共働きって実際どうなの?共働き夫婦のメリットデメリット

これまでは結婚したら女性は専業主婦となって家庭を守ることが一般的でしたが、女性の社会進出が進んだことで専業主婦ではなく共働きを選択する夫婦も増えてきていますよね。ただ共働きにはメリットだけではなくデメリットもあるので、その点を理解して夫婦でどうするのか決める必要があります。

そこで今回は、共働き夫婦のメリットとデメリットについて紹介します。

共働き夫婦のメリット1:家事を分担することができる

共働き夫婦の家事の面での大きなメリットとしては、夫婦で家事を分担することができるという点があります。

専業主婦の場合は働きに出ていない主婦(主夫)が家事の全てを負担しなければいけないのですが、共働きの場合はどちらも仕事をしているためどちらかが家事を全て負担しなければいけないというわけではありません。そのため共働き夫婦の場合は家事を分担してお互いの負担を軽減しているところが多いのです。

家事の負担割合に関しては、夫婦の仕事の雇用形態や勤務時間などによってどの程度の割合になるのかは異なります。それでも全ての家事を1人でこなしていくよりは負担が少ないですし、お互いに感謝の気持ちを持って接しやすくなるというメリットもあります。

共働き夫婦のメリット2:収入が増えるため生活費の負担割合が軽減できる

専業主婦と共働き夫婦の大きな違いとして挙げられるメリットが、収入面です。

専業主婦の場合はパートナーの収入に依存しなければいけない部分がある反面、共働きの場合はどちらも仕事をしているため収入は専業主婦よりも多くなります。そのため片方の収入だけで生活費を賄わなければいけないということはなく、それぞれの収入に応じて家事だけではなく生活費も分担することが可能です。

実際に共働きをしている夫婦の多くは光熱費や食費、子供の養育にかかる費用、貯金などそれぞれの項目を夫婦で分担して支払っていて、全ての生活費を負担する必要がないことからある程度金銭面に余裕を持っています。

結果的にそれぞれの趣味や夫婦で過ごすための余暇費用に回すことができるなど、余裕を持って生活しやすくなるというメリットも生まれるのです。

共働き夫婦のメリット3:家事や育児から離れる時間を作ることができる

ほかにも共働き夫婦のメリットとされているのが、家事や育児から離れる時間を作ることができる点です。

専業主婦の場合は家事や育児が仕事となっている面が強いため、常に家事や育児に追われる生活を余儀なくされてしまいますよね。パートナーが家事や育児に協力的であれば仕事休みの日を利用して家事や育児から離れることはできるものの、パートナーも仕事で疲れていることから離れる時間を作ることが難しいという人も少なくありません。

それに対して共働きの場合は働いているため常に家事に追われる必要はありませんし、パートナーが休みの日を利用して家事を休むこともできます。また育児に関しても保育所を利用することで余裕をもって子育てをすることができ、子供と離れる時間を作ることで育児ストレスの軽減にもつなげられるのです。

共働き夫婦のデメリット1:家事分担が上手くできないケースもある

共働き夫婦のメリットとして家事分担ができる点が挙げられていますが、全ての共働き夫婦が上手く家事分担ができているわけではありません。

例えばパートナーが遅くまで仕事をしている場合は多くの家事をこなさなければいけませんし、パートナーが料理など一部の家事が苦手だという場合もその家事を負担する必要がありますよね。特にパートやアルバイトなど短時間の仕事をしているパートナーはどうしても家事分担の割合が大きくなりやすく、そのことに不満やストレスを抱えてしまう人も少なくないようです。

このように本来ならばメリットとなる家事分担がうまく行かないと、パートナーへの不満やストレスが増えていくなど夫婦仲が険悪になってしまう可能性があります。

共働き夫婦のデメリット2:家事や育児に時間を割けなくなる

また、共働き夫婦の場合は1日の多くを仕事と睡眠に費やすことになりますよね。そうするとデメリットとなるのが、家事や育児のための時間を割くことが難しくなるという点です。

専業主婦の場合は1日の多くを家で過ごすことになるため、家事や育児をするための時間を多くとることができます。そのため余裕を持って行動できるので綺麗に家の中を掃除したり料理も時間をかけて手作りのものを提供しやすいです。それに対して共働き夫婦の場合は仕事に出る前と仕事から帰ってきてから寝るまでの短時間しか家事や育児に掛ける時間がなく、余裕を持って対応しにくくなります。

結果的に生活環境を快適に維持できなくなったり、外食や総菜などで済ませてしまうことが増えるなど、生活費の負担が増えてしまうことも考えられます。さらに子供との時間も取りにくくなるため、子育てに時間を掛けたいという夫婦にとっては大きなデメリットです。

共働き夫婦のデメリット3:家庭との両立が難しい

そして共働き夫婦ならではのデメリットとして言われているのが、仕事と家庭の両立の難しさですよね。

お互いに仕事を中心とした生活になりがちな共働き夫婦だと、専業主婦がいる家庭と比較するとどうしても家庭内での時間の余裕がなくなりやすい傾向があります。その結果として家事や育児に時間が割けなくなってしまうというデメリットに繋がり、無理に家庭での時間や余裕を取ろうとすると収入が減ったり仕事がやりにくくなるなどの問題が起きやすいようです。

このため家庭と仕事を両立させようとすると身体的にも精神的にもストレスを抱えやすく、さらに子育てが加わるとより両立することが難しいとされています。もちろん疲れやすくもなるため、共働き夫婦にとってはどのように仕事と家庭、そして育児を両立させていくのかが大きな課題となっているようです。

カジタクの家事代行・整理収納はコチラ!

人気のオススメ記事はコチラ