床に落ちている髪の毛、目につきますよね。毎日掃除しているのにどうして!と思う方もいると思います。抜け毛は健康な人でも必ず起こる生理現象なので避けては通れません。また、床に落ちている髪の毛は食べこぼしなどと同様に雑菌の繁殖を促しかねません。気になる髪の毛をお手軽にお掃除できる方法をご紹介します。
目次
どうして落ちている髪の毛が気になるの?
髪にも寿命があり、実は一定のサイクルで生え変わっています。そのため毎日髪が抜けるのは当然の現象です。
日本人の成人は1日当たり平均50~100本の髪の毛が抜けると言われています。
また、季節によっても抜けやすさが異なり、秋から冬にかけて一番抜け毛が多いといわれています。
シャンプーをしていて抜け毛が気になることがあると思いますが、日常生活においても毎日たくさんの毛が抜けています。50~100本×家族の人数となると結構な本数になりますよね。これが、毎日掃除をしていても落ちている髪の毛が気になる理由です。
放置するとどうなるの?
髪の毛はタンパク質の一種から構成されています。髪の毛を構成するタンパク質は分解に時間がかかるため髪の毛自体が粉々になってホコリになる可能性は極めて低いですが、空気中の塵などと絡まり、ホコリの一部となります。
また、タンパク質や髪の毛に付着した皮脂はカビなどの雑菌のエサとなります。雑菌の繁殖を促しかねないので放置してもいいことはありません。
おすすめの掃除方法
気になる髪の毛を簡単に掃除できるおすすめ方法をご紹介します。
粘着ローラー
コロコロと呼ばれる粘着テープのついたローラーはカーペットや畳のちょっとした掃除に有効です。キッチンマットや玄関マットにも使えます。あまり強く押し付けてしまうと繊維の隙間にゴミを押し込んでしまう、カーペットの表面を傷めてしまう等の原因になるので軽く動かしましょう。
掃除機と異なり電源不要で音も出ないため、気づいた時にすぐ掃除できるのが嬉しいですよね。
フローリングに使う時は貼りついてしまう恐れがあるので、一度絨毯などの上で転がしてから使うのがおすすめです。
掃除機
広範囲の掃除には掃除機が有効です。粘着ローラーのテープを何度も剥がすのは手間になるしゴミも増えてしまいますよね。わざわざ掃除機を出すのが手間だと感じる方は、ハンディクリーナーもおすすめです。充電式のものは掃除機をかけにくいところにも活躍しますよね。安いものだと2000円くらいで手に入るので一つあると重宝します。
ゴム手袋・輪ゴム
カーペットの質によっては粘着ローラーや掃除機で取り切ることができない場合があります。そんな時におすすめなのがゴム手袋や輪ゴムです。ゴムで繊維をこすると静電気が発生しゴミを集めてくれます。ラップの芯などに輪ゴムをいくつか取り付けたものも便利に使えます。ゴム手袋や輪ゴムで優しくゆっくりと円を描くようになぞるだけ。集めたごみは掃除機で吸い取りましょう。
衣類に付着したホコリも取れるので、エチケットブラシの代わりにも使えます。
最後に
髪の毛の掃除方法についてご紹介しました。毎日100本近く抜けるというのは驚きですよね。家にあるものだけで手軽に掃除できる方法もたくさんあります。気づいた時にさっと掃除してキレイな部屋を保ちましょう
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