毎日使うトイレだからこそ、常に綺麗で清潔な状態を保ちたいですよね。汚したらその都度綺麗にすればいいのですが、実際はなかなかそういかないのが現実。ですが、いつまでも汚れを放っておくとカビの原因にもなります。そこで、そんなご家庭のトイレのカビ対策とお掃除方法をご紹介していきますね!
目次
お掃除方法
就寝前がオススメ
就寝前の、トイレ使用が少なくなる夜に行いましょう!
エタノール500mlに対して塩化ベンザルコニウムを20ml混ぜたものをスプレーし、換気しておきましょう。
※トイレ内の湿気が増すので、便器の蓋は使用後閉めるように習慣づけましょう。
便器に発生したカビ
常に水が溜まっている便器は、汚れが溜まりやすくカビなどで黒ずんでしまいます。排泄時の汚れも定期的にお掃除しないと、汚れが絡み合って簡単に落とすことが出来なくなります。
- 便器内に重曹を振りかけます。
- 便器内の水が溜まっている箇所に、クエン酸を入れて溶かします。
- ブラシを使って、クエン酸水と重曹を混ぜ発泡させます。
※出てきた泡が、黒ずみ除去に効果をもたらしてくれます。
壁に発生したカビ
壁に生えたカビをお掃除するには、乳酸系のカビ取り剤や消毒用エタノールがオススメです!
カビ取り剤を吹き付けたら、強くこすらずにスポンジなどで綺麗に拭き取ることが重要です。
床に発生したカビ
- 消毒用エタノールを吹き付けて、雑巾などで拭き取りましょう。
※換気扇を回すなど、換気をしながらお掃除しましょう。 - 床全体を除菌のできる使い捨てシートで、綺麗にに拭き取りましょう。
トイレタンク
- 100mlの水に対してクエン酸小さじ1/2を入れてよく混ぜ、クエン酸水を作ります。
- 手洗い器と蛇口に、クエン酸スプレーを吹きかけます。
- メラミンスポンジで、手洗い器を擦り洗いします。
- 蛇口は、捨ててしまうストッキングやアクリル製の布などで磨き上げます。
- クエン酸水を蛇口の口の部分にスプレーし、使い古しの歯ブラシで磨きます。
- 乾いた雑巾などで全体を乾拭きしたら、終了です。
タンクの内部
- タンクの蓋を少しずらします。
- タンク内に重曹1カップ程入れ、6時間以上時間を置きます。
- 時間が経ったら、水を流せば終了です。
※就寝前やお出掛け前など、トイレを使わない時間帯に浸け置きしましょう。
カビを発生させない為には
- こまめな換気で、湿気を溜めないことが大事です。トイレ使用後は、トイレの蓋を閉めるだけでも湿気対策になりますよ!
- トイレは毎日使う場所なので、毎日少しずつ汚れを取り除くことでカビの発生を抑えることができますよ。
- タンクの中に漂白剤を入れておくことで、水を流す度に漂白剤の混ざった水が流れます。便器の黒ずみも無くなり、お掃除回数も減らすことができますよ。また、洗剤漂白剤が溶けきると効果がなくなるので、月に一回はタンク内に漂白剤を入れましょう。
※塩素系漂白剤の使用は避けてください。タンク内の部品を傷めてしまう可能性があります。
最後に
- トイレの徹底洗浄は、最低でも月に1~2回を目安に行いましょう。
- 表面に見えない箇所のお掃除も忘れず行いましょう。
- トイレ使用後はトイレの蓋を必ず閉めて、湿気対策しましょう。
- 壁面、タンクの裏はカビが発生しやすいので定期的にお掃除するようにしましょう。
- どうしても取り除けないカビは、プロのクリーニングにお任せ下さい!