共働きは何かと忙しくストレスがたまりやすいです。子どもと過ごす時間も減ってしまって「私、何で働いているんだろう?」とふと思うことはありませんか?そんなときは、ワーキングママが仕事を続けるメリットを改めて見直してみましょう。そして、やっぱり働き続けることが大切だと感じたら、時短できる家事の方法を活用して楽をできるところは楽しながら頑張りましょう。
目次
ワーキングママが仕事を続けるメリットとは?
働き続ける最大のメリットはやはりお給料。世帯収入が増えることで、将来に備えるための貯金ができたり、趣味やレジャーにお金をかけたりすることもできます。
給料以外の収入では、ワーキングママは専業主婦に比べ出産時の給付金が優遇されています。誰もが貰える出産一時金のほかに、出産手当金、育児休業給付金も受け取ることができるのです。さらに将来受け取る年金額も多くなります。人生お金が一番ではないですが、あった方が安心や余裕ができますよね。
収入以外のメリット
また、旦那さんが病気になって働けなくなったり、リストラされたりしたときなど、万が一の時でも自分に収入があれば心のダメージも小さくて済みます。人によっては、つちかってきたキャリアが自分に自信を持たせてくれる、社会とつながっていられる、と思う人もいるでしょう。ワーキングママが仕事を続けるメリットは意外に多いのです。
作り置きおかずは王道の調理時短術
家事の中で一番時短しやすいのは食事の支度かもしれません。ちまたで流行の「作り置きおかず」なら、週末にまとめて調理し、平日はチンして並べるだけ。スーパーで買ったお惣菜やレトルト食品、あるいは外食という方法もありますが、自分や家族の健康を考えると手作り料理に勝るものなし。作り置きおかずのレシピは、専門の料理本が書店に並び、インターネットでもたくさん検索できる便利な時代です。コレを活用しない手はないですね。
時短と節約、さらなる時短も可能
一度にたくさんのおかずを作っておいて、冷蔵庫や冷凍庫で保存しながら必要なときに取り出す。同じ料理を2度3度と繰り返して作るより、時間が短縮できるのはもちろんのこと、ガス代が節約できたり、「今日の夕飯何にしよう?」と悩まなくてよくなったりします。まとめて作るので材料もまとめ買いとなり、自然に買い物の回数も減らせます。宅配サービスなどを利用すればさらなる時短もできるでしょう。
毎日料理をしたい人の時短のコツ
大幅に調理の時間が減らせる「作り置き」ですが、レパートリーが少ないうちはメニューが単調になったり、保存のために味付けが濃くなったりしがちです。やっぱりおかずは毎日作りたいという場合の時短のコツ、注目すべきは買い物にあります。
献立を考えてから買い物に行く
スーパーに行ってその日に安い食材でメニューを決める、という人もいますが、時間的に考えるとかなりの無駄に。スーパーを隅から隅までウロウロしたあげく、特にお得な食材が見つからなかったというのもよく聞く話です。まずはチラシをチェックして献立を立てましょう。必要なものだけを買いに行くことで余分な時間をかけずに済みます。献立を立てるのに便利なアプリもたくさんあるので、積極的にそれらを利用してみてはいかがでしょうか?
掃除の時短術は基本にアリ
掃除は基本をおさえるのが何よりの時短です。
汚れたらすぐ掃除する
汚れは時間がたつほど落ちにくくなります。あとでまとめてやろうとするとかえって時間がかかってしまうので、汚れに気がついたらすぐにお掃除を。
汚れにあった洗剤を使う
時間が経って落としにくくなった汚れには、性質にあった洗剤が有効です。汚れにはアルカリ性の汚れと酸性の汚れがあり、酸性の汚れに強いのはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れに強いのは酸性の洗剤です。それぞれの汚れにあった洗剤を使うことで簡単に汚れが落とせます。
アルカリ性の汚れ…水アカ、湯アカ、石鹸かすなど。
酸性の汚れ…食器や調理器具の油汚れ、ビールや日本酒、冷蔵庫など家電についた手アカ、ドロ汚れなど。
時短家電を味方につける
家電はもともと家事を楽にすることを目的に作られていますが、技術の進歩とともに時短家電と呼ばれる商品も多く登場しています。
ロボット掃除機&床拭きロボット
ロボット掃除機が発表されたときは世の中の注目を集めましたが、発売当初はかなりの高額で、遠目で眺めていたワーキングママも多かったでしょう。そして次は家庭用の床拭きロボットが登場。どちらも量産化が進み、安いものなら1万円をきる値段で購入可能です。今や高額な贅沢品ではなくなり、仕事と家事と育児、全部をこなす忙しいワーキングママには必要なアイテムとも言えるでしょう。
ほかにも便利な時短家電はたくさん
自動食器洗い機、調理家電、乾燥機付き洗濯機、布団乾燥機、など家事の手間を省いてくれる家電は数多くあります。ストレスや忙しさで心や体を壊す前に、時短家電を味方につけて生活に余裕を持たせるのも良い方法です。
ワーキングママの時短家事術、最後はパパ
ワーキングママが家事に費やす時間を減らすには、ワーキングママの家事自体を減らせばいい。そこでパパの出番です。共働きであれば、「共家事」も必要になってくるでしょう。
パパに家事を分担してもらうためのおすすめの方法
- 家事をすべて書き出して可視化する(できれば所要時間も)
ママがふだんどれだけ頑張っているかをわかりやすく伝えるためです。家事を分担する必要性が理解してもらいやすいです。 - 何がやれそうか夫に聞く
嫌がることを無理に頼んでも長続きしません。それよりお互いの仕事を尊重しつつやれる範囲で努力してもらいましょう。 - 必要な道具や決まったやり方があれば説明しておく
掃除道具がどこにあるのかわからなかった、やり方がわからなかった、などは夫が家事をやらない理由のベスト3に入ります。 - やってくれたら「ありがとう」の言葉を
家事の分担とは言っても男性側からすると手伝ってあげたという意識があります。分担が定着するまでは「ありがとう」の言葉が大切です。
要注意!曖昧な分担はNG
例えば「早く帰った方がやる」といったような曖昧な分担は、極端な考え方をするとやらなくても良いと言うことになります。こういった考えを回避するためにも具体的に分担を決めましょう。