昔の主婦であれば、ご飯を作って、家族に食べさせて、その後は食器を洗って…と食事の準備にもある程度の時間をさくことができました。しかし今の女性は仕事を持っている方がほとんどです。食事の準備や片付けをいかに短時間にスピーディにこなすかが重要です。特に毎度の食器洗いは意外と時間がかかりますよね。そこで食器洗いを素早く終わらせるコツを教えちゃいます!
目次
まず使う食器をなるべく少なくすることが一番
おもてなしをする時や何か特別な時の食事はお気に入りのお皿を何枚も使ってこだわりの料理を作って並べたいですよね。また、日本の食事は基本的にはお茶碗、汁物のお椀、小鉢、おかずを入れる皿などいくつもの食器を使います。時間に余裕のある時はそうやって料理をいくつものお皿に分けて並べるのはよいのでしょう。
しかし、食器洗いを素早く終わらせようと思ったら、やはり、できるだけ並べるお皿を少なくすることを考えて料理を作ったり、よそったりしたほうがよいと言えます。朝などはワンプレート皿にすると一枚で皿洗いも終わります。
夕ご飯にも、もちろんワンプレート皿は使えますし、丼ものなどにすると、使用するのはどんぶり一つで済みますから楽ですよね。食器洗いを素早く終わらせたければ、まず、使用するお皿の枚数を少なくすることが基本です。
購入できる方はやはり食洗機は楽
食洗機はまだまだ高値の花の家電でもあります。最近は設置している家庭も増えてはいるものの購入を悩まれている方も多いでしょう。金額も高いし、予洗いが必要ならあまり意味がないのではと考えたり、光熱費がかかるんじゃないか…など気になる点もあるのかもしれません。
しかし、やはり共働きの方や育児で疲れている方などには、今の食洗機はあると便利な家電と言えるでしょう。以前の食洗機のように予洗いが不要で、鍋やフライパンも入れることができて洗い具合もしっかりとできる高性能なものが最近は出ています。
また、光熱費も製品にもよりますが、年間数万安くなるというデータもあります。予算に余裕がある方は検討してみるのもよいと言えるでしょう。
食器洗いのコツ
- まず、食器を仕分けます。汚れが軽いものと、汚れがひどいものとに分けます。汚れがひどいものは、あらかじめスクイーパーや紙などを使い、汚れを取っておきます。そうすることで水道代や洗剤の節約になります。茶碗など、ご飯粒が乾くと固まって取りづらくなるものは水につけておきます。
- 次に、「お皿はお皿、茶碗は茶碗に重ねて…」というように食器の形状ごとに仕分けます。
- 更に、繊細なガラス製品といった食器など、材質ごとにも仕分けておけば、シンク内がゴチャついているために割れたりすることも防げるでしょう。安心して洗うことに集中できます。
- 洗う順番としては、壊れやすいものから洗います。できれば、壊れやすいものは、先に棚にしまっておく方が確実で良いでしょう。
- すすぎは、いったん、桶などの大きめの入れ物にまとめて食器を入れ、大まかにすすいでおくと良いです。それから1つずつ食器を洗う方が、効率的な上、節水にも繋がります。
料理上手とは食器洗いも同時進行にする人
料理をしている時に、いったん全部切ったり、焼いたり、煮たりするんだけど、使った鍋や道具はあとでまとめて洗うという方がいます。そうすると、どんどんシンクに洗い物がたまっていきますよね。
さあ、最後にまとめて洗うぞと、意気込んでも目の前のたまった洗い物を前にうんざりした気持ちになってしまいます。
- 料理上手の人の特徴でもありますが、料理で使った鍋や道具は料理の中で使ったらすぐに洗う方が多いです。
そうしていれば、洗い物がシンクにたまることはありませんし、あとで洗うものも少ないですから、気合いをいれて、さあ洗うぞと意気込む必要はなくなります。使った道具はすぐに洗うことを常に意識して料理してみるとよいでしょう。
洗う時はやはり手袋を
少しの洗い物ならさっさと素手で洗ってしまってもよいですが、日々の料理の準備ではたくさんの鍋や食器を洗う方がほとんどでしょう。やはり手荒れが気になりますよね。特に冬場はささくれやあかぎれがしみて痛いというかたもたくさんいます。なるべくきれいな手でいたいというのはどの女性の願望でもあります。
- したがって面倒くさいと思う方もいるかもしれませんが、やはり食器洗いの時は手袋をして洗ったほうがよいです。落ちているかどうかわからないとおっしゃる方もいますが、比較的手にピッタリとフィットする手袋を使えば汚れが落ちているかどうかわかりやすいです。
毎日洗剤に直に触れるのは、手荒れの最大の原因になります。特にぬるま湯で直接素手で洗うのはよくありません。できるだけ手袋をして洗うようにしましょう。
ウエスを上手く活用しましょう
フライパンの油や鍋にこびりついた汚れ、いきなりスポンジでふき取るとスポンジが汚れるから嫌ですよね。そんな時は新聞紙や、キッチンペーパーなどでふき取るのもよいのですが、「ウエス」でふき取ると、汚れのほとんどがとれて、洗いやすくなります。
- 「ウエス」とはいらない洋服や古いタオルなどをハサミで細かく自分の好きなサイズにきって、必要な時に、それで汚れた部分をふき取って、そのまま捨ててしまうというものです。時間の空いた時にでも大量にウエスを用意しておけば、いつでも使えて便利です。
またいらない洋服などが二次利用できるわけですから、有効活用ですよね。食器洗いだけではなく日々の掃除でも使えるので用意しておくとよいでしょう。
オススメ水切りマット紹介
シンク上 食器 水切りラック 2段
キッチンが狭く使いづらい時でも、多くの食器を洗って置いておけるので便利です。そのまま乾くので、食器拭きを省けるので時短になります。水切りの下受けが斜めに傾いているものは、水はけが良いので、衛生的でカビが生えづらいというメリットもあります。
山崎実業 スポンジボトルホルダー ホワイト
食器洗剤を入れるボトルと、スポンジ置きが仕切られ、一体となったホルダーです。吸盤でシンク内に設置したり、吸盤を外して使ってもスタイリッシュです。シンプルなデザインな上、お色も清潔感あるホワイトなのであらゆるキッチンに馴染みます。
シリコーン水切りマット
省スペースのキッチンで活躍します。滑りにくいシリコンに、更にデコボコ加工が施してあるため、洗った食器を置いておいても滑りにくいです。使わない時は丸めてしまっておけるので、かさばりません。ミニマリストにもおすすめです。
お皿を重ねない、そして水につけておくのが基本
食事のあと、さあ、片付けるぞ、と家族のお皿を次々重ねてからシンクに運んでいる方いませんか?そうすると重ねた部分がさらに汚れてしまい、洗う手間を増やすことにつながります。また、こびりついた汚れをそのまま洗剤をつけたスポンジで洗おうとするとなかなか汚れが落ちないこともあります。
- まず、使用したお皿は重ねないことが基本。特に油がついたお皿はただでさえ、やっかいなのに重ねたらますます大変になります。また、ご飯がこびりついたしゃもじなどはやはり、水につけておいたほうが洗いやすいです。
ただ、油ものと一緒に水につけないよう気をつけましょう。米のとぎ汁などをタライに残しておいて、そこにつけておくのも無駄がなくよいです。細かいことですがこういったことをやることが、食器洗いを素早く終わらせることへとつながります。