室内での乾燥を防ぐための加湿器。エアコンを使っている部屋や肌や喉の乾燥対策に、加湿器を導入している家庭が増えています。加湿器は、色々なメーカーから販売されていますが、パナソニックはヒーターレス気化式加湿を採用していて、省エネで効率的な加湿が可能です。パナソニックの加湿器をモデル別に、特徴とおすすめポイントを紹介します。
目次
リビングにぴったりの加湿器「FE-KXS05」
パナソニックのFE-KXS05は14畳、FE-KXS07は19畳向けのナノイー搭載加湿器です。ナノイーは、パナソニックのヘアドライヤーや空気清浄機にも採用されている技術で、空気中に含まれる水から電圧反応でうまれる微粒子のイオンです。
ナノイーは弱酸性で、肌や環境に優しいイオンのため、安心して取り入れることができる技術です。加湿に加えてナノイー機能をプラスすると、肌の水分量が約2倍、潤う速さも約3倍になるメリットがあります。
DCモーターは小さいファンでありながら、高回転で風量が多い特徴があります。急いで室内を加湿したいときでも、お急ぎモードを選択すれば通常より26%短い時間で最適な湿度に到達するのです。エアコンなどを併用している場合にも、加湿が早いので安心して使えることでしょう。
ヒーターレスで省エネができ、1日8時間使用しても1ヶ月の電気代は約53円と安いです。FE-KXSシリーズは広いリビングでも安心して利用することができます。ナノイー搭載で、より潤いを確保したい方や衛生的に使いたい方に最適です。
一人暮らしや子供部屋に最適な「FE-KFS03」
パナソニックのFE-KFS03は、8畳向けの加湿器です。小さいため、持ち運びも容易です。ヒーターレス機能はもちろん付いているので、電気代は1日8時間1ヶ月使ってもわずか27円という安さです。
勉強中や睡眠時に使うことが多い加湿器は、稼働音が気になるという方も多いでしょう。このモデルは、レベルを強にしても、図書館の音よりも静かな34dBです。勉強や睡眠の妨げになることなく安心して使うことができます。
加湿器で気になるのが、お手入れの簡単さです。パナソニックでは、約10年も交換をする必要がない加湿フィルターを採用しています。立体的な編み物で、月に1回水洗いするだけでお手入れは完了します。加湿トレーやタンクは、隅々まで手がとどく洗いやすい構造です。
吹き出し口に溜まる埃は、さっとペーパーなどで拭き取ることができます。小型モデルでお手入れ簡単な加湿器を探しているなら、このFE-KFS03が最適です。
オフィスや店舗に最適な「FE-KXP23」
パナソニックのFE-KXP23は、業界トップクラスの加湿量を誇ります。最大加湿量は2,300mlL/hで、64畳という広い空間にしっかりと潤いを届けてくれるモデルです。
DCモーターは、ポンプを利用してすばやく水をくみ上げます。加湿フィルター部分は大きく、その水分が大量の風とともに空気中に放出されるのです。乾燥しているオフィスや店舗もすばやく潤いを感じることができます。
大容量の加湿器で気になるのがその音ですが、こちらのモデルには静かモードが搭載されていて、湿度は保ちながら静かな加湿が可能です。その音レベルは25dB以下で、会議中の会話を遮ることはありません。
広範囲な加湿ができるFE-KXP23は、ヒーターレスDCモーター搭載気化式加湿機のため省エネも期待できます。1日8時間使用して、1ヶ月約300円程度とリーズナブルな電気料で済むのです。電気料が気になる店舗のオーナーやオフィスで加湿器の導入を考えている方におすすめします。
シンプルなモデルをお探しの方に
パナソニックのFE-KFS05は14畳向け、FE-KFS07は19畳向けの薄型加湿器です。
奥行きが180mmと薄く、壁にぴったりと設置することができます。気化式加湿は、加湿しすぎたり、結露になる心配が少ないです。そのため、壁にぴったりおいても壁を傷つけることなく安心して利用することができます。
給水時には、左右どちらを向けても入れることができるタンクのため、片手で給水ができます。ハンドルはしっかり握れる構造のため、落とす心配もありません。加湿する水は、イオンの力で除菌するため、衛生面が気になる方でも安心して使えます。
このモデルはナノ機能がついていないシンプルなモデルで、その分コストパフォーマンスが高いです。加湿量と消費電力が少なく、消費電力は6Wで、1日8時間、1ヶ月使用しても電気料は約41円とリーズナブルにできます。
機能も充実しており、急いで部屋を潤わせたい場合には、お急ぎモード、運転音が15dBという静かさの静かモード、入眠時の静かさと睡眠中の加湿を両立させるおやすみモードなどがあります。
また、おまかせモードを使えば、常に60%以上の加湿で自動運転が可能です。のど・はなモードも60%以上の加湿をしてくれます。シンプルな機能ながら省エネやコンパクトな高コスパモデルを探しているなら、このFE-KFS05が最適です。
パナソニック加湿器の選び方
パナソニックの加湿器は全てヒーターレス気化式加湿を採用しているので、省エネでパワフルな加湿を実現してくれます。使いたい部屋のサイズで選ぶだけでなく、求める機能に合わせて選びましょう。
シンプルなモデルであればFE-KFSシリーズ、ナノイー機能付きならFE-KXSシリーズがおすすめです。一人暮らしや子供部屋にはFE-KFS03を、オフィスなどの広範囲における加湿ならFE-KXP23を導入するとよいでしょう。