子供がまだ小さいうちは、仕事と家事の両立が思ったようにうまくいかず、悩んでしまうこともあるでしょう。うまくスケジュールをこなすテクニックを身につけておけば、そのような悩みもなくなります。ここでは、実際に働く主婦が行っている時短術やタイムスケジュールなどを紹介していきます。仕事と家事を両立するコツがわかれば、気持ちにゆとりが生まれるでしょう。
目次
働く主婦が感じやすい不満
小さい子供は急に風邪をひいたり病気にかかることがあります。普段、保育園や幼稚園に子供を預けていても、急病時は子供のところに駆けつけなければなりません。1度くらいであれば仕事を休むことも可能ですが、何度も休んでいると職場からの信頼を失い、最悪の場合仕事を失ってしまうこともあります。
「子どもの急病時に休むことができない」という不満を抱いている主婦はとても多く、子育て中は職場の同僚や上司の理解が必要不可欠となります。
仕事から帰ってきた後は、家族のために食事の支度をしなければなりません。疲れていることは言い訳にならないので、クタクタになりながら家事をこなす主婦も大勢います。「食事作りが面倒」と悩む主婦も多く、仕事と家事を両立する大きなハードルになっています。
時短術を身につけよう
仕事と家事を両立するには、家事の負担をできるだけ減らす努力が必要です。そのためには、時短術を身につける必要があります。これまでただ何となく買い物に出かけていた人も、短い時間で効率よく買い物をすませるように意識転換してみましょう。
買い物に出かける時間がない人は、ネットスーパーや食材宅配サービスなどの便利なサービスを活用することによって、時間を節約することができます。
料理や洗濯など毎日必要になる家事は、思い切って機械に任せると楽になります。食器洗い乾燥機やロボット掃除機、衣類乾燥機などの便利な機械があれば、スイッチ一つ押すだけで家事が終わるので手間がかかりません。
休日に料理の作り置きをしておけば、平日は手早く料理の準備をすることができるでしょう。
パートで働く主婦のタイムスケジュール
8時に出勤して16時に退社するパート主婦の場合、毎朝6時に起床して、朝食の準備や洗濯などの家事を行うことが多いようです。7時30分に朝食をとり、8時に出勤する際に子供を保育園に送り、16時に退社したら子供のお迎えをして帰宅します。18時過ぎに夕食、19時過ぎに子供をお風呂に入れた後、21時までに子供を寝かし付けます。子供が寝てから就寝までは自由な時間です。
仕事と家事を両立している主婦は、何か特別すごいことをしているわけではありません。睡眠時間も毎日きちんと取れており、育児と仕事を無理なく両立している人も大勢います。仕事と家事を両立するには、毎日空いた時間をうまく活用して、仕事に負担をかけないようにすることが大事です。
朝型の生活を取り入れよう
家事はなるべく朝の時間帯に行うようにしましょう。「仕事から帰ってきた後に家事をすればいい」と思っていても、実際に働き始めると帰宅後はクタクタになってしまい、思うように家事もはかどりません。家事をこなすことができない自分に苛立ち、ストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。
仕事と家事の両立ができている主婦は、仕事に出かける前の時間帯をうまく活用しています。朝起きたばかりの時間帯は頭も冴えており、仕事の疲れもないため、短い時間で効率良く家事をこなすことができます。朝のうちに家事を終わらせておけば、仕事が終わって帰宅した後に頑張る必要がなくなり、気持ちにゆとりが生まれます。
朝型の生活を取り入れることが、仕事と育児を両立するための秘訣だと言えるでしょう。
家族の協力は必要不可欠
旦那さんや子供が家事を協力してくれれば、主婦の負担もだいぶ軽くなります。洗濯や掃除など、旦那さんにもできる家事はいくらでもあります。洗濯物を干したり、料理を食べた後の食器を片付けてくれるだけでも、毎日の負担が随分楽になります。旦那さんに協力を求めるときは、簡単な家事からお願いしてみましょう。簡単な家事なら、旦那さんの協力も得やすくなります。
子供が4歳以上になったら、掃除の仕方や食事の片付け方法などを教えて、家事のお手伝いをしてもらいましょう。家事をさせることは、将来自立する子供にとってもいい勉強になります。
最初のうちは、うまく家事ができない子供に苛立つことがあるかもしれません。そんなときはぐっとこらえて、うまくできたら褒めてあげましょう。子供が家事を楽しいと思えるようになれば、主婦の負担も少なくなり、仕事との両立も楽になります。
全部自分でやろうとしないことが大事
子供ができれば、独身の頃のようにバリバリ働けなくなるのは当たり前です。うまくできない自分を責める必要はありません。
仕事と家事を両立したいのであれば、何もかも全部自分でやろうとせずに、家族や職場、自治体など様々なところに協力を求めましょう。利用できるものを積極的に利用することによって、家事の負担も少なくなり、仕事との両立もスムーズにこなせるようになります。
頑張ろうと張り切ることも大事ですが、手抜きをすることも大事です。力の抜きどころを習得すれば、家事の負担も少なくなり、仕事との両立も可能になります。疲れたと思ったら無理して頑張ろうとせず、映画を観たりスポーツをしたりしてリフレッシュしてみましょう。
自分を大切にいたわってあげれば、イライラすることもなくなり、仕事と家事のバランスもうまく保てるようになります。