした箇所を拭き取れば終了です。
カビ対策
- エタノール500mlに対して塩化ベンザルコニウムを20ml混ぜたものをスプレーして、防カビ剤としてこまめに使用しましょう。
- 家具を増やさないようにし、家具を置き過ぎないように気をつけましょう。
- 湿気の多くなる北側の部屋には、できるだけ大型の家具を設置しないようにしましょう。
- 家具を設置する際は、壁から5㎝くらい離しましょう。
- 家具は密集させないように配置を考えましょう。
- お部屋の換気を忘れず、家具にも風をあてるようにしましょう。
- 定期的に、家具の位置を変えることをオススメします。
最後に
- 普段からカビ対策をしっかりと行い、カビの繁殖を少しでも防ぐように心がけましょう。
- 普段のお掃除の際は、見えない家具の裏側にも注意してみて下さい。