キッチンは、毎日使うご家庭が多いと思います。毎日使うからこそ、汚れは目立つもの。ですが、その汚れをいつまでも放置しておくとカビの原因に⁉カビの生えたキッチンで料理をしているなんて、想像したくないですよね?そんなご家庭の為に、カビのお掃除方法と対策法をご紹介していきますね!
目次
とくにカビの発生しやすい場所
シンク
三角コーナーの食品カスや油カスは、カビの好む栄養分と湿気が詰まっている好環境です。黒ずみやヌルヌルがカビの正体です!
- シンク前面を水で濡らし、カビの気になる箇所に重曹を振りかけます。
- 軽く濡らしたメラミンスポンジで、シンク全面を擦り洗いしていきます。
- 擦り洗いし終わったら、シンクを水で流します。
- 1:1の割合で混ぜた酢水をスプレーし、布で拭き取れば終了です。
※汚れが落ちにくい時は、更にメラミンスポンジに中性洗剤などをつけ、軽く擦り洗いしてみましょう!
シンク下
シンク下は湿気も多く、調味料などの液だれでカビを増やす原因になっています。
- 収納している物を全て外に出します。
- お湯に浸して温かい布を固く絞って、シンクの下全体を拭いていきます。
- 壁や排水パイプ部分などの忘れがちな箇所も、綿棒を使って拭き取ります。
- 拭き終わった後は、半日以上シンク下の戸を開けっぱなしにしておきます。
- 消毒用エタノールを綺麗な布に吹き付けて、シンク下全面を拭いていきます。
- 取り出したキッチン用品も一緒に、消毒用エタノールで殺菌すれば終了です。
排水口
食べカスや油汚れ、汚れた水などがすべて排水口を通って流れるので、どうしても汚れてしまいます。
- 排水口に重曹1カップを振りかけます。
- その上から、クエン酸小さじ2または酢1/2カップをかけていきます。
- 更にその上から、ぬるま湯1カップを少しずつかけていきます。
- 重曹とクエン酸または酢が反応して、発砲します。
- そのまま30分程時間を置きます。
- 時間が経ったら、お湯で洗い流します。
※放置時間が長すぎると、汚れが固まってしまうので気をつけましょう!
クエン酸や酢には抗菌作用があるので、このお掃除方法を続けることで、今までよりも汚れが目立たなくなりますよ!
コンロ周り
重曹をコンロ周りに振りかけ、メラミンスポンジなどで磨きあげます。布などで汚れを拭き上げても綺麗になりますよ!
カビ対策法
シンク周り
カビの原因になる水の飛び散りは、こまめに乾拭きをして、水1ℓに対して塩化ベンザルコニウムを40ml混ぜたものをスプレーしましょう。
シンク下
温度・湿度共にカビには好環境です。シンク下の戸はずっと閉めた状態にしない、除湿剤を置くなどしましょう。
カビを発見したら、
- 漂白剤1ℓに対して中性またはアルカリ性洗剤30~50ml混ぜたものをスプレーします。
- 水で濡らした雑巾で拭き上げます。
- エタノール500mlに対して塩化ベンザルコニウムを20ml混ぜたものをスプレーして仕上げれば終了です。
コンロ周り
食べ物などのカスや油はねですぐに汚れてしまうので、こまめにお掃除をしましょう。
水1ℓに対して塩化ベンザルコニウムを40ml混ぜたものをスプレーし、水で濡らした布で拭きあげましょう。
最後に
- 調理中に限らず、換気扇はできるだけ回して室外への空気の流れを作りましょう!
- レンジやシンク下の収納スペースは、カビが生えやすい環境なので除湿や通気にはとくに気をつけるようにしましょう!